10月になって気温が下がるとともに
虫たちも元気がなくなっているのが寂しい・・・
職員室に花蜂がまぎれ込んできて
窓に止まった
やはり元気がない
寒いのでひなたぼっこをしているようだ
そっと指を差し出すと
温もりが恋しいのかはい上がってきた
この蜂はトラマルハナバチ
ミツバチ科の昆虫
ミツバチより一回り大きい
針は持っているが滅多に人を刺したりはしない
巣を掘り起こされても
針を見せて脅かすだけで刺さないという話もある
どこぞの自衛隊のようだ
マルハナバチの仲間は
蜜を集める時に花粉を仲介してくれるので
花達の大事な友人だ
5年生の国語の教科書にも載っている
春の元気な頃に撮った写真もあった
紹介しよう
マルハナバチの中でもこのトラマルハナバチは
口吻が一番長くて花を傷つけずに蜜を集めることができる
欧州から日本にやってきた
セイヨウオオマルハナバチなどは口吻が短く
花を食い破って盗蜜するので
受粉が阻害されて問題になっている
さてこのかわいいトラマルハナバチ
しばらく体温で暖まっていたが
動けるようになったので
花壇に連れていくと
花に乗り移ってしばらくしてから飛んで行ったのだった
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます