さあさあと降る雨音で目覚めた2日目。
昨晩あれだけ食べましたが朝は気持ちの良い空腹感です。
朝食は和食・洋食・養生の3種類から選びます。湯葉粥がいただける養生朝食と迷いに迷いましたが和食にして大正解。
大原野菜を使ったサラダやおかずに、新鮮な平飼い卵の卵かけごはんがいただけます。
炊き立ての土鍋ご飯。お米がつやつや。
黄身が濃くて美味しそう~
これに出汁醤油を合わせて、こう!
幸せ♡
そして一番感動したかもしれないお味噌汁。
このお味噌汁、さつま芋が入っているのですがそれがとんでもなく甘いのです。
これは絶対なにか仕事をしているなと思い訊ねてみると、なんと2時間ローストしたさつま芋を使っているのだそう。
そんなに手間暇をかけているなんて…!家庭では真似できません。
『最高のお味噌汁を作れ』という指令のもと出来上がったお味噌汁。最高に美味しかったです。
卵かけごはんはお代わり。
二杯目も変わらず幸せな美味しさ。
お庭の枝垂れ桜が見える窓際のお席での朝食でした。
チェックアウトの前に、お茶会が楽しすぎてもう一度お願いしちゃいました。
この日は白茶。
ほのかな甘みが感じられるやさしい味わい。
七煎も楽しめるのだそうでまたまたお喋りしながら美味しくいただきました。
上から時計回りに
よもぎの浮島(…であっているかな?名前を失念しました)、デーツx胡桃、山椒とお味噌のクラッカー、米粉と米油のクッキー、紫蘇の琥珀糖
どれも美味しすぎる♡
琥珀糖は大原の紫蘇を使っていて、この赤紫蘇は最も原品種に近く色・香り・味ともに最高峰なのだそう。
浮島もよもぎの香りがしっかりとしていてとても好みのお味でした。
全国にファンを抱える陶芸家市川孝さんの作品たち。
チャーミングなエピソードとともに器の話もたくさん伺って。
話は盛り上がり、仕込み中の柚子の琥珀糖も見せていただきました。
この余った切れ端も愛おしいのですよね。
しゃりしゃり感が控えめでこれもまた美味でした。
雨の日でも楽しめますよと建仁寺をお勧めしていただきその日はそちらを参拝することに。
あとは以前から気になっていたとある場所に伺うことにしました。
朝は本降りだった雨も宿を出ると小雨に。
まずは建仁寺へ。素晴らしい日本庭園を縁側でゆっくりと望みます。
枯山水。
砂紋が美しくてずっと眺めていられます。
吸い込まれそうに鮮やかなブルーの襖絵。
雲龍図。飛び出してきそうな迫力です。
こちらは双龍図。
天井いっぱいに描かれた2頭の龍。先ほどの襖絵と比べるとなんだかちょっとかわいらしいです。
拝観者も少なく雨の日でもゆったり過ごせる建仁寺、本当におすすめでした。
そして以前から行ってみたかった蹴上インクライン。
世界最長の傾斜鉄道の跡地で、線路内から桜並木を愛でることができます。
どこへ足を運んでも見事な満開の桜が楽しめて、とてもよいタイミングで訪れることができました。
さあまたがんばろう。
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