クリスマスが近づいてきました。年内の試験も終わったことだし、クリスマス特集とまいりましょう。
というのも、suipaさんの12月のお題はクリスマス関連で2つ。そろそろupしないと間に合わないよね。
ひとつめはクグロフ型。金属製のものが多いなか、suipaさんでは陶器を扱っています。鮮やかな色・装飾に、柔らかな印象を与えるフォルムは陶器ならでは。
現在は軽くて扱いやすく模様のバリエーションも豊富な金属製が広く出回っていますが、クグロフは元々陶器型で作られてきたお菓子です。
陶器製の型は金属製のものと違って、熱の回り方が緩やかで均一に伝わるため ムラなくふっくら焼き上がるといわれています。
いつもより優しい感じの焼き上がり。陶器だと型離れが心配でしたが、予め型にバターを塗って粉をはたいておいたところ、カパっと綺麗に外れました。優秀。
クリスマスらしくすべくアイシング&プラリネでシンプルに飾ってみました。このプラリネ、見た目だけでなくおいしさもピカイチ。つまみ食いがとまりません。
ナッツを軽くローストして砂糖と一緒に火にかけただけですが、かなり危険なお菓子です。
プラリネの作り方……
ナッツ(今回はアーモンドとカシューナッツ各60gで合わせて120g)を150度で10分ほどローストしておきます。
鍋に砂糖と水(それぞれ50gと25g)を入れて火にかけ、ぶくぶくとしてきたらナッツを加えます。
気長に混ぜ続けていると白く結晶化した後カラメル化するので好みの色になったら火からおろしてオーブンシートに広げます。冷めたらぱりぱりと割ってできあがり。
クグロフ型、中はこんな感じ。詳しくはこちら→★
さて、肝心のケーキについてですがこれはかなりのヒット作。スパイス香るしっとりとした生地とプラリネの相性は最高だし、隠し味として加えたコーヒーがいい仕事してる。
多めに作ってパウンド型でも焼いていたのですが正解でした。上の飾りがなくても十分おいしい。
**プラリネのケーキ**
(作りやすい分量。suipaさんのこちらのクグロフ型のみを使うなら、↓の半量で大丈夫だと思います)
薄力粉100g B.P.2g シナモン0.5g オールスパイス0.5g アーモンドプードル20g バター100g 砂糖100g 卵2個
インスタントコーヒー2g カルーア10g プラリネ適宜
(最近スケールを買い替えて0.1gまで量れるタイプにしたので作業が捗ります。以前は0.5g単位のものだったので……スパイス系はほぼ目分量でした)
準備:型にバターを塗り強力粉をはたいておきます。
1.室温に戻したバターを白っぽくふわっとするまで泡立て砂糖を3回に分けて加え混ぜます。アーモンドプードル、インスタントコーヒー、カルーアも加え混ぜます。
2.卵を5回ほどに分けて加え、その都度分離しないようよく混ぜます。粉類を合わせて篩い入れゴムべらでさっくり混ぜ合わせます。
3.粉気が残っているうちにプラリネを加えてざっと混ぜたら、型に流し入れて180度に予熱したオーブンで30~35分焼きます。粗熱が取れたら型から外してラップでくるんでおきましょう。
4.アイシング(およそ粉糖:水=7:1)を上からかけて、プラリネを飾ったら出来上がり。
今回使用したsuipaさんのクグロフ型はこちらから→★
一回り小さいサイズですが、黄色バージョンもありますよ。こちらも可愛らしいですね。
ただいまクリスマス特集も開催中。気になる方は下のバナーからどうぞ!
今日もぜひぜひ応援クリックお願いしまーす
こちらもどちらかぽちっと…
無化学肥料にこだわり大切に育てられた柿。それを干したらどんなにおいしい干し柿となるのでしょう。ぜひ味わってみたい♪
焼き菓子はどうしても単調・地味になりがちでいつも頭を抱えているので、そう仰っていただけると嬉しいです。
今まで陶器の型でケーキを焼いたことがなかったのですが、陶器もなかなかよいものだなぁと。懸念していた型離れも難なくクリアしましたし、思ったより軽いという点でもこちらはおすすめです☆