横須賀で発生したタクシー運転手刺殺事件から何週間もたってからようやく容疑者のイージス艦乗組米水兵の身柄引き渡しと逮捕。当初から本人のクレジットカードが遺留品としてあり、指紋も含め、知人の家などで、容疑者の生体情報などやまほどあったはずだが、日本政府はようやくおっかなびっくりでアメリカ側に身柄引き渡しを要求。今日逮捕となった。そもそも同水兵が脱走兵となった段階で、日本警察に捜査を依頼すべきだろう。そうすれば不幸な刺殺事件も発生しなかったはずである。東京でこの容疑者の身柄を確保したのは米軍だが、まさか丸腰で逮捕にむかうはずがないから、日本の中で他国の憲兵が拳銃をぶらさげてうろうろしている現実をこの事件はあきらかにした。こんなことを許していては主権国家ではない。おりしも民主党は初めて「思いやり予算」に反対票を投じた。安保は日米基軸と言い続けた中で、反対投票するには清水の舞台から飛び降るほどの覚悟がいる。しかし、これが第一歩だ。地位協定を含め、抜本見直しが必要だ！