赤トンボというのは
トンボ科のトンボで赤くなるものを指すようだが
それは1種類ではない
両手で数え切れないほどの種類の赤トンボがいるのだ
最も有名なのがアキアカネ(秋茜)だが
子供に聞かれるたびに
「多分アキアカネだよ」
なんて煮えきらない返事をするのは嫌なので
赤トンボの見分け方について調べたことをここにメモしておく
赤トンボを見る時まず見るべきは翅である
翅が透明で、黒い部分や黄色い部分がなければ
そのトンボは5種類に絞られる
次に見るのは胸だ
赤トンボの胸の斜めの線
3本の斜め線が見えたら
アキアカネかナツアカネである
そしてそのうち真ん中の線が
「ハライ」ならアキアカネ、「トメ」ならナツアカネ(夏茜)だ
上と次の写真がアキアカネ
下の写真はナツアカネ
次に見るべきなのは顔
顔の正面に豚の鼻のような黒い紋のある赤トンボがいる
マユタテアカネ(眉立茜)である
あらら豚の鼻じゃなくて眉だったのね
下がマユタテアカネ
翅の透明な赤トンボは他に
マイコアカネ(舞妓茜)やヒメアカネ(姫茜)がいて
胸の模様で識別するが
私の写真には手持ちがなかった
本校の周りでは飛んでいないのかもしれない
この近辺では感覚として赤トンボの三分の一が
アキアカネのようだ
翅に模様のある赤トンボは明日紹介予定
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