さんぶの杜日記

茶とらのタマさんがやってきて、さんぶの杜の生活は、散歩、時々庭仕事、のちD.I.Y

足音

2013年01月30日 | 黒猫レイちゃん
「レイちゃん、どこかにいないかな」

火葬から帰って来たばかりなのに、夫の言葉は、笑えるけど泣ける。

涙が出そうになって、顔をそむけたら、
「どうしたの?」
と、聞かれたので、
「笑えるけど、泣ける」
と、答えたら、
「本当にいるかもしれないよ」
と。

それは、未来、またレイちゃんに出会えるという事なのか、
レイちゃんにそっくりな猫がどこかにいるということなのか、
夫には聞きませんでしたが、
何となく、“ツンデレ”されたキッチンマットの上を眺めていました。



今朝、
「トットットット」
という音が、寝ている頭の方でしました。
レイちゃんの足音っぽいけど、雨かなあ、と思っていたら、
音は夫の頭の方から私の頭の方へ来て、また戻って行きました。

時計を確認したら、5時45分。
レイちゃんが
「外に出して」
と、時々呼びに来ていた頃の時刻。

何か科学的に証明できる音とか、思い込みとかあるだろうけど、
そういう事にしておこう。


写真は、私とベンチでした最後の日向ぼっこ。




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