日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(9)

2017-08-31 20:59:03 | 旅行・ハイク&ウォーク
 8月13日、あっという間に一週間が過ぎもう最終日。UAの成田行きは毎日3本あり、最終便をチョイスしそれまでは島内見学。セスナで島の上空を一周(約1時間のはず)、レンタカーで戦跡をと思っていたのだが色々と考えた結果、ホテルにレンタカーを置いたまままずはヒルトンホテル前からガ・ビーチまで2kmほど、途中に遺されたトーチカを見ながら浜を歩くことにした。

 ギラギラ照りつける太陽の下、大部分が親子連れで賑わうグアムのビーチを普通の格好で歩く中年男ふたり、けっこう異様ではないか。だが戦いの現場を訪ね距離感を掴むことは戦史研究上とても重要と友人は満足げであった。何のためにレンタカー借りたんだよぅ…砂浜の行軍は意外に時間を要し、のんびりスタートしたせいもあってこれで午前は終わってしまった。チェックアウトタイムだ!ガン・ビーチ上の日航ホテルからタクシーで宿へ戻り、1時間だけチェックアウトを延長して貰いシャワーを浴びて出発。レンタカーで太平洋戦争博物館(写真)を訪ね、見終わってから遅めの昼食を摂ったらもうタイムアップ、空港へ戻る時間になってしまった。わずか50kmほどの走行距離でレンタカー返却。まぁ予定は天気と体調次第なので仕方ないね。

 UA873(N215UA:777-200)で3時間4分、成田からバスで東京駅に戻ったが交通情報以上に渋滞がひどく、1時間40分ほどもかかってしまいグッタリ。情けない最後だったが無事に旅を終えられた。来年の夏の行き先はもう決定!さっそく細かなプランを考え来月の航空券発売に備えようかねェ。(おわり)
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(8)

2017-08-31 06:58:03 | 旅行・ハイク&ウォーク
 マジュロまで来ればラスト1区間を飛んでホノルルに至り、、日本への直行便で帰りたい。が、調べたところ航空券がバカ高くなってしまうことが判明。来た道を折り返して帰国することにしたのだった。8月12日、折り返す。UA154(N73299:737-800)は行きには寄らなかったコスラエ、クワゼリン、ポンペイ、チュークと4ヶ所も寄ってトータル8時間2分でグアムに到着。着陸~荷物ガタガタ~乗客ゾロゾロ~離陸の繰り返しは少々うんざりした。特にこちらの人間は荷物が多く動きが遅いため見ているとイライラする。物珍しさで1回乗っても良いが、以降は御免蒙りたい。それにしても、上空から見たあちこちのラグーンは本当に綺麗だった。

 グアムでは空港到着時からレンタカー(NISSAN SENTRA)借用、おかげでホテルへの移動もラク。明日は最終日である。

 Royal Orchid Hotel
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【本】数多久遠著 深淵の覇者(祥伝社)

2017-08-31 06:56:59 | 本・映画・展覧会
 元自衛隊の幹部(ってどのくらいの階級?)だったと言う著者によるリアリティ溢れるミリタリーサスペンスで、「主役」は海自の潜水艦。婚約者であるサブマリナーを事故で失った女性自衛官が、ある事件をきっかけに真相を隠されていた恋人の本当の死因に迫る…。

 潜水艦が主役な物語と言うとコミック「沈黙の艦隊」を思い出してしまう。アレは超面白かった。本作を読みつつ「沈黙」の画を思い出していた。海中深くで人知れず行われている国同士のせめぎ合い、謀略。技術の集大成である潜水艦を駆る者たちの競り合い。自分なら耐えられるだろうか?無理だ。

 ミリタリー物に限らず、業界物を書くとき専門用語がないとリアリティに欠ける。だが冗長な用語解説は興を削ぐ。本書は専門用語を多用しながらも読者がまごつかないようさりげない補助がされており、読むのに欠かせないスピード感を殺すことなく理解して読み進めることができ著者の力量を感じた。

 きっと本書のテーマも、海上自衛隊か防衛省のどこかで秘密裡には検討(シミュレート)されたことのあるテーマなんだろうな。

 2017年8月12日 マーシャル諸島マジュロのホテルにて読了
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(7)

2017-08-30 20:51:42 | 旅行・ハイク&ウォーク
 飛行機の都合でマジュロは3泊する。8月11日、今日は殆ど部屋でのんびり。本・酒・昼寝・ビデオ。

 金曜の晩だからか、ホテルのプールサイドではBBQディナーが食べられ、多くの客で賑わっていた。激しいスコール。明日は折り返しての帰り道だ。

 マジュロ・Marshall Islands Resort
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(6)

2017-08-30 06:44:24 | 旅行・ハイク&ウォーク
 8月10日、マジュロ。あまり見る所などなさそうな島(と言うかラグーン)であるが、動かないことには仕方がない。宿でレンタカーを借りられるので端から端まで走ってみた。

 最初に寄った観光案内所には日本人のスタッフが詰めていてビックリ、JICAのシニアボランティアだそうだが他にスタッフがいないのを幸い、観光だけでなく島の事情や島人気質、果てはJICAシニアボランティアの実態など1時間以上も長居して有益な話を伺った。立派な観光パンフレットもあり、できれば空港到着時に入手したかったなぁ…

 レストランでのんびり昼食したり、博物館を見学したり、スーパーで土産になりそうな物を物色したり。マジュロ産の食品は皆無に近いため民芸品以外の土産物探しは苦労する。そして慰霊碑で線香。走って改めて、実に細長いラグーンの上に成り立つ社会であることを実感した。

 本日の走行距離:約105km

 マジュロ・Marshall Islands Resort
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(5)

2017-08-29 20:41:32 | 旅行・ハイク&ウォーク
 2泊したチュークを離れ、今日は移動日。経由便に乗るなんて本当に久々、過去のフライトでも数回しか経験していない。時差のおかけで昼前から夜まで時間がかかっているように見えるが、実際にはそこまでではない。11時前、今日もUA155便(N37298:737-800)でフライト開始。19時前、マジュロに到着、ここはマーシャル諸島となる。寄港時間も含め5時間20分の旅だった。飛行機はこのあと最後のひと飛び、4時間以上の長丁場で最終目的地のホノルル到着は夜中の2時半、お疲れ様である。

 マジュロはよくボーイング737がアメリカからのフェリーフライトが寄る所で、その筋の方々には知名度が高い。そしてマーシャル諸島と言えばビキニ環礁など核実験で人々が強制移住させられた被爆国でもある。着陸進入時にも見えて驚いたが、陸地とも言えない様な狭い環礁の上に町が細長く展開しているのであった。こんあ場所に一体なにがあると言うのか。

 ところで最後まで宿からの回答がなく、入国審査は確約されていないホテルの名前を言って突破し、空港で送迎バスを見つけ予約者名簿にはなかったが知らん顔して乗車。フロントで「メール3度送ったのに(本当)返事来なかった、部屋準備してちょうだい!」と交渉して見事?ツインルーム3泊を確保したのだった。ダメなら最悪ラグーンで野宿だったぜ、ふぅ(汗)。久々で宿無しで到着の緊張感を味わった。写真は途中で寄航したクワゼリン、ここの環礁は米軍関係者以外おられず、その他の乗客は直ぐにフェリーで近隣の島へ散ってゆくそうだ。

 マジュロ・Marshall Islands Resort
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【本】齊藤成人著 「最高の空港の歩き方」(ポプラ新書)

2017-08-29 06:28:49 | 本・映画・展覧会
 夏休み、旅行、飛行機。お前はいつでもお構いなしに乗ってるだろってツッコミは無しでオナシャス!

 建築やサービスや名物、色々な切り口での空港紹介。国内ばかりでなく海外の空港も紹介。内容が散漫になりそうなところだが上手いこと章分けして喰い止めている。

 そう言えば、空港内をウロウロすることってなくなりましたね。荷物を持って(引き摺って)歩くのが面倒だし、滅多に買いたい物はないし(買わないようにしてるし)。ラウンジが使えることが多いのも一因かな。この本を読んだら、たまには無意味に歩き回ってみようかと思いました。

 2017年8月2日 通勤電車にて読了
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(4)

2017-08-28 19:27:48 | 旅行・ハイク&ウォーク
 8月8日、4日目。9時に宿の車で島内半日観光に出発。と言っても島はさほど広くなく、頑張ればMTBでも回れるんじゃ?とは言え強烈な日差しを避け、私有地らしい戦跡に入るにはツアーアレンジして貰う他ない。回ったのは丘の頂上近くの洞穴を利用した砲台(写真)、司令部か何かに使われていた建物(教会運営の高校として現役)、旧灯台跡、慰霊碑など。穴ぼこだらけの道路を移動するのに時間がかかり4時間ほどのツアーのうち1/3はクルマの中だった気がする。何はともあれ、青い海に不釣合いな、錆付いたり劣化崩壊しつつある日本軍の名残り達であった。

 暑い中を中心部まで行く気がせず、昼寝のあとは部屋のバルコニーで読書。ビール→昼寝→読書→水浴び、はリゾートの王道ですな(笑)

 チューク・BLUE LAGOON RESORT
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(3)

2017-08-28 06:25:34 | 旅行・ハイク&ウォーク
 8月7日、3日目。グアムからホノルルまで、太平洋の島々を点々と経由しながら1日がかりで飛んでゆく「アイランド・ホッパー」と呼ばれるフライトがほぼ1日おきに運航されていることは航空ファンの間で有名であり、今回はそれに乗って移動する。UA155便(N77295:737-800)でグアムを出発、1時間39分で到着。スーツケースを受け取ってみるとキャスターの一部が破損していた。ダブルタイヤのため引っ張れないことはないが、とにかく破損申告。

 降機したのは最初の寄港地、チューク。「トラック島」と言えば思い当たる人も増えるだろうか。大日本帝国海軍・連合艦隊の一大泊地であり、大型の陸上攻撃機が離着陸できる飛行場も整備されていた重要拠点なのだった。ちなみにここはミクロネシア連邦となる。訪問国1つ追加♪なかなか連絡がつかず(返信が来ない)グアムでようやく予約を確認できた宿に有料送迎を依頼。右側通行の国だが右ハンドルの日本流れ中古車が8割くらい?道路の整備状況は悪く、ゆったりとした人々の歩み同様クルマも30kmくらいでノロノロと走っている。

 いよいよ「島モード」、昼からビールを飲んで昼寝、夕方にホテルの前の海に使ったらお湯のようだった。これでは魚は居られまい。写真はグアム出発間際、既に乗客が搭乗しているのにタイヤ交換を始めた信じられないシーン。これだから米系キャリアは…

 チューク・BLUE LAGOON RESORT
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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(2)

2017-08-25 06:20:44 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝7時半、迎えのタクシーで空港へ行き軽飛行機(チェロキー6)でテニアンへひと飛び。ここは言うまでもなく広島、長崎に原爆を投下したB-29が発進した飛行場(基地)のあった島。周辺の島々と同様きれいな海に囲まれマリンレジャーが観光のメインだが、我々は件の飛行場ほか、戦跡を回るツアーをアレンジした。手配したのは当島在住の日本の方、我々だけのプライベートツアー。訪島者のメインはサイパンから日帰りする中国人客だそうで、ツアーの最中いろいろな「島事情」を伺った。

 クルマで見て回ったのは電信施設、B-29が発進した旧滑走路、原爆搭載ピット、司令部跡、砲台、弾薬庫、戦没者慰霊碑など。昼食は島内の食堂で。道路自体が元は兵站ルートとして整備されたものであり戦争抜きで島は語れない印象を受けた。原爆がB-29に積み込まれた2つのピット(写真)はガラスの覆いが掛けられ保存されている。展示されたパネルで尾部爆弾倉への搭載の様子が解った。ふと気付けば今日は8月6日、広島被爆の日。時刻はと見れば原爆が炸裂して1時間ほど経ったころ、70数年前に海の向こうで地獄絵図が展開されていたことは、容赦なく照りつける日差しの下では想像し難い。慰霊碑前では持参した線香ひと束に火を点けた。

 夕方、同型機(N4756R:チェロキー6)でサイパンへ戻り、UA6398便(N42836:ATR42)い乗り継いでグアムまで戻って宿泊。飛行時間はそれぞれ15分、34分。チェロキーは幸運なことに往復とも最前列右席、おかげで軽く操縦棹に触れたりペダルに足を付けたり、パイロットとの会話も弾んだ。宿泊地を日替りにしたくはなかったが、明朝も朝イチの出発なので止むを得ない。あと1日早く来ていればサイパンでの戦跡訪問も出来たのだが、残念ながら素通りとなってしまった。日本からサイパン直行便はデルタ航空のみが残っているので、改めて2泊3日くらいで来ようと友人と話したのだった。

 グアム・WYNDHAM GARDEN GUAM
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