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サミーハウスblog出張所

地元にゲーセンが無い田舎ゲーマーの数少ない日々の記録

銀銃と蒼穹の再録音や小ネタなど

2010-09-20 01:33:12 | ゲーム(アーケード)

 以前試しに1曲だけ録音してそのまま放置してたレイディアントシルバーガンを、コイン&スタート音も含めて全9曲を収録完了。しかしサントラはちゃんと買ってるし、ST-V版だとSS版やサントラより収録曲数が少ないので、殆ど自己満足にしか過ぎませんが。(汗)
 とりあえずサントラの音量に合わせて調整してましたが、ラスボスとエンディングのBGMだけはあえて音量を上げてない感じで、エンディングもそのままの出力だと若干音が篭り気味なので音質を調整されてるようです。

 あと、蒼穹紅蓮隊では演奏処理の不具合なのか、3面BGMでどうしても不定期にプチノイズが入ってしまう為、前回収録ではノイズ込みで已む無く妥協してました。しかし、今回収録で運良く3ループ+フェードアウトするまで安定して再録音が成功。これでやっと完璧な収録に。

 更に収録ついでにプレイしていて、たまたまST-V基板用のポーズ機能を使ってたら、ポーズ中に1Pのボタン1(ショット)を押すとステージスキップ(エンディングまで可)、 ボタン2(ボンバー)を押すとタイトル画面に戻る事が判明。なお、OPデモ中はポーズボタンを押し続けてる間だけ停止して、スタートデモ中だとボタン1でコマ送りできます。ついでに、INPUT TESTではボタン3までしか表示はありませんが、ゲーム中ではJAMMAのボタン4もスタート扱いで使えます。

 …と、知ってる人は既に知ってた機能なのかもしれませんが、ROMを入手して今更ながら初めて気が付きました。(汗) ガレッガやバトライダー、バクレイドでもデバッグモードがありましたし、ST-Vの蒼穹でもこの様な機能があって当然だったのかも。


ファインドラブ(AC)

2010-09-19 18:14:37 | ゲーム(アーケード)

 せっかくST-V基板引っ張り出してるので、久々に何か録音してみようかと思い、時間があまり掛からずすぐ収録が出来そうなやつは… と選んでみたのが

全国制服美少女グランプリ ファインドラブ

Fl_titleFl_softinst_2

Music Composer:下神 竜哉
Sound Composer:岩崎 健一郎

#01:BGM 1 (間違い探し)
#02:BGM 2 (ジグソーパズル)
#03:タイトルデモ、プロフィール紹介、会話&ビジュアルデモ、スタッフロール
#04:BGM 3 (神経衰弱)
#05:BGM 4 (パネルパズル)
#06:相手女の子選択
#07:コンティニュー
#08:未使用曲

 音楽に携われたお二方の名前を検索すると、それらしき方が出てきましたが、それ以上は詳細不明。演奏箇所確認のため、数年ぶりにプレイして改めてじっくり曲を聴きましたが、ゲーム内容がミニゲーム集&CG集だからか、非常に淡白で強く印象に残る程の曲でもなく、強いて言うなら天気予報に使われるような当たり障りのないあっさりとしたBGMとしか…

 発売や開発に関わったメーカーは聞き覚えないところばかりですが、とりあえず開発に関わった下記の2社((株)タムタム(株)エフクリエイティブファクトリー)は、今でもやっておられてるようです。発売元のリセアンは既に倒産?してるようで、ダイキは当時の住所や電話番号から調べていくと、現在はダイキサウンドとしてやってるっぽいですが、こちらも会社沿革には一切何も書いてないので詳細不明です。

09180007_2 09180008_2

 元のゲームはセガサターンで出た恋愛アドベンチャーでしたが、アーケード版は10人の女の子の中から4人を選び(ダライアス等のゾーンセレクトと逆形式の選択)、女の子ごとのショートシナリオに沿って4種類のミニゲーム(パネルパズル[15パズル]・ジグソーパズル・神経衰弱・間違い探し)をクリアしていき、時折女の子の質問に対して主人公の選択肢もでますが、特に分岐する展開やハッキリとした理由や意味も無いまま、キワどくあられもない姿を見て喜ぶゲームとなっております。(^^;

 サターンでは続編のファインドラブ2(プロローグおよびラプソディ)まで発売され、Windowsでも18禁ソフトとして発売されました。
(詳細についてはこちらこちらなどを参照)

Photo Photo_2

_ __2

 とにかく、メインのミニゲームの難易度がやたらと高く(間違い探しを除きランダム性が強い)、後の女の子になるほど分割されるピース数も増え、それに対する制限時間も厳しいため、1コインクリアは運任せになってる、と言うかクリアさせるつもりさえ無い気がします。
(ただし、パネルパズルは何度もクリア出来ずにいると楽勝パターンになる模様。)
 答えが判れば簡単な間違い探しでさえ、比較するグラフィックの相違箇所の判定範囲がやたらと広く曖昧で、モニタの明るさ設定次第では気づかないような背景の模様やスキャンむら、一見ゴミみたいなドット(ほくろ)が違いに入ってたかと思うと、明らかに書き込みが違うと思っていた箇所が間違いじゃない等、全ての答えが判るまで悩み苦しみました。(汗)

__4 Photo_4

 ちなみに工場出荷設定の難易度は最も低いEASYで、クリア後にシステムメニューのコイン投入回数を調べると、オールクリアまでに50回ほどコンティニューしていたほど…

 純粋にご褒美グラフィックだけを見るためだけのシステムは、思い切って割り切ってるとも言えるかもしれませんが、アーケードゲームとは言え、スコア稼ぎやタイムアタックなど競う要素は全くなく、わざわざゲーセンで出すまでの意義があったのかどうか疑問に思うところ。当時でこれを入荷したゲーセンでは、元手を回収できるまでの売り上げがあったんでしょうか?(汗)

Fl_gohoubi1 Fl_gohoubi2

Fl_gohoubi3

 でも、今となってはこの様な脱衣系ゲームが発売される事や、ゲーセンに表立って設置されてる機会もまず無くなったので、ある意味貴重なジャンルなのかもしれません。(^^;


忘れてたのでついでに

2010-09-17 01:31:26 | ゲーム(アーケード)

 XBLA版レイディアントシルバーガンの移植発表を知って、ST-V用のステレオケーブルを作ってなかった事を思い出す。

 とりあえずケーブル作ろうとST-Vの説明書を見ても、『CN24(AUDIO LINE OUTPUT)』と書いてあるだけで、何だかどのページにも配線の詳細が無いようなので、とりあえず基板裏のパターンを見て確認。

CN24(JAMMA端子の左側にあるJST NHコネクタ4P端子)

  1. SOUND-L
  2. GND
  3. SOUND-R
  4. GND

思ったより音が小さいのは仕様?
(じゃなく、HI-LOWコンバータ経由だと小さくなってたようで、普通にライン入力で直結だと問題なし。)

 ふと、サターン版シルバーガンの各種攻撃が6ボタン対応だったので、もしかしてST-V版も密かに6ボタン対応??と思って、CN21の拡張キック線(11Pだけど、CPS1の10Pキックコネクタでも端の突起を削ればそのまま使える)を繋げてみたが、やっぱり使えなかった…


メガシステム32のステレオ出力(再検証)

2010-09-13 23:12:26 | ゲーム(アーケード)

 先日のステレオコネクタ作りで、メガシステム32のステレオ出力が左右どちらも同じモノラルしか出てないのを再確認したのですが、昔からこの問題について話題になってた事もあって気にはなってたので、もう少し詳しく見てみる事に。

Ms32_pcb

 下側の音量のボリュームから、上の方へオペアンプの『uPC324C』『uPC4560C』、DACの『YAC513』と音声出力を順にパターンと出力を確認してみたのですが、結局一番最初のYAC513のアナログ出力から音が出た時点で既にモノラルでした。(汗)
(左出力だけと言うより、すでに左右がミキシングされた状態っぽいです。)

 基板上だけでなくテストモードにも切り替え設定が無いのですが、普通にステレオ出力させるには一体どうすればいいのでしょうか… やはりハードの設計ミス?

 隠れた名曲で未だサントラ化されてない湾岸戦争やP-47ACESを初め、説明書にはステレオ出力が未記載ですが、麻雀タイトルである流星雀士キララ☆スターやアイドル雀士スーチーパイIIなど、大抵のメガシステム32対応ソフトのBGMはちゃんとステレオ出力が鳴ってるようなので、可能なら何らかの手直しで普通に鳴るようにしたいところです。


音周りの工作

2010-09-12 22:35:58 | ゲーム(アーケード)

 今までステレオ対応基板の音声ケーブルは、RCA端子付きのケーブルをメーカーや基板毎に用意して作ってましたが、配線違いなだけで同じコネクタばかりだったり、種類が多くなって煩わしいのもあり、今一度配線と種類のまとめも兼ねて、ある程度整理することにしてみました。

○コナミ基板用

 とりあえず、コナミ基板用のステレオケーブル(JST製NHコネクタ4極)だけを残して、これを基本接続に。

  1. SPEAKER L(+)
  2. SPEAKER L(-)
  3. SPEAKER R(-)
  4. SPEAKER R(+)

○タイトー基板用

 タイトー基板では、F3用のNHコネクタ4極タイプと、FX-1&サイキックフォース2012用の京セラエルコ社製8263コネクタタイプの2種類あるので、基板取付用のNHコネクタL型オスに2つまとめて繋げてみました。

Taitostereo

・タイトーF3用(Sコネクタ)。[]内は説明書での表記。
※2013/03/03 F3用ステレオ配線が説明書と実際のLR出力が逆なのを訂正。

  1. SPEAKER R(+) [SPEAKER(+)]
  2. SPEAKER L(-) [SPEAKER(-)]
  3. SPEAKER R(-) [GND]
  4. SPEAKER L(+) [GND]

 もし、この出力からモノラルで繋ぐ場合はこの様に。普通JAMMAから出すのであまり意味無いですけど…

  1. SPEAKER (+)
  2. SPEAKER (-)
  3. 未接続
  4. 未接続

・FX-1&PF2012用。

  1. SPEAKER L(+)
  2. SPEAKER L(-)
  3. SPEAKER R(-)
  4. SPEAKER R(+)

○ナムコ基板用

 ナムコ基板(システムII、NB-1、NB-2、システム11)では、拡張48Pエッジコネクタソケット(2.54mmピッチ・立石電気製のXA2D-4801など)からステレオ出力の右が出ているので、ステレオ設定時のハーネスの音声出力(ステレオ出力の左)をNHコネクタ2Pで繋ぎ換えて、それぞれを4Pコネクタに繋げられるようにしてみました。

Namcostereo_01 Namcostereo_02

  拡張48ピン側 部品面・B1:SPEAKER R(+)
  拡張48ピン側 半田面・A1:SPEAKER R(-)

  JAMMA側 部品面・10番:SPEAKER L(+)
  JAMMA側 部品面・L番:SPEAKER L(-)

 システムIIとNA-1にはヘッドフォン出力があるので、ヘッドフォン端子も増設。ただし、他のシステム基板では出力が出てませんし、システムII基板上のボリュームや音質調整は使えません。

  部品面・B2:HEADPHONE (L)
  部品面・B3:HEADPHONE (GND)
  半田面・A2:HEADPHONE (R)

2013/07/4 ヘッドフォン出力にNA-1も追記しました。

○セイブ開発SPIシステム用

 説明書にはどういう規格のコネクタか一切書いてありませんでしたが、yassyさんから『PC用CD/DVDドライブの音声ケーブルを一部加工すると刺さる』、との情報を頂ましたので、L/RとGND×2つ含めて4本の配線があるケーブルを使用しました。

Spiconnector_2 Pcaudio

 が、ケーブルを切断したあとに、手持ちの部品から別によさげな感じのコネクタ(ジャンクの初代X68k電源についてたコネクタ)が出てきたので、迷った挙句こちらを少し加工して使いました。(汗) どちらにせよ一部削らないといけないし、ピンのピッチが合えばどっちでもいいのですが…

Spistereo

○ジャレコ基板用

 メガシステム1&32用になりますが、ナムコ基板同様にJAMMAハーネス側の音声出力(左)と、基板上にある2ピンのスピーカー2用コネクタ(右)組み合わせるタイプ。

Megasys1_connector1 Megasys32_connector1

  スピーカー2用コネクタ・ピン1:SPEAKER R(+)
  スピーカー2用コネクタ・ピン2:SPEAKER R(-)

  JAMMA側 部品面・10番:SPEAKER L(+)
  JAMMA側 部品面・L番:SPEAKER L(-)

 ですが、こちらもコネクタの種類が2.5ピッチのタイプとしか判らず、手持ちのコネクタをいろいろ挿して確認したところ、どうやら先のタイトー基板で使われてた『8263コネクタ』の2極タイプのようです。ピンピッチやストッパーもピッタリ合いますし…

Megasys32_connector2

 しかし疑問に思うのが、メガシステム1だとモノラル-ステレオの切り替えSWがあるのに、メガシステム32ではそういうSWの類が一切無く、テストモード上にも設定がないので、これではJAMMA接続だけだと常時ステレオ出力のまま、左音声しか出てないという事に??

Megasys1_stereo Megasys32_stereo

 とりあえず仮配線で音を出してみましたが、ボリュームを回しても音量は変わるものの、左右とも同じ音のようでステレオ感は全くなしでした。曲そのものはちゃんとステレオなのですが… 謎です。(汗)

○追記

 今までステレオ出力時のケーブルは、そのまんまステレオ出力の+と-をコンポに繋げる形で使ってました。元々基板のボリュームは絞って使う方で、基板内部の構造上もあったのか、特に支障が出なかったので気にしてなかったのですが、結構前にこの辺の事情(基板の音声がBTL出力の件)を聞いて、いろいろ調べると万が一の時はちょっとやばいかな…と思うように。(一応C・BOX内部では簡易的にコンデンサと抵抗で処理してたけど、すっかり忘れてた。)

 そう言う訳で、車関連メーカーに勤めてる車好きな友達にお願いして、お盆で帰省する時にHI-LOWコンバーターを買って来てもらいました。自前で作ろうかと思いましたが、部品そろえるだけでも同じぐらい掛かりそうだったので。(汗)

Hilow_converter

 友達いわく、この機器を使うユーザーはあまり居ないようで、店でも需要が少ないのか2種類しか置いてなかったそうです。