goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】新潮文庫の100冊

2025-08-27 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 雨宿りを兼ねて駅ビルの本屋に入りウロウロしていたら、懐かしい夏フェアをまだやっていた。「新潮文庫の100冊」、確か最初に知ったのは中学の夏休み課題、読書感想文でのことだったか。毎年少しずつ入れ替えがある100冊、完読を目指したけどドストエフスキー「罪と罰」とかに阻まれ宿願は果たせなかったな。フェア収録作品をまとめた小冊子があったので、貰って帰宅した。

 今はどんな作品がピックアップされているんだろう。小冊子を1ページ1ページ繰ってゆくと、全く知らない作家、タイトルだけ知ってる作品ばかりになっていた。当たり前だな。それでもまだ、全体の1/4くらいは過去に読んだ本がリストアップされていた。さすがに今、これらの本を読破しようとは思わなかったが。

 今年に入って急速に遠視と乱視が進み、本を読むのが億劫で仕方ない。ああ、面倒だけど作り替えるか。この小冊子で、ちょっとだけ本を読む意欲が復活した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】樋口明雄著 「田舎暮らし[読✕]毒本」(光文社新書)

2025-08-21 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 田舎暮らしはイメージされるほど楽ではありませんよと言う、タイトルから想像されるとおりの内容。著者名に見覚えがあると思ったら、「山岳救助隊K-9」シリーズほか何冊か読んでる人だった。本作の舞台となる著者の住まいは山梨県北杜市。

 とにかく、あらゆることで留意事項と言うか苦労話と言うかがある。安閑とした田舎暮らしなんてどこの話だ。家を建てる上での注意、薪ストーブ使用の手間、水問題、ハンターとの衝突、土地区画整理による里山消失、よくもまあ次から次へと…著者は不幸体質か?

 それでもこの地に住み続けるのは、色々あるけれどもこの土地の暮らしが気に入っていると言うことなのだろう。トラブルや不自由を上回るなにか、そこら辺はあまたの「田舎暮らしの本」で喧伝されているからか、あまり触れられていないのは著者の矜持か。

 2025年8月8日 自宅にて読了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】伊藤将人著 「移動と階級」(講談社現代新書)

2025-08-12 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「移動の機会や実現可能性、結果には”差”がある。それは、グローバル化した世界の中で、『移動しやすい人』と『移動しにくい人』、『移動できる人』と『移動できない人』の分断を深め、格差や不平等さを拡大させている。これが本書の主張であり、結論である。」(P.212より)

 タイトルから推察できそうではあるが、この仮説を立証するために幾つもの統計や小難しい理論などを用い一冊を要した本書。何となく移動と言う言葉に釣られた自分が情けない。

 高収入高学歴な、とりわけ男性の方が、自由に移動する余裕がある。逆に、貧困だけが理由でなく、身体的理由や家庭の事情で移動できない人々がいる。そう説かれ「そうか、それは気付かなかった」と思う人がいるのだろうか。本書の価値と言えば、漠然と思っていることを数値化、言語化した点か。

 幸い本書では、そうした格差不平等を埋めるにはと言う点にも言及している。が、具体的実現性に欠ける理想論に留まっている。百歩譲って経済的格差であれば格差の埋めようがあるかもしれないが、例えば根強く残る「女は家」信仰とか、よほどの時間をかけなければ正されまい。

 漠然とした共通認識(だろうと自分は思う)ことの検証より、その原因の是正(究明も概ねできているはずだから)に時間を費やした方が社会にとっては有意義だと思うのだが。

 2025年7月31日 アルバイト帰りの電車にて読了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】スタントマン 武替道 日本語字幕

2025-08-08 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」の本邦大ヒットに続き、「カンフー映画の香港」らしい作品が公開されたので観てみた。「トワイライト」に出演した俳優2名が出演しているのも話題となっている。

 香港映画の魅力であるアクションシーンの裏方であるスタントマンに憧れる若者と、かつて一世を風靡したアクション監督の出会いから映画製作に至るまでを描く。胸アツシーンもあるが、変わってしまった香港映画界や香港社会そのものに対する批判の暗喩も多く、今の香港で政府ににらまれなかったのか、これがギリギリの表現だったのかと気になった。

 若者役を「トワイライト」で信一(ソンヤッ)を務めたテレンス・ラウ、その先輩であり香港アクション往時を知る兄貴分に同じく「トワイライト」で怪人を演じたフィリップ・ン、ベテランアクション監督役はかつて「燃えよドラゴン」の子役を演じ今ではアクション監督となったトン・ワイ!ストーリーだけでなくキャストも香港映画の歴史をオマージュしたとしか思えない。そしてアクションシーンは'80年代の「俳優が吹っ飛び、ガラス棚や屋台などを派手に壊す」スタイルを踏襲し観客の記憶を刺激する。それにしても、無茶苦茶な商売である。生死にかかわる事故も普通に起こり得るスタント然り、無許可撮影しかり。

 確かに面白いし、過去作品が挿入されているわけではないのに懐かしさを感じる演出も好感なのだが、何となく物足りないと言うか、そうじゃないと言うか。そう感じることこそ、香港映画の全盛期と現在とのギャップなのかもしれない。

 2025年7月26日 川崎・チネチッタにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】青山美智子著 「お探し物は図書室まで」

2025-08-01 20:00:00 | 本・映画・展覧会

(仮)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】遠井さんは青春したい!『バカとスマホとロマンスと』あのショート動画がついにアニメ映画化www

2025-08-01 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ショートアニメとして人気の作品が劇場版に!出世作だ。普通の青春を送るつもりだった女子高生が、天然と言うかおバカと言うか、ハチャメチャな同級生にロックオンされ部活に引っ張られ、自分も刺激に満ちた生活を送ることになってしまうストーリー。いちおうタイトルは公式で「ここまでがタイトルだからね」みたいに書かれていたが、「あの」以降は後付けだから真偽は怪しい。

 本作にあっては作品そのものを紹介する以前に、製作者を紹介すべきなのか。6人組Youtuberグループ「すとぷり(ストロベリープリンス)」のメンバー・ジェルが企画やら主演役やら八面六臂の活躍をしている。

 最初はメチャクチャなテンションと状況設定で、これは最後まで観るのツラいかなと思った。ところが次第に話はマジメに、シリアスになってゆく。なんか見覚えのあるストーリーだと思ったら、アニメ「菜なれ花なれ」でチアリーディング部が経験したストーリーとそっくりだった。ジェルもしくはすとぷりファンでなければ、敢えて観る必要はなかったかもしれないが、彼らの作品を知れたと言うことで。

 2025年7月21日 川崎・チネチッタにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】 加藤佳一著 「シニア バス旅のすすめ」(平凡社新書)

2025-07-31 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ワタシ飛行機に鉄道だけでなく、バスでの度もイケる口。ついでに買うとフェリーもな。

 あえてシニアと書くタイトル、時間に余裕があるとか、若い時分より視野が広がっているとか、動きが鈍くなってのんびり移動が向いてるとかあるのだろうか。いや自分はまだまだヤレると思ってはいけない、老け込む必要はないが確実に老いは近付いている。男老いどん、なんちて。(←果たして解る人は?)

 そういう訳で、1日乗車券を活用した名所巡り旅、路線バスに揺られてのんびり旅、高速バスでの快適移動、レストランバス等でのゴージャス時間など、様々なバスによる旅の紹介本なのでした。先に書くべきだったか。すべて著者が実践し体験した内容なので説得力があるのが良き。

 身近で面白かったのは、正月の箱根駅伝を辿るべく、東京・大手町から神奈川・芦ノ湖湖畔までを路線バス乗り継いでゆく1泊2日。最も効率よい乗り継ぎでなく、なるべく駅伝コースに忠実に乗り継いでゆく企画力、計画力に感心した。

 2025年7月18日 自宅にて読了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】ユミの細胞たち THE MOVIE 字幕

2025-07-30 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ソウルに住み小説家志望だが現状は激務のOLに甘んじているユミ。唯一の癒しはボビーとの職場恋愛だが、そのボビーに済州島への転勤打診が来て…ユミの仕事と恋のドタバタを、彼女の脳内(?)細胞たちのトークセッションと交互で描くCGアニメ、実写版が先行していたらしい。

 ストーリーとしては他愛無く、愛だの食欲だの作家だの、彼女のさまざまな内面を代表するかわいい細胞たちがそれぞれの立場から時に一致団結し、時には衝突するテンポの速いセッションが面白い。表情や演出には明らかに日本のアニメに通じるものがあった。

 2025年7月17日 川崎・チネチッタにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】ハルビン 字幕

2025-07-29 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 今週はすっかり目論見が崩れてしまった…選挙関連のバイトにあぶれ、空いた日にバイクツーリングに行こうとしたら台風襲来、そして謎の吐き気と震えで1日寝込んだり。ついでに自宅のLANもしばしば不調と来たもんだ。これではイカンとようやく出かけた木曜日、と言っても図書館と映画館をハシゴする程度。

 今日観るのは韓国映画。え、ハルビンって中国じゃないの?確かに舞台の街はハルビンだが、主な登場人物は韓国義賊たちである。日本の支配から逃れ大韓帝国の独立を目指す義軍の主要な活動家である安重根の、度重なる失敗による組織内での孤立と伊藤博文暗殺に至る過程を描いた作品。

 安重根がハルビンで伊藤博文を暗殺したのは史実だが、本作に描かれた、そこに至る日帝との戦いや義軍内の主導権争い、裏切り(日本の密偵)などはどれが史実でどれがフィクションか自分には判らない。本作では苦闘の末本懐を果たし、絞首刑台に消えた安重根の姿は、ある意味幕末の志士に置き換えられはしないか。立場が変われば正義も変わる。ちなみに本作で伊藤博文を演じたのはリリー・フランキーだった。

 2025年7月17日 川崎・チネチッタにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】高木仁三郎著 「市民の科学」(講談社文庫)

2025-07-29 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 前に読んだ本で紹介されていたのだけど、それは類似テーマと言う意味からではなく一般市民の行政や産業への関与のスタイルと言う見方での紹介だったのか。どうだったか忘れてしまった。

 本書は著者が危機感を共有した科学者や学生、市民などと共に勉強会を開き、ほぼ一方的に進められてきた日本の原子力政策とりわけプルトニウム計画について警鐘を鳴らしたほんと言える。

 これくらい解り易く書かれればどこがヤバいって率直に思えるのだけど、世の中なんでも政治家や企業家、会社は都合の良いことしか言わない、公表しないもんね。本書をたたき台にして計画の是非を問う公聴会でもやって欲しいものだったが。

 とは言え、エネルギー政策と言う大局的見地からは、前提となるエネルギー必要量とかはさておき、代案とか全体のコストとかも考慮する必要があるのは理解できる。仮に原発なしの国になった場合のエネルギー保障はどうなるのか、従前通り海外からLNGや石炭を買い、CO2を排出しろと言うのか。そういう視野まで広げた議論を展開できていないことは、本書の弱みであるように感じた。

 2025年7月13日 都内より戻る電車にて読了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする