日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2024年5月20日 【食べ物】藤沢・ら塾

2024-05-31 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 昨日浜松から戻り、今日は実家へ。昨晩熱海で途中下車して実家へ向かえば時間も費用も節約できたのだが、諸事情でいったん帰宅しなければならず残念至極。で、今日あらためて実家へ向かう電車を藤沢で途中下車し、駅近くのラーメン屋に寄っていった。

 オーダーはオーソドックスにラーメン。運ばれてきたのは正統派中華そばの趣き。まずスープを啜ると、思いのほか油が強く感じられるが、直ぐに醤油のコクが追いかけてくる。ベースのスープにダシが出ており、単に醤油を薄めたような薄っぺらい味ではない。これは旨いな。麺は細ストレート、食べてみると見た目よりボリュームがある。青葱に海苔、そしてチャーシュー。過不足ないと言うか、チャーシューメンではないのにチャーシュー多目なのは嬉しい。


 途中下車して良かった。

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【本】橋本健二著 「新・日本の階級社会」(講談社現代新書)

2024-05-31 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 日本は「一億総平等」と謳われたのは昔の話、今は実態も意識も「二極分化」が進行していると言うが本当なのか?著者がアンケートや統計を分析する。

 この手の分析は延々と数値を文章化しただけで読んで面白くないことが多いのだが、本書では適度に著者のコメントが入りあまり「ページを飛ばそう」と言う気が起きなかった。

 結論としてはやはり、日本でも格差は拡大しているよう。そして自分は統計上どの辺りにいるかと言えば、同年代平均よりはチョイ上くらいか、まあ他人と比べてどうかはあまり気にしない方なのだけれど。

 できれば巻末に、今後のトレンドについての予測が欲しかった。

 2024年5月19日 浜松より戻る普通電車にて読了

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2024年5月18~19日 【旅行】浜名湖花博と竜ヶ岩洞

2024-05-30 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 名前を覚えたりするまでには至らないが、草花を愛でる余裕の出てきた?今日この頃。この週末は浜松へ向かい、「浜名湖花博2024」に行ってみた。

 5月18日、1日目。在来線と新幹線を小田原で乗り継いで浜松、軽のレンタカーを借りてまずは弁天島に近い「浜名湖ガーデンパーク」へ(写真上段)。高い建物がなく広々とした園内、園内マップの道すべてを通ろうと行きつ戻りつしながら草花を眺める。水路には遊覧船も行き来し、盛況。あちことにある解説板を読みながら歩くと、なかなか足が進まない。花博会場は2ヶ所に分散しているがとても両方は見られず、今日はここだけ。
 [ホテルルートイン浜松ディーラー通り 泊]

 5月19日、2日目。もう一方の会場、舘山寺近くの「はままつフラワーパーク」を訪ねる(写真下左、中)。生憎パラパラと雨が降ったり止んだり、傘を差しながら園内を巡るのは鬱陶しいが、本降りにならないだけマシか。こちらは浜松市動物園に隣接し、高い木立も少なくない。山ツツジの群生が見頃、一方で開けた菖蒲田ではそろそろ咲き始め。一番見事だったのはバラ園だったが、人が多すぎ。変化に富んだ植生を楽しめた。
 レンタカー返却まで時間があったので、少し走って気賀の竜ヶ岩(りゅうがし)洞で洞窟探検。思いのほか大規模で、これまで寄れていなかっただけに大いに関心した(写真下右)。

 契約時刻ぎりぎりに帰着しレンタカー返却。帰りは節約して在来線のみで帰宅、青春18きっぷが使えればなお良かったのだが。静岡で途中下車して駅ビルで寿司を食べ、そこからはひたすら東へ。時間を掛けた花博、ようやく行けた竜ヶ岩洞とも満足の訪問だった(おわり)。

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2024年5月17日 大人の社会科見学・つくば学園都市周辺(その3)

2024-05-30 06:00:00 | ノンジャンル

 つくば周辺の研究施設等を訪ねる3回目。→<1回目><2回目>
 今回もクルマで、谷田部ICまで高速。首都高は空いていたが常磐道に入った途端に事故渋滞…それでも時間にたっぷり余裕あり、守谷SAで朝食を兼ねて時間調整。最初の目的地には開館10分後に入館した。

(1)地図と測量の科学館
 国土地理院のPR施設。エントランスホールの床に巨大な2D日本地図が描かれ、赤青のメガネを渡されて見ると立体的な地形が見えるところから始まる。自分の馴染みある土地の今昔の地図をタッチパネルで検索できたり、各種縮尺の地図が一覧で展示されていたり。屋外には個人的な目玉である測量用航空機(BE65クイーンエア「「くにかぜ」~写真上左)やVLBI(Very Long Baseline Interferometry=超長基線電波干渉法)アンテナの部品が展示されており、なかなか興味深かった。

(2)KEKコミュニケーションプラザ
 KEKとは高エネルギー加速器研究機構の略。大学共同利用機関法人と言う比較的珍しい組織形態であり、要は建設も維持も大規模な施設を大学や世界中の機関で共同利用しましょうと言う施設、では何をするかと言うと電子とか陽子とかって物理学の研究で、自分にはかなり理解が難しい。昨秋の理化学研究所見学と同様とにかく物凄い施設だと言うことは理解できた。写真上右、天井の赤青の線は施設内に設けられた3kmのループ線を模し、この中をすれ違う形で電子や陽子が飛んで行くらしい。

(3)国立科学博物館筑波実験植物園
 物理から一転、生物の世界へ。さまざまな植物を研究しているとのことが、見学する分には植生豊かな植物園と言う感じでノンビリ散策できた。木々が高く、そのため散策路は直射日光がかなり遮られ涼しい。都会にももっと固まった、高さある緑が必要だと感じた。公開中のシャクナゲ園では、さまざまな色の花が咲いておりカラフルなバリ―ションに驚かされた(写真下左)。

(4)つくばエキスポセンター
 つくばEXPO'85の記念に造られた施設、プラネタリウムの上映時間なのは良かったが例によって半分以上寝てしまう。展示ホールは1Fはお子様向け、2FハJAMSTECやJAXAの分野の内容でガッツリ観た。でも一番の目玉はつくばEXPOの各種制服や記念グッズなど(写真下右)ではないかな?

 4ヵ所を見終わって16時、タイムアップ。常磐道が渋滞していたのとクルマを走らせたかったので、つくば中央ICから圏央道に乗り、大栄JCTから東関道で帰宅。約250kmのドライブだった。つくば周辺はこれでだいたい見終わったと思うので、次は土浦市周辺でも訪れてみたい。

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2024年5月16日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・幸区(その1)

2024-05-29 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 川崎市各区のウォーキングコースを歩くシリーズ、麻生区はコース数が多くて飽きそうなので、他の区と交互に歩くことにした。というわけで、今日は幸区へ。
 幸区のコースを見てみると7コースが設定されているが、いずれも距離は短め。2回で歩けそうだと思ったが、初回の今日は足の疲れが抜けきっていないため、尻手駅を起/終点とする回遊コースとなる2コースに留めた。コース1から始めないのは異例だが、順番を変えることは過去にもあったし特段のこだわりはない。幸区はコースの全体図があって地理関係を掴み易い。

(7)「南部市場から東芝未来科学館・ミューザ川崎へ」【(地図)】
 尻手駅前から南部市場へ、昼食を済ませて歩き出したが、市場内に数軒ある食堂(写真上左)で食べてみれば良かったな。市場は開いてるようだったがトラックやフォークリフトの動きはなく、静かだった。R1を渡り、東京電力、キヤノンと大きな敷地の外周を歩くと川崎駅西口地区に到達。随分と高層マンションが立て込んだものだ。「アーベインビオ」の名にふさわしく高架上にビオトープがあったが、池が無くてもビオトープと呼べるとは知らなかった(写真上中)。ミューザ川崎(写真上右)の中を抜けてラゾーナ川崎でゴール。リニューアルした東芝未来科学館、改めて行ってみようかな。

(1)「川崎駅西口からさいわい緑道へ」【(地図)】
 川崎駅西口から多摩川方面へ、線路沿いの桜並木をゆく。パスポートセンターのあるソリッドスクエアが青空に映える(写真下左)。その先、川崎市産業振興会館内に「川崎市環境・産業交流コーナー」があるのを見つけ寄ってみたが、パンフレットが数種類置かれていただけだった。
 住宅街を抜け、さいわい緑道へ。途中の円真寺には大きなさざれ石と小さなお堂が(写真下中)。元貨物線が緑道公園となり、地域いろいろな自治会が草花の手入れをしている。整備されて時間が経ち木も大きく育ち、午後からの強い日差しを遮ってくれて助かる。再びR1を渡り、緑道(写真下右)の終点まで行ったらR1方面へ引き返し、幸警察署でゴール。バスで川崎駅に出ても良いし、少し歩けば尻手駅に戻れる。

 川崎駅西口の裏側とか、歩いたことなかったので知らない光景に出会えた。

本日の歩行距離:約5.4km
通算の歩行距離:約125.8km

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【映画】トラペジウム

2024-05-29 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 原作が元アイドル・乃木坂46一期生である高山一実と言うことで注目された作品、なのだそうだ。スマン全然知らんかった。作品以前に高山一実を知らんのだからして。

 過去にオーディション全落ちしたけどそれでもアイドルになりたい少女が、「戦略」を考えノートにまとめてゆき、それに従って行動し「仲間」を得てゆく。4人で行動してゆくうちTV局のアシスタントADの目に留まり、そこからはトントン拍子。少女の思い描いていたアイドルへ一直線…のはずが、ついてゆけなくなった仲間との間に不協和音が生じ、軌道に乗りかけていた活動は暗礁に。主人公は、仲間たちはどうなってゆくのか。「仲間」でなく「踏み台」の間違いじゃない?

 主人公の少女はルックス良く強い意思を持つだけでなく、それに向けた準備を検討するアタマも持つ。その反動で、巻き込んだ周囲を思いやれず自分本位に突っ走ってしまい、ついて来られない仲間を非難する独善性が強い。「仲間」となった3人もそれぞれ個性豊かだが、何かしらトラウマを抱えている点で共通する。良い子が仲良く頑張って花開く、なんて甘っちょろいストーリーでないのは良い。

 一方、4人のユニットが空中分解した後も(少し経ってからではあるが)友人としての関係性が保たれる点は理解し難い。年月が経ってからならともかく、作中せいぜい数か月の間にまた会って(ギクシャクにしろ)話ができるとは思えないのだが。下手すれば人生を狂わされた張本人など、一生顔を見たくないとなっても不思議ではなかろうに。この辺の「救い」にはホッとするが、甘いとも思えた。10年後の再会がハッピーエンドなのは仕方ないか。

 Wikipediaによれば、「トラペジウム (英: Trapezium) は、オリオン大星雲中心部の星生成領域にある散開星団である。名称はラテン語で台形を意味する。 」とのこと、さらに「通常の望遠鏡では台形を形作る4つの星を確認できる。」ことから、作中の4人組「東西南北(仮)」をイメージしたことは間違いなかろう。

 エンドロールを見ていて、原作者の高山一実と、同じく元乃木坂46一期生である西野七瀬の名前を見つけた。意外な役を演じているのにちょっと笑えた。

 2024年5月15日 川崎・チネチッタにて

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2024年5月14日  【食べ物】鶴川・進化2nd

2024-05-28 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 本店、最寄り駅の小田急鶴川とも町田市である。なのに「ラーメンWalker神奈川2024」に掲載されている。町田市が神奈川県の属領であることの証左に違いない(笑)。

 看板のしおらーめんをオーダー。麺は手揉みなのか?縮れたような平打ち麺。平打ち麺はあまり好きではないのだが、ここのはツルリとしてないせいか気に入った。スープは店の能書きによれば丸鶏、昆布など20種類以上から取ったもの、しおと言うより出汁みたいな旨さで啜りが止まらない。チャーシューは豚バラ、これまた美味い。

 駅から1km以上、行きは歩いて行ったが帰りは挫けて近くの停留所からバスで戻ってしまったが、そうまでして足を運んだ甲斐があった。

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2024年5月14日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・麻生区(その3)

2024-05-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 きのう一日中降った雨は、梅雨を連想させた。そうだ、梅雨入り前にキリ良く麻生区は終わらせなければ。そんな意気込みで出かけた麻生区を歩く3回目は、地図が変わった。1枚の地図に3コースが掲載されており、一気に全コースを歩く。まず小田急線柿生駅発着の2コースを歩き、一駅移動して鶴川駅発着のコースを歩く。

【柿生・岡上地区コース1・(地図)】約8.0km→約5.0km
 社寺をつないで回るコースだが、しかし緑が多い。保全地区だとか農業用地だとか、不本意な地主もいるかもしれないが麻生区はとみに緑が豊かに感じられるのは、新緑の候だからというばからでもあるまい。籠口ノ池は遊水地ではなく溜池のようだった。最後は早野聖地公園、妙な名前だと思ったら公園墓地の中を通るユニークなコース。
 最後は来た道を柿生駅まで戻る区間が長く、しかもコース2の前半が重複しており残念に思う。このため3km近くをカット、コース2に途中合流するルートを歩いた。

【柿生・岡上地区コース2・(地図)】約7.0km→約4.0km
 コース1との重複部分を主にカットし、亀井橋から歩き始め。このため3kmほど短縮。最後の方で一部がコース3と重複したが、これくらいであれば気にしない。
 恩廻(おんまわし)公園調節池は、地下に日本最大級の断面積を持つトンネルがある正に縁の下の力持ち。展示室の職員さんに、オーバーフローしてトンネルに水が流れ込んだ後の始末など興味深い話を聞いた。最大で25mプール330杯分を貯留し水害を予防できるそうである。その先の鶴見川沿いの道は車が通らず安心して川面を覗ける。なぜかスッポンがいる。いったん高台に上ってから柿生駅まで下ってゴール。

【柿生・岡上地区コース3・(地図)】約5.0km
 駅から少し離れたラーメン屋で昼食ののち駅に戻ってスタート。コース2との重複区間を過ぎ、なおも道は高台へ。尾根と言うのは気恥ずかしいが、まあ高台を抜けてゆく。緑濃い営農団地をぐるりと周回するように下り、最後は再び鶴見川に沿って駅に戻った。

 ショートカットはあったが、地図1枚分を一気に歩いて気分スッキリ。梅雨入り前には麻生区を踏破できるよう頑張りたい。

本日の歩行距離:約14.0km
通算の歩行距離:約120.4km

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【本】野口悠紀雄著 「どうすれば日本人の賃金は上がるのか」(日経プレミアシリーズ)

2024-05-27 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 著者を知ったのは「超」整理法を読んだ時だったと思う。調べてみたら1993年刊行だったので、30年以上も前。以来「超」シリーズですっかりおなじみになった感があるが、それが逆にマンネリ感を呼ぶ気がしている。

 久しぶりに読んだ著者の本、書いてある「理由」はもっとも。特に生産性が低い部分については著者の得意分野のはずなので、本書のテーマは著者向きだと思える。生産性が低いのは、個々の消費者もしくはユーザーの要求に合わせ、作業の万全を期すための裏返しであるようにも思えるのだが…。

 一方で著者が「学者」だなあと感じたのは、原因の究明追求に大半の頁を割き、ではどうすればと言う対策についての言及が少ない点。そこは現場の方々や為政者の仕事、具体的な部分は様々なので私は原則論しか申し上げられないと言うことなのだろうが、何十年も日本社会をウォッチし続けてきたベテランの言としては物足りないのではないか。

 2024年5月12日 JL634便(熊本→東京)機中にて読了

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【本】小川幸司著 「世界史とは何か-「歴史実践」のために」(岩波新書)

2024-05-27 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 校長から(不祥事とかでなく)一般教員に降格して現場で教えることを選んだ著者による、世界史の考え方、教え方。別の著者と協働の三部作となっているようで、本書はその最終作に当るためチョイスを誤ったかもしれない。

 とにかく解りにくい。ただ単に年号と出来事を覚えるのではなく、一つのできごとを一面からの「史実」を鵜呑みにするのでなく多面的に見ること、そしてその背景、現代とのつながり(その結果が現代にどう影響を及ぼしているか)まで考えるまでが「世界史」の範疇だと定義されているように理解した。そこは大いに結構。暗記でなく考えること、間違いなく必要で、ただし受験勉強とは正反対の方向になるのではないか。

 そうした論旨を詳説する部分が小難しい。故事を引っ張り出したり引用したり博識なのは結構だが、そこまで裏付けや説明がないと納得しない人がいるのか。いるのかもしれないな。自分は「けっきょく何なの?」とページを飛ばしたい衝動を抑えるのに懸命だったが。だがそういう者は「結論を急ぎ過ぎる」と諫められるかもしれない。

 内容には共感できそうだったが、方法論的には今一つの感がした。

 2024年5月11日 ソウル地下鉄の車内にて読了

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