SUPER FLAT 2

非ファルス的にもっこりするものを肯定せよ!(神の性的不器用あるいはその性的悪戯に由来するもの達について)

ニッポン解散ホワイトバンド

2005年10月13日 | Weblog
 嗚呼、この国は今日もダメだった―改革とは名ばかりの内政、従米・屈米に終始する外交。日本のダメさを軽妙&クールに語り尽くす究極の対談集『ニッポン解散』(ダイヤモンド社)好評発売中。
 ところで本上まもる氏の報告によれば、「番外編Webスペシャル」の8月号にて、浅田彰氏があのホワイトバンドらしきものを腕に付けているという。まさかと思いその該当写真を拡大デジタル処理して調べてみたところ、「それらしき」どころか間違いなくこれはサニーサイドアップ社直販のホワイトバンドである。にもまして浅田氏はそこでそのホワイトバンド装着をあたかも自慢するかのようなポーズさえとり、しかも最新9月号に至っでもその装着は続けて確認できるのだ。いったいこの人は本当にあの浅田彰なのだろうか。その姿はまるっきり無知な「大衆そのもの」である。
 浅田彰の衰弱...。どうしてこんなにダメになってしまったのか。しかしそれは決してこの人だけの問題ではありません。おそらくは私たちの時代の何かを映している。


東京都心格安貸画廊情報

2005年10月13日 | Weblog
ギャラリーSPACEKIDS】港区南青山(6日間70000円)
ギャラリーZO】新宿区下宮比町(1日10500円)
ギャラリーグリップ】渋谷区神宮前(1日10000円)
ORANGE GALLERY】豊島区西池袋(1日8800円)
ポン・アート】文京区本郷(6日間45000円)
西湘画廊】中央区京橋(6日間80000円)

情報提供【月刊ギャラリー貸画廊情報センター

第26回「ひとつぼ展」作品募集

2005年10月13日 | Weblog
 株式会社リクルートでは現在、ギャラリー「ガーディアン・ガーデン」での個展開催を最終目的とした二次審査制の公募展「ひとつぼ展」の作品を募集しています。グラフィックアート、写真の2部門でそれぞれ年2回開催しています。 詳しくはこちらへ。

首相公邸前庭に違法キノコ

2005年10月13日 | Weblog
 首相公邸の前庭に麻薬原料植物として麻薬取締法で栽培・所持が禁止されている毒キノコ「ヒカゲシビレタケ」が自生していることが分かり、13日午後に除去されることになった。問題のキノコは小泉純一郎首相が12日朝、首相公邸を出邸する際、前庭のシラカシの根元に生えているのを発見。「食べられるのかね。毒キノコ? 東京でキノコか、面白いね」と珍しがり、面会に訪れた三村申吾青森県知事にも「官邸にキノコが生えてんだよ」と宣伝していた。(2005年10月13日 時事通信社)

あの話の続きをしましょう

2005年10月13日 | Weblog
livedoor × 村上 隆 × TOKYO FM 特別企画

 来る10月22日の「エフエム芸術道場」では、あのライブドアの堀江貴文を迎えたスペシャルトークがオンエアーされる。ついにDOBとホリエモンによる「あの話の続き」が公に語られるのだ。ここで「あの話」というのは「他のメディアでは語らなかった二人の内緒話」のことであり、つまり「男同士の話」のことだろう。なにしろDOBを「最も話しやすい相手の一人」と認めるホリエモンは、なんとここで「自身が幼少期より芽生えた悩みについてはじめて打ち明ける」のだという。本気である。DOBもホリエモンも本気なのだ。女子供にはけっして解らない「男と男の話」が聴けそうだ。

第34回タミヤ人形改造コンテスト

2005年10月12日 | Weblog
田宮模型主催【第34回人形改造コンテスト】作品募集
2005年10月25日 締め切り(当日消印有効)

「1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ」の身長約5cm の兵士人形を使った模型コンテストです。ちょっとポーズを変えたり小物を組み合わせただけのお手軽改造から、全く別の人物やキャラクターに変身させてしまう技巧派、発想のおもしろさで勝負のアイデア作品まで、とにかく兵士人形が元になっていればどんな作品でもOK!このコンテストでは製作テクニックだけでなく、題材選びのおもしろさや遊び心が大きなポイントです。1973年の第1回以降、正統派のミリタリー仕上げはもとより、映画やスポーツ、芸能人など、その年の話題、流行が作品に反映されるのも特徴。毎年発行される作品集を見ればその時代背景も見えてきます。さあ、あなたの作品で次の歴史の1ページを飾ってみませんか?

男と男の約束

2005年10月12日 | Weblog
 ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)のジョージ・コーチ代表をゲストに迎えた8日の『エフエム芸術道場』では、なかなか興味深い話を聴くことができた。現在の村上隆のプロデューサー的な活動の傾向は、実は13年前にACCから受けたレジデンシィ・フェローシップの経験からきているのだという。
 当時「加勢大周宇Z」プロジェクトの失敗から国外逃亡を余儀なくされていた村上隆に、ACC発行のニューヨーク行きのチケットを渡したのはコーチ氏である。だが何故そうしたのかは不明なのだ。コーチ氏との面接の時に持ち前の英会話力不足から緊張してドジを踏みまくった村上隆は、これでは絶対に自分は助成を受けられないと思い、そしてACCが駄目なら自力でニューヨークに行く決意を固めていたのだという。そこまで追い詰められていたのだ。
 思うに、その面接のとき、ふたりの間で「男と男の約束」が交わされたのではないだろうか。ACCを設立したジョン・D・ロックフェラー三世(1978年没)の意思を継ぐコーチ氏は、2003年にNYロックフェラーセンター前に村上隆の『二重螺旋逆転』が展示されたとき、それを見て「ロックフェラー三世に見せたかったな」と思ったという。そう、このとき村上隆はたぶん「男と男の約束」を果たしたのだろう。コーチ氏はそういう意味でも嬉しかったに違いない。
 そして日本の美術界から逃げてACCの用意したニューヨークのアパートに隠れていた失意の時期に、にもかかわらずそこで感じた不思議な希望こそが、今に至る村上隆のアートマインドを支えているだ。そこでは芸術を信じるということは人間を信じるということと同じなのだ。人間(アーティスト)はひとりでは何もできないのである。いい話だろう。

【アジアン・カルチュラル・カウンシル2006年度応募要綱】

ACCでは2006年度の日米芸術交流プログラムの応募を受け付けています。申請書類の締切は、2006年2月1日です。その後6月に行なわれるACCの春の理事会で助成を決定し、同年9月から助成対象期間となります。プログラムに関する詳細、及び申請につきましては、下記の東京事務所までお問い合わせ下さい。

104-0061 東京都中央区銀座1-16-1東貨ビル8F
Asian Cultural Council
ジョージ・コーチ(日本代表)
Tel: 03(3535)0287 Fax: 03(3535)5565
E-mail: jusap@gol.com
URL: www.asianculturalcouncil.org/jusap


第一回まめまつり参加受付中!

2005年10月11日 | Weblog
第一回まめまつり】自作豆本の展示即売会

開催日時 2006年1月29日(日)11:00~15:00
開催場所 東京文具共和会館(浅草橋駅より徒歩3分)3階

 このイベントは豆本の普及と認知、そして何より豆本作家の発表の場を作ることを目的として開催されます。自作の豆本、あるいは製作キットや教本などを出展することができます。展示、閲覧のみの参加も可能です。また、1種類でも以上のものに該当するものを出展していただければその他の創作物(ポストカード、ペーパークラフト、カンバッチなどのグッズ類、CD-ROMや同人誌など)を出展することができます。現在申し込み受付中です。

レオパレス21夢実現コンテスト

2005年10月11日 | Weblog
 ところでレオパレス社の主催する【夢実現コンテスト】に応募して例の「芸術牧場」のプログラムをラクチンに実現してみようかと思ったんですが、いかんせん私達のプランではレオパレス一棟まるごと必要になることから断念せざるをえませんでした。また別の方法を考えます。しかし1000万円の夢実現資金は魅力的ですな。

ありがとう、ありがとう

2005年10月11日 | Weblog
 奈良美智承認のファンサイト「HAPPY HOUR」が今月11日をもって休止する。この突然の告知がなされた瞬間からその掲示板は一気に「お別れ会」モードに突入したようだ。まず奈良美智本人が最初に「みんな、ありがとう」と垂れ流し、つられてファン達の「ありがとう、ありがとう」の連鎖垂れ流しが起こり、丸一日経った今もその涙の垂れ流し祭りは続けられている。このほとんど内面のない子供たちによる「ありがとう」の赤裸々な垂れ流しはいつ終わるのだろうか。確かにいい言葉であるには違いないのだが......。

ユニクロ・アワード応募締切迫る

2005年10月10日 | Weblog
ユニクロ・クリエイティヴアワード2006
応募締切迫る!(2005年10月31日必着)

●大賞(1点)100万円+200万円相当の「アーティストサポート」+ユニクロでのTシャツの商品化(※「アーティストサポート」とは、“アートを学ぶために留学したい”“個展を開きたい”など、アーティストとしての夢をかなえるための活動支援です)
●審査員賞(9点予定)20万円+ユニクロでのTシャツの商品化
●ユニクロ・トップセレクション(20点予定)10万円+ユニクロでのTシャツの商品化

特選アートスクール特集

2005年10月09日 | Weblog
「Bゼミ」の休講は日本の現代アートの将来に少なからず悪い影響を及ぼすであろうから早いうちの再開を望みたい。多くのマジメな生徒は今後「四谷アート・ステュディウム」のほうに流れるものと見られるが、いずれにせよ最高の先生からアートのなんたるかを学びたいと考えるのはいいことだ。

美学校】東京都千代田区神田神保町
四谷アート・ステュディウム】東京都新宿区四谷
Bゼミ(現在休講中)】横浜市南区南太田町
ゲイサイ大学(廃校)】やる気無し

デジタル・ジハード

2005年10月09日 | Weblog
 雑誌『エスクァイア』誌の主催する「デジタル写真賞」では、今回からの新しい試みとして、応募者の誰もが100MBまでのデジタルデータをギャラリーサイトに直接アップロード公開することのできる「オンライン応募システム」を採用している。応募資格は「年齢や国籍を問わずにグループでの参加も可」となっている。もし、その「国籍を問わないグループ」が、たとえば「アンサール・アルスンナ・アーミー」や「タウヒード・ワ・ジハード」といったイスラム過激派組織だったらどうするのだろうか。アップロードされてくる作品がいきなり「ジハード・ファイル」だったらどうするのだろうか。もちろん公序良俗に反する行為として無効になるに決まっている。実際、応募規約の第2条に「禁止行為」としてはっきり記されている。...というのもよく知られているように、イスラム系のテロリスト達は、作成した「ジハード・ファイル」をまず最初に日本の「うぷろだ」サービスにアップロードしてきているという話がある。実際、これまでにも多くのテロリストのファイルが日本から世界に配信されていたことが確認されてる(資料)。してみると、このインターネットというデジタルネットワークを十分に活用するテロリスト達のその「デジタル・ジハード」な活動に比べ、このデジタル写真コンテストの掲げる「Art of Living―自分らしくありたい」というコンセプトは、いかにもナイーブに響いてくる。まさしく「禁止行為」が蔓延するこのデジタルネットワークの現実を前に、いまさら「名作」や「自分らしさ」など求めても無意味なんじゃないだろうか。それでも「現実世界の中心で愛をさけぶ」ことこそデジタルアートなんだろうか。