福島少子化相、少子化問題で閣僚委員会開催を提起へ
福島瑞穂消費者・少子化担当相は21日、子ども手当など3党で合意している少子化問題に関して協議するため、「少子化相と財務相、厚生労働相、文部科学相の4人が必須の閣僚委員会の開催を提起したい」との考えを示した。都内で記者団に語った。
訪米中の鳩山由紀夫首相の帰国を待たずに、25日の閣議前後にも提案する方針だ。閣僚委員会では、児童扶養手当の父子家庭への支給や不妊治療への医療保険適用を検討するほか、高校の実質無償化などについても協議する。
子ども手当で所得制限を設けるかどうかについては「大急ぎで試算してもらい、貴重な税金をどう使うのが最も合理的かを詰めたい」と述べ、連休明けにも試算を指示し、その結果を基に意見交換する考えを示した。 (00:41)