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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】田中淳夫著 「森林異変-日本の林業に未来はあるか」(平凡社新書)

2021-03-15 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 ハイキングで山中を歩いていると、朽ちたのか風水害なのか、倒れている木を見かけることが少なくない。また、こんな伐り方して大丈夫かと心配になる、一つの斜面そっくりを伐採しているケースも見た。本書では、こういう現状に至った理由をが説明されている。ではどうすれば良いのか?も書かれている…少し。

 林業衰退が言われて久しいと思う。価格面で輸入材に押されているとか、伐採から加工までが小規模経営で外材に比べ効率が悪いとか(農作物と同じ論理だ)…しかし本書では「最大の責任は、時流の移り変わりと世の中のニーズの変化に対応できなかった林業界と国産木材業界にあると言って過言ではない。」とばっさり。他人のせいにするなってことだ。

 ではどうすれば良いのか?実は集約化による大規模経営はかえって良くないなど、言われればごもっとも的な反説がされる。地主にも、さらには境界確定を怠ってきた行政にも責任の一端はある。要するに、山に関る人間で「無罪」はいないってことか。なので、それぞれの立場での思惑が絡まりあって単純な改革などできないと言う現実論。少しずつ、少しずつ理解を深めあって納得しあって、高く売れる木材を、災害を引き起こさない健全な伐採を、進めてゆくしかないというのが著者の見解らしい。一朝一夕で改善はできないということだが、次世代でもむりじゃね?三世代くらい先に漸く事態は改善されるんじゃね?と感じてしまうスローテンポ、これは仕方ないことなのだろうか。荒れるのは一瞬でも、戻すのは一世紀か。

 2021年3月2日 自宅にて読了
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2021年2月28日 【ハイク】関東ふれあいの道(千葉ー6)

2021-03-15 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 千葉県ウォークも6回目、コースも房総半島の奥の方になり、アクセスに時間が掛かる。東京から「わかしお1号」を終点の勝浦まで乗り、直ぐに接続する普通電車で行川アイランド下車。フラミングが有名だった観光施設は閉鎖されたが、駅名は残った。

千葉県コースマップ

(20)海と森をつなぐみち(約9.4km)
 9時10分に出発。一瞬山手に入るが、直ぐにR128を横切って海側へ。崖の上の眺めの良い旧道だ。ここは良い。崖下に降りてゆく道があるようで、路上駐車の車が何台も。釣りのメッカらしい。海から離れ林を緩やかに下って抜けると誕生寺。そう言えば有名だけど来たことなかったか。サラリと見てお次は鯛の浦、ここの遊覧船も乗ったことないなと思ったらちょうど10時の船がエンジン始動、所要時間25分とのことで慌てて切符を買って乗船。大弁天島、小弁天島の近くまで行く。ここら辺が天然鯛の生息地だと言われるが姿は見えない。が、少し移動して法被姿の船頭が柄杓で餌を巻くと、バシャバシャと大きな魚が群がってきた。マダイはもちろんだが、ワラサとか他のも。デカい。軽く30㎝以上なのがウヨウヨ。短時間だが面白かった。
 安房小湊まで海沿いを歩く。そう、駅名が「上総」から「安房」に変わったのだ。進んできたことを感じる。ここから県道285を山手へ向かう。ずっと路側帯歩き。「内浦山均民の森」の看板と共に道は林道に変わるが、舗装は続いており足元に不安はない。11時50分、県民の森の管理センターや中央広場のあるエリアに到着してコース終了。
 東屋があったので、ここで昼食。今日は塩ラーメン。それに味噌汁の具を少しと、朝食の残りのアジフライ1枚。ラーメンのお湯を少なめにしたせいで、スープがしょっぱい。元々が濃いめだし、自分なら半分で十分かも。寺を観たり遊覧船に乗ったり、楽しい行程だった。

(21)アジサイのみち(約7.9km)
 昼休憩後の12時30分に出発。ここからのコースは「ヤマビルに注意」とマップに書かれており、ヒル除けスプレーも置かれていて戦々恐々。前に丹沢でやられ、流血よりも以降しばらくの痒みがトラウマになっている。幸い道は舗装林道がそのまま続いており、少し中央寄りを歩けば被害には遭わずに済みそうだ。山の中、歩くのも良いがバイクでのんびり走るのも楽しそうだ。ただし展望はない。
 コースからのサイドトリップで、麻綿原(まめんばら)高原へ片道0.5㎞ほど。ここも訪ねたことはなかったので寄ってみる。最後、寺の境内に入って天拝園と言う展望所までの短い区間が土道だが、日当たり良くヒルの心配は少なそう。だが完全に不安を拭えず、普段なら土の上に腰を下ろして展望を楽しむところ、5分で切り上げてしまった。14時到着、同5分折り返し出発。しかし、素晴らしい展望だった(写真)。
 元コースに戻って清澄寺を目指そうとしたが、道標の指す道にはガッチリした金属ゲート、歩行者が通れそうな横の隙間にもトラテープが張られ、絶対に通すまいと言う意思が見える。そしたらもう1本の天津林道なのかなあ…他に行きようがない。小湊からずっと緩めの勾配を登ってきたが、ここからの下りは勾配がきつく一気に下ってゆく。倒木がそのままで荒れた雰囲気の漂う林の中、道路はしっかりしているのでママヨと下ってゆくが、これ絶対に違う道だよね。案の定、人里の気配がしたと思ったら海沿いのR128近くまで下ってきてしまっていた。そのまま歩いて15時55分、安房天津駅に到着。途中に酒屋があったので、帰りの車中用の酒を買っておいた。下まで降りてきてしまったので、地図のコースより余分に歩いたろうな。

 間一髪で(と言うか走れば間に合ったが面倒だったので)千葉行き普通電車を逃した。次は1時間後。だが、10分後に反対方面行の電車が来る。それに乗れば、次は安房鴨川。そして、着いた普通電車と入れ違いに(この区間は単線)上りの特急が出る。かくして好リレーで「新宿わかしお」の客に。途中からどんどん人が乗ってきて、千葉出発時点では9割がた席が埋まっていた。秋葉原で下車して帰宅、さすがに往復とも特急だと早くてラクだ。勝浦へは高速バスもあるが、アクアラインを通るのに東京駅経由となるのが悔しくて、利用する気にならない。今日は36,000歩程度だった。帰宅途中から左膝のオワンのすぐ左側が痛み出し辛かったが、風呂に入って湿布薬を塗ったら一晩で解消した。

 帰宅して改めてWebサイトを確認したら、やはりコース21は通行止となっていた。情報ページはノーチェックだった…調べてみるとその他にも通行止のコースがある。今後に大きく影響するので、踏破計画練り直しだ。今日歩いたのはノーカウントなのかなあ…また行き直すのは、ちょっと面倒くさい。

本コースの歩行距離:約17.3km
千葉コース通算歩行距離:約104.3km ←通算100㎞超えた!
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