ばあちゃんと買い物に行っていた姪っ子が
こんなカプセルトイを買ってきた
鉛筆削りのような刃がついていて
実際にかき氷ができるという
喜んで小さな氷を作り
指の先程のかき氷を作って楽しんでいた
それを見ていたばあちゃんは
本当の機械があるぞといったばかりに
かき氷大会
このかき氷器ってワシらが子供の頃からあるような・・・
単純な器械は長生きするなあ
ちなみに
シロップは新しく買ってきた
メロンとイチゴだが
果汁が入っているわけはない
中身はほぼ同じで
果糖ブドウ糖液糖、増粘多糖類、甘味料
香料・酸味料でフレーバーを変えているが
一番の違いは色だよね
左の量産型メロンシロップは
合成着色料の青と黄色を混ぜて緑色にしている
青色1号
黄色4号
合成着色料というと体に悪い得体の知れない化学物質
というイメージがあるが
得体の知れないどころか
現在11種類しか存在せず
徹底的に身体検査されているので
下手な天然の物質よりも安全は保障されているといえる
分子模型としてはごてごてしていて美しくはないね
さて右側のシャア専用イチゴシロップの色素は
天然色素だった
コチニール色素
このコチニール色素
茜染めのアカネ色素に似ている
プルプリン(日本アカネ)
アカネ色素は近年、発がん性が認められ
天然色素ではあるが食品には使用できなくなった
その点コチニールは古くから使用されていて
カンパリの鮮やかな赤色もコチニールの手柄だ
しかし、安全な天然色素コチニールにも弱点がある
実は昆虫からとった色素なのだ
サボテンに付くカイガラムシの仲間
コチニールカイガラムシ(エンジムシ)を乾燥させてから
アルコールなどで抽出することで作られる色素なのだ
昆虫からとると言うだけで真っ青になる人も居るが
その人の口紅にもコチニール色素が使われていたりする
それに同じ節足動物のエビやカニを
ありがたがって食べているのだから論理的ではない
カイガラムシにも感謝して氷イチゴを食べよう
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