日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

秋茜(アキアカネ) 赤トンボ1

2007-10-10 | 昆虫

赤トンボというのは

トンボ科のトンボで赤くなるものを指すようだが

それは1種類ではない

両手で数え切れないほどの種類の赤トンボがいるのだ

最も有名なのがアキアカネ(秋茜)だが

子供に聞かれるたびに

「多分アキアカネだよ」

なんて煮えきらない返事をするのは嫌なので

赤トンボの見分け方について調べたことをここにメモしておく

Dsc04773

赤トンボを見る時まず見るべきは翅である

翅が透明で、黒い部分や黄色い部分がなければ

そのトンボは5種類に絞られる

次に見るのは胸だ

赤トンボの胸の斜めの線

3本の斜め線が見えたら

アキアカネかナツアカネである

そしてそのうち真ん中の線が

「ハライ」ならアキアカネ、「トメ」ならナツアカネ(夏茜)だ

上と次の写真がアキアカネ

Dsc06741

下の写真はナツアカネ

Dsc08387

次に見るべきなのは顔

顔の正面に豚の鼻のような黒い紋のある赤トンボがいる

Dsc05945

マユタテアカネ(眉立茜)である

あらら豚の鼻じゃなくて眉だったのね

下がマユタテアカネ

Dsc08335_2

 

翅の透明な赤トンボは他に

マイコアカネ(舞妓茜)やヒメアカネ(姫茜)がいて

胸の模様で識別するが

私の写真には手持ちがなかった

本校の周りでは飛んでいないのかもしれない

この近辺では感覚として赤トンボの三分の一が

アキアカネのようだ

 

翅に模様のある赤トンボは明日紹介予定

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