4月1日の快挙

ついにガソリン暫定税率が失効した。これにより軽油の17円は今日4月1日から、そしてガソリンは25円相当が高い税率でガソリンスタンドが購入した在庫が切れ次第ガソリン価格が下がることになる。しかし、社会変化に敏感に対応するスタンドでは直ちに新税率での価格で販売すると昨日のニュースでも各地の様子が報道されていた。これは別に無理しなくても、再びガソリン税率が上がることがあっても、以前の低い税率で大量に在庫すればいいことだから、ちょっとまともな経営感覚があれば、そんなに悩むバクチではない。
ところが、ところがですぞ、小生のテリトリーの都筑・港北ではガソリンスタンドはななんと、レギュラー１リッター148円のまま、早朝に港北都筑の境界あたりで1リッター130円という小さいスタンドのみ。セルフでないスタンドにいたっては、153円なんてところもあった。さらにひどいのは、価格の数字や電気のイルミネーションが消えていて、一体、いくらか分からないようにしているスタンドもあった。安くなったかと思って車を乗り入れたら、初めて価格が下がっていないことに気づく仕組みだ。このスタンドの経営者の根性はどういうものだろう。
これが業界圧力かなとガッカリして事務所にもどったら、まずセンター南近くの交差点で堂々の125円のセルフスタンド（写真参照）。しかも、事前に新税率の巨大看板まで用意してあった。さらに事務所の間近の有人スタンドで126円。両方とも港北ニュータウンの奥様のお気に入りといわれるサービスのよいガソリンスタンドだが、その経営姿勢にはなるほどなと感心した。こういうのを企業家精神というものだろう。明日はこうした努力するガソリンスタンドの苦労をインタビューに行きたいものだ。