日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

虎丸花蜂(トラマルハナバチ)

2007-10-08 | 昆虫

10月になって気温が下がるとともに

虫たちも元気がなくなっているのが寂しい・・・

 

職員室に花蜂がまぎれ込んできて

窓に止まった

やはり元気がない

寒いのでひなたぼっこをしているようだ

そっと指を差し出すと

温もりが恋しいのかはい上がってきた

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この蜂はトラマルハナバチ

ミツバチ科の昆虫

ミツバチより一回り大きい

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針は持っているが滅多に人を刺したりはしない

巣を掘り起こされても

針を見せて脅かすだけで刺さないという話もある

どこぞの自衛隊のようだ

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マルハナバチの仲間は

蜜を集める時に花粉を仲介してくれるので

花達の大事な友人だ

5年生の国語の教科書にも載っている

 

春の元気な頃に撮った写真もあった

紹介しよう

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マルハナバチの中でもこのトラマルハナバチは

口吻が一番長くて花を傷つけずに蜜を集めることができる

欧州から日本にやってきた

セイヨウオオマルハナバチなどは口吻が短く

花を食い破って盗蜜するので

受粉が阻害されて問題になっている

 

さてこのかわいいトラマルハナバチ

しばらく体温で暖まっていたが

動けるようになったので

花壇に連れていくと

花に乗り移ってしばらくしてから飛んで行ったのだった

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