日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

春待つ夜

2024-02-12 | Weblog
久し振りの青空。
2月も半ば近くになると僅かでも陽が長くなり
気分がアップ。

『♩灯火ちかく 衣縫う母は 春の遊びの楽しさ語る
居並ぶ子らは指を折りつつ 日数かぞえて 喜び勇む
囲炉裏火は とーろ とーろ・・・』



毎年この頃になると口ずさむ唱歌「冬の夜」
囲炉裏はなかったけれど、大きな火鉢に家族が集い
賑やかに過ごした冬の夜
終戦から5・6年経っても下町の家庭団らんはこの風景

孫がまだ小さいころには絵本などにも時折あった情景に
補足をしたり、語ったりしたものだが


夕食が済むと各自 自分の部屋に引き上げ、エアコンをつけ
タブレットを離さず、の昨今の家庭内別居のさま。

もう今さら彼にも話す気にもなれず、タブレットを離さない
まさにその一人になってしまいました。






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4 コメント

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YOASOBIの「アイドル」は如何 (sirousagi gamanoho)
2024-02-12 17:11:52
ご同志よ!
美化された遠い思い出に浸っていては「老化進行」するばかりですよ
 冬の夜は明治45年の唱歌ですから
「戦の手柄を語る」なんて話題に事欠かない歌詞も有りますが。

個室で培われる自立心?
タブレット端末は世界の情勢を伝えてくれますよ。
エアコンの快適温度で底冷えから守られテ。

老女組もどっぷり恩恵に浸かってこの世の栄華?を楽しみましょう(因果応報
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Unknown (オールドレディー)
2024-02-13 10:32:41
家族団らん、なんて言葉はもうすっかり死語になった? 昔は夕方になると小さな子供はテレビの前に座り込んだものですが、最近の子どもはテレビを見なくなって、スマホさえあればいいらしいですね。
若い社員は忘年会、新年会も敬遠するとか。リモートが中心となって会社は小さくていいからと転居する企業も少なくないそうです。時代が変わったら生活様式だけでなく、人間の気持ちまで変わってしまったようです。人間死ぬときは一人、覚悟はできてますか?
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sirousagigamanohoさま (suri-riba)
2024-02-13 15:41:42
もう周りを見ていると「生きているのが面倒や」と言うお仲間たち。時折亡母が待っていてくれるかなぁ?
と思いながら子供の頃をおもいだす。
「98歳 戦い止まず 日が暮れず」読んだところです
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オールドレディさま (suri-riba)
2024-02-13 15:47:05
最近 若い人たちの様に紙の新聞を取らず、ネット新聞にしようか・・と思いましたが、やっぱり寂しい。
古新聞の処分も厄介になってきているのでね。

時代が変わろうとやっぱり直ぐには切り替えるには勇気が要りますね。
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