>絵画の絵画的な良さもまた然りで、形式や手法の概要を知っていても、手の快楽や目の喜びにまで至らないのであれば、それは知らない事に等しい。(坂中亮太「鑑賞のこころ」より抜粋)
むろん「頭だけ」というのも困るが、この坂中亮太という男みたいに「体だけ」というのはもっと困る。この男は藝大で修士まで修めているわけだが、しかし藝大っていつから体育系の大学になったのだろうか。手の快楽や目の喜びといった「野生の能力」に頼るだけでは、この21世紀にそれでも「画家」として生きてゆくことなど到底無理だと思うのだが。
むろん「頭だけ」というのも困るが、この坂中亮太という男みたいに「体だけ」というのはもっと困る。この男は藝大で修士まで修めているわけだが、しかし藝大っていつから体育系の大学になったのだろうか。手の快楽や目の喜びといった「野生の能力」に頼るだけでは、この21世紀にそれでも「画家」として生きてゆくことなど到底無理だと思うのだが。