日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】向後元彦著 「緑の冒険-沙漠にマングローブを育てる-」(岩波新書)

2022-11-30 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 奄美大島や沖縄各島でよくみられるマングローブ。これを沙漠の国・サウジアラビアに根付かせようとした著者とその協力者たちの苦心譚。

 なぜマングローブか、なぜサウジか。そしてどうやって。数年におよぶストーリーと技術的解説を新書の頁数に収めるのはかなり厳しい作業だったに違いない。それでも、著者その他が根気よく研究と実験、分析に取り組んだ様子は伝わってきた。できれば何らかの形で、著者らが育てたマングローブ林の現在の様子を知りたい。何らかの形で維持されているのか、引き継ぐ人なく枯死してしまったのか。

 なお類著に、舞台をUAE(アラブ首長国連邦)とした日本人の奮闘記「アラビア湾のマングローブ革命 : 中東石油王国UAEに出現する緑のオアシス」(山本春樹著)があり、読んで比較してみたい。

 2022年11月17日 自宅にて読了
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2022年11月17日 大人の社会科見学・つくば学園都市周辺(その2)

2022-11-30 06:00:00 | ノンジャンル
 本年9月の続きで、つくば学園都市周辺には見学可能な施設を回った。今日の訪問先は最初の2つ以外は予約不要。要予約施設の開館一番からスタートし、順次回る行程を組んだが果たして訪問候補すべてを回り切れるか?全然ムリでした。

(1)農研機構 ジーンバンク
 稲とか小麦とかをメインに、色々な作物の種を分析し(超)低温保存している施設。単に保存する前に時にはDNA分析とかして、交配や作付品種選定の参考になるDBを構築している素晴らしさ。その数、現在約26万種。国内のものばかりでなく海外の種子も(相手国の許可を得て)持ち帰り、病害検査のうえ保存するグローバリズム。海外にも情報公開したり種子提供することもあるそうだが、例えば中国やインドは「鎖国」状態らしい。種子情報も戦略物資ってことなので一概には責められないか。

(2)農研機構 農業環境インベントリー展示館
 農業を行う上で重要な土壌の情報を蓄積し、土質に合った作付品種選定や土壌改良工事のアドバイスに役立てると言う。「モノリス」と言う、現場から1m程度の深さまで土を「はぎとる」方法の解説が興味深かった。そのモノリス標本がズラリと並ぶ標本室、一人だとフーンで終わってしまうところ解説付きのため俄然興味が湧いた。他にも昆虫や放射能などに関する過去の研究成果が少々。

 この2つで1時間半の予約をしていた。しかし、見学を終えた時は既に正午。前回訪問した「食と農の科学館」が受付後は自由見学だったので、今日の両館も同様だろうと思っていたらどちらもしっかり説明員がついて回って下さったのでガンガン質問、おかげで、予定の倍の時間を費やしてしまった。ご対応下さった職員には感謝であります。

(3)谷田部郷土資料館
 保健センターや図書館と同一ビルに開設、古代からの谷田部地区の発展や民具などを展示。

 ここまでで昼休み終了時間くらいになってしまった。農研機構の2つでほぼ「満腹」だったたこともあり、谷田部IC近くの3か所を観終えたところで本日の見学は終え、昼食を摂って帰宅。早い時間だったため渋滞も少なく帰れた。次こそラスト?年内に行ってスッキリさせたい。今日は写真ナシ。
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【本】アーノルド・ベネット著/渡部昇一訳・解説 「自分の時間」(三笠書房)

2022-11-29 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 他人から忙しいやつ、人生充実してて良いねなどと言われることもあるが、自分では時間の使い方がまだまだだなと思っている。たまにはそういう啓発書でも読んでみようと、本書を借りてみた。

 もう100年も前の本だが、著者の言ってることは概念的なものであり、現代でもそっくりそのまま通用する。さすがに例は英国のことだし、無理があるかもしれないが。だがここで書かれている事柄は残念ながら殆ど全て自分でも意識していることであり、そうかその手があったかと目を見開かされるようなことはなかった。

 もっと具体的なハウツー本を読んだ方が良いのか、具体論に入ってしまうと人の生活は千差万別だから読んで役に立つことはないのか、そこら辺は判らない。ただ今後は、資格取得の勉強をしたいこともあり、朝は目覚ましを掛けて起きるようにしようと思った(と言ってもたいてい6時半には起きているが、それを6時に固定しようと)

 2022年11月16日 自宅にて読了
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2022年11月16日 【ハイク】駅からハイキング#0222013「川崎区制50周年記念 多摩川と共に歩んだ時と風景を感じるコース」

2022-11-29 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 退職して生活パターンが変わるのを機にJR東日本が開催している「駅からハイキング」に参加しようと思っていたところ、我が街川崎を舞台としたシリーズが開催されたので歩くことにした。全部で5コースあり、うち3つに参加すると記念品が貰えるという。やはり最初は川崎の中心、川崎駅スタートのコースに参加することにした。事前にスマホへのアプリインストール、会員登録を済ませておく必要がある。

 朝イチの用を済ませて9時過ぎにJR川崎駅北口通路でエントリー。晴れており、薄手の長袖シャツに薄セーター(非着用)、ジャケットで参加。持ち物はペットボトルの水1本。コース図ってどうなるんだろうと思ったら、受付時に貰えた。

 JR川崎駅から歩き始めると、いったん市役所通りを南下して稲毛神社を通り、北上して旧東海道へ、多摩川に当るといったん逸れて港町駅を通り、再び土手へ出たらあとは終点の東急REIホテル(スカイフロント地区)までひたすら土手道。大師干潟館には寄ったが、前回のノコギリガザミのような大物はいなかった。

 天気は非常に良く、少し風はあったが歩くのに支障なし。釣り人が10人近くも糸を垂らし、河原のススキ林の中では何やら小鳥が大合唱。カモ類も浮かんでおり、双眼鏡で観察している人がいた。殆ど歩いたことのある道だったが、美空ひばりの「港町十三番地」の舞台とされる。かつて日本コロムビア本社工場のあった港町駅(写真)は初めての訪問だったので歩いて良かった。なお歌では「みなとまち」だが駅前は「みなとちょう」、歌では「十三番地」だが旧コ社は「九番地」との差異がある。

本日の歩行距離:約6.5km
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2022年11月15日 【仕事】初めてのハローワーク

2022-11-28 20:00:00 | ノンジャンル
(アコムのCMの節で)♪はじめての ハロワ♪

 会社からの離職票を受け取ったので、ハロワ(ハローワーク:公共職業安定所)に行って失業者保険受給申請をしてきた。お願いします、なにとぞ満期満額のお慈悲を。

 事前にアカウントを作成し、あまり就業希望はないのだが希望職種等を登録しておいた。もちろん正社員でなくパートタイム希望で。夕方に行ったため来訪者は少なかったこともあり、手続きは30分もかからずに済んだ。12月から3月まで付きイチで「出頭」しなければならないが、その日程は本日で決定したので助かる。

 せっかく訪問したので、端末で求人検索をしてみた。パートタイム、シニアOK、未経験者歓迎で接客業とIT関連は除いて…と。絞り込んでいったら、近場で小型船舶操縦免許要のパートタイムがあった。これ、良いなあ。敬遠されそうな時間帯に短時間の仕事だから、応募者がいないのかもしれないな。来月まだあったら話を聞いてみようかな。

 帰宅して、視聴必須のビデオを見た。40分の長編だった。
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【本】吉村 功著 「ごみと都市生活-環境アセスメントをめぐって-」(岩波新書)

2022-11-28 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 少し前に読んだ本に本書が「古典」として紹介されており、読んでみた。古典と言っても昭和50年代…でももう40年以上前か、古典かな(汗)。

 ごみ焼却場や化製場(かせいじょう:死亡した家畜の死体などを処理する施設の総称)等の「下流施設」から発生する環境問題の実例と対処について、原因だけでなく背景まで、対処方法だけでなく問題解決へのアプローチを含めた例を紹介し、「加害者」となり得る事業者側と「被害者」となり得る住民側それぞれのとるべき態度について述べる。

 一方的に加害者側を責めるのでなく、住民側にも注意を促す点が好ましい。そのそも下流施設は人間活動の産物であるのだから、処理者たる事業者だけでなく発生者たる住民(ただし施設周辺だけでなく収集対象範囲の、となる)にも責任がある点は見逃されやすい。

 生ゴミを出さないわけにはゆかないが、茶殻やコーヒー滓などは乾燥してから出すことで量を減らすと同時に、ゴミ焼却炉の燃焼温度低下=ダイオキシン発生の可能性増加を防ぐことができる。きちんと分別をすれば処理効率が高まる、等々、我々の生活に改善の余地があると言う指摘は、刊行から数十年経っても有効に違いない。

 被害(公害)だけ叫ぶのでなくでなく、排出責任についても自覚が必要なのだと改めて気付かされた。

 2022年11月14日 JL175便(羽田→山形)機中にて読了
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2022年11月14日 【ハイク】伊丹市内ウォーキングvia山形

2022-11-25 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 昨年12月と同じフライトパターンで 大阪伊丹へ往復、現地でシティウォーキングをしてきた。JALの搭乗実績を安価に稼ぐ方法を模索していてこのルートが最適との結論に達し、伊丹での5時間に何ができるか検索した結果「いたみウォー キングマップ」に巡り合った次第。

 JL175便(JA241J:E190)~JL2234便(JA216J:E170)と乗り継ぎ(山形経由ですが何か?笑)、11時過ぎに伊丹に到着。伊丹駅行き路線バスに乗車、運転士にスタート地点の最寄りバス停を訊ねたところ、阪急伊丹駅の一つ手前「宮の前」とのことで下車、すぐ近くの喫茶店でランチ。近くに伊丹市博物館があり入りたかったが休館日だった。

 ランチ後にスタート、バス停の名の元である猪名野神社にお詣りして全7つあるコースの1つ目(約4.3km)。「伊丹緑道」と名付けられたのは少し高台の住宅地と低地との境界に沿った道、殆ど未舗装で、砂を固めてあるか小砂利で歩きやすい。シルバー人材センターの方なのか、落ち葉掃きをされており管理も行き届いているようだ。これは良い道。緑ヶ丘公園まで続く。そこからもう少し遊歩道らしい装いとなり、瑞ヶ池さらに昆陽(こや)池と続く。この辺、伊丹32Lを離陸し左旋回すると眼下に見える大きな池である。そろそろ鳥も渡ってきているらしく、ウォッチャーが何人もいる。

 コース終点は昆陽池公園の一角にある昆虫館、子供向け施設かと思ったが入ってみるとどうして立派な映像上映があったり、何より大きな温室内で多数の蝶がヒラヒラ、ふわふわ舞っていたりで思いのほか長居をしてしまう。沖縄で見て馴染みあるオオマダラやリュウキュウマダラのほか、当日は16種類。10種類くらいは見つけられたかな。人が来ようがお構いなし、たくさん植えられた花々や別誂えのミツ皿に止まれば観察も容易。帰りは「玉田団地」から阪急伊丹駅で路線バスを乗り継ぎ、伊丹空港へ。けっこうギリギリの時間になってしまった。

 帰りも山形経由、JL2237便(JA226J:E170)~JL178便(JA244J:E190)で帰宅。これはJ-AIR便でボーナスポイントキャンペーンをしていることと、羽田ベースでは乗る機会の少ないエンブラエル機の乗りつぶしを狙うのと2つの意味がある。山形空港の待ち時間にレストランで芋煮定食を食べるつもりでいたのに、臨時休業。先日の訪問時は空港バス到着時には営業終了していたし、二回連続で食べ損ねた。4レグ乗って2レグが初搭乗機、まずまずの成果。写真は、緑ヶ丘公園の東屋と紅葉、東屋は中国の広東省佛山市から贈られた賞月亭と言うものらしい。

 同じ乗継パターンを、12月にも実施予定。その時も歩くつもり。
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(Live) 待良

2022-11-25 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
 本年4月以来の待良さん、今日はベースとバックボーカルに「待良」バンドでもおなじみのyuriさんも参加。

 夕方、急なお誘いがあって蒲田で退職祝いご馳走になっていたため、ライブへは後半からの参加となった。相変わらず上手なギターに伸びのあるハイトーンボーカル。やはりベースが加わると厚みが増すかな。

 泡盛の一升瓶を入れてあるので、後飲みの話も弾む。ずっと病気でお休み中から出店して客席でオブザーブのマスターも加わって、健康の話、音楽話、沖縄話と尽きなかった。

 2022年11月13日 川崎・ゆんたくにて
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2022年11月12~13日 【ジェミニ】久しぶりの宴

2022-11-24 20:00:00 | クルマ
 ネットで知り合ったいすゞ仲間による泊まり宴会が開かれ、何だか久しぶりの参加。

 東名工事見学会を終えて川崎を出発したのが11:30過ぎ、東名大渋滞とのことでR246に回るがこちらも大渋滞、厚木まで2時間かかりウンザリ。もうドタキャンして帰ってしまおうかと思う。高速道路の自然渋滞って、昔は昼には解消していたものだけど…幾ら左ルートを工事閉鎖中とは言えひど過ぎない?足柄SA以降はほぼ順調に走れたが、菊川の宿に着いたのは17:00前、昼食休憩含め5時間半かかった。

 参加は8名と少なめだったが、夕食時から話は盛り上がり、部屋のみでは最高潮。ただ昨日も終電近くまで飲んでいたことと渋滞での運転疲れは顕著、大して飲んでいないのに22時半にダウン。本当に夜が弱くなったなあ。

 翌朝、解散後ほかのメンバーは御前崎へドライブに向かったが自分は連日の渋滞は御免だったので早々に帰宅、おかげで3時間で帰宅できた。皆と過ごす時間が短かったのは残念だったが、それでも会えたのと往復450km車を走らせられて良かった。ちなみに参加車は以下。写真左から、
・フローリアン
・初代ジェミニ
・117クーペ
・初代アスカ
・二代目ジェミニ(Lotus)
・二代目ジェミニ(Irmscher)
・七代目ゴルフ
8人で7台なのは、JRピアッツァ乗りの人がJR新幹線(^^;)でやってきたため。

 菊川市・旅館きらく泊
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2022年11月12日 大人の社会科見学・NEXCO東名中日本 リニューアル工事(東名多摩川橋)現場公開

2022-11-24 06:00:00 | ノンジャンル
 少し前に東名高速の管制センターを見学したNEXCOだが、その東名高速リニューアル工事の現場を見学できると知り、会社の好き者4名で見学会に参加した。場所は多摩川に架かる橋である。

 見学会は約2時間、工事の必要な理由に始まり、工法や工事用特殊車両の説明(ここがメイン)、沿線への配慮やスケジュール説明。そして、反射ベストとヘルメットを着用して現場見学。

 残念ながら現在の現場は中央車線よりであり、アプローチが大変なため高速道路わきから主に多摩川を眺めるスタイルになってしまった。それでも通過する車両のスピード感や、橋が振動し撓む状況を感じることができた。できれば、工事現場に出られる「ステップ5」の時期に再度申し込み、現場に出てみたい。

 写真は、今回の工事内容である床板(しょうばん)の入れ替えに使う開発機器「ハイウェイストライダー(高速道路のアメンボ)」模型。自走可能で、床板の設置方向と搬送用トレーラーの荷台方向が90度ずれているため、ホイストが360度回転できるのが特徴。これが4機稼働し並行作業している。

 工事見学申し込みはこちらから
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