こちらは東京写真月間2025 国際展だ。そう言えば国単位でフォトグラファーを紹介しているんだっけ、そういう括りが良いのか判らないが。本展でフィーチャーされるのはモンゴルの方々、モンゴルを撮りに行くフォトグラファーは居ると思うが、モンゴルのフォトグラファーってちょっと想像つかないのは偏見なんだろう。本会場で展示されているのは、以下の諸氏の作品。うう、どれも長くて難しい。
Jigmed Bayarmagni
Erdenebulgan Battsengel
Munkhchuluun Erdenedoo
Amartuvshin Jargalsaikhan
Baatarzorigt Purevkhuu
作品を観てどこで撮ったか想像することは可能かもしれないが、どこの国のフォトグラファーの作品であるかを見極めるのは難しい。そして、そんなことする意味はないように思う。例えば戦争や騒乱をその国の人が撮れば、少しは意味を持つのかもしれないが、たぶん報道写真やドキュメンタリーに限られるんじゃなかろうか。本展で展示されていた作品は、モンゴルの雄大な景色や、民族衣装を来た人々など、「わかりやすい」写真が多かったように思う。
ロシアがあんな状態なんで、計画していた中国~モンゴル~ロシアと通り抜ける鉄道旅行の実現は難しいかもしれない。それならば、今月成田から直行便を運航し始めたユナイテッド航空でも使ってスパッと行っちゃおうか、思い始めている今日この頃。
2025年5月30日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて