日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

鼈甲羽衣(ベッコウハゴロモ)

2007-08-11 | 昆虫

研究に使うダンゴムシが足りないよぅ

と甥っ子がいうので

近所を探索した

ワラジムシばかりでダンゴムシが見つからない

もともと岩手にはオカダンゴムシは少ない訳で

見つからないのも不思議ではないが

困った

明日は学校まで足を延ばすか

 

探索中に素敵な出会いがあった

1_15

この子である

一見、植物の種のように見えるのだが

よく見ると

2_16

虫である

これはベッコウハゴロモの幼虫

ハゴロモはセミやヨコバイやアワフキムシコナジラミ等と

同じ半翅(カメムシ)目の仲間だ

お尻についた綿毛が特徴で

カイガラムシ同様にロウ物質でできている

3_15

それほど珍しい虫ではない筈なのだが

今まで会えなかった

ようやく会えたよ

羽衣の名も鼈甲の名も

この幼虫の姿からきているようだ

大人になると目立たない蛾のような姿になってしまう

二十歳過ぎれば只のヒトといった所か・・・   

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« かき氷 | トップ | 陸団子虫(オカダンゴムシ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事