日々のつれづれ(5代目)

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2017年8月5日~13日 【旅行】中部太平洋慰霊の(?)旅(2)

2017-08-25 06:20:44 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝7時半、迎えのタクシーで空港へ行き軽飛行機(チェロキー6)でテニアンへひと飛び。ここは言うまでもなく広島、長崎に原爆を投下したB-29が発進した飛行場(基地)のあった島。周辺の島々と同様きれいな海に囲まれマリンレジャーが観光のメインだが、我々は件の飛行場ほか、戦跡を回るツアーをアレンジした。手配したのは当島在住の日本の方、我々だけのプライベートツアー。訪島者のメインはサイパンから日帰りする中国人客だそうで、ツアーの最中いろいろな「島事情」を伺った。

 クルマで見て回ったのは電信施設、B-29が発進した旧滑走路、原爆搭載ピット、司令部跡、砲台、弾薬庫、戦没者慰霊碑など。昼食は島内の食堂で。道路自体が元は兵站ルートとして整備されたものであり戦争抜きで島は語れない印象を受けた。原爆がB-29に積み込まれた2つのピット(写真)はガラスの覆いが掛けられ保存されている。展示されたパネルで尾部爆弾倉への搭載の様子が解った。ふと気付けば今日は8月6日、広島被爆の日。時刻はと見れば原爆が炸裂して1時間ほど経ったころ、70数年前に海の向こうで地獄絵図が展開されていたことは、容赦なく照りつける日差しの下では想像し難い。慰霊碑前では持参した線香ひと束に火を点けた。

 夕方、同型機(N4756R:チェロキー6)でサイパンへ戻り、UA6398便(N42836:ATR42)い乗り継いでグアムまで戻って宿泊。飛行時間はそれぞれ15分、34分。チェロキーは幸運なことに往復とも最前列右席、おかげで軽く操縦棹に触れたりペダルに足を付けたり、パイロットとの会話も弾んだ。宿泊地を日替りにしたくはなかったが、明朝も朝イチの出発なので止むを得ない。あと1日早く来ていればサイパンでの戦跡訪問も出来たのだが、残念ながら素通りとなってしまった。日本からサイパン直行便はデルタ航空のみが残っているので、改めて2泊3日くらいで来ようと友人と話したのだった。

 グアム・WYNDHAM GARDEN GUAM
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