summer diary

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骨が折れるね・・・。 

2024年08月02日 | Weblog
 骨が折れる・・・と言っても、本当に骨が折れたわけではない。 何かをするときに非常に大変だと言う事。 息子夫婦、孫娘が泊りで遊びに来る時には布団を用意しないといけない。 その布団は普段は圧縮袋に入れて仕舞ってある。 ただ、泊りの前日までには袋から出して、日に干して準備している。 
この圧縮袋から出すのはいいが、それを再び袋に入れて仕舞うのは結構大変な作業である。 今日もその布団を仕舞う時には骨が折れた。 特にこの猛暑の中で敷き布団、掛け布団、枕、シーツなどを分けて袋に入れて、空気を吸って・・・と。 
もちろん、エアコンが効いている部屋で仕舞うのであるが、それにしても暑い。 
この袋だが、100円ショップで買ったりした物で、あまり質が良いとも言えないのだろう。 なので、ちょっと良くない袋もあったりして、1枚は空気が抜けずにそのまま入れてあるだけ。 
まっ、それはいいとして、昨日がバイト明けだったので、今日は休み。 やれやれ。 
明日は再びバイトの日。 そんなわけで、本当に終日休みなのは月に10日間程度なんだと思うと、シフトが増えた事はやっぱりちょっとしんどい? 否、明けの日も朝から家でのんびりしているし、今日は休みでのんびりしているし、明日のバイトの日も夕方まではのんびりしているし・・。 実際には何も苦心することもないのである。 
さて、今日はそのバイトに持って行く本を3冊返却して、2冊は借りて来ることにする。 時代小説もいろいろあるが、やっぱり私は山本周五郎の小説が好きだし、時代小説作家の中でも最も好きな作家だろう。 
武家や侍などの話も好きだが、庶民の生活感がある小説も好きである。 その両方を絶妙な人間性で描くことが出来るのは山本周五郎だけだろうと思うほどである。 
文体もそうだが、その言葉や物語性もやはり、作家の人間性が滲み出てくるものだ。 
小説の面白さは単なる物語性の展開や、登場人物のキャラクターだけは読者の心を捉えることは難しい。 それは作家の人間性が言葉の裏に根付き、人物の性格や所作や、言葉に表現されるし、言葉以上に文体の雰囲気から流れる空気感というか、空間というのか、そうした言葉や物語性や登場人物の性格だけではなく、そのすべてが絡み合って生まれる信念と言うか、真実と言うのか、心に迫って来る感情が湧いてくる小説が描ける作家はそれほど多くない。 
これは時代小説だけではなく、現代小説や、純文学の世界でも同じである。 
ただ、時代小説の方がそうした物を深く、分かりやすく、描ける題材としては向いている気もする。 現代小説のむつかしさは、この実世界を背景として、そうした人間の真実を描くにはあまりにも複雑な世界であるからだ。 
小説以上に実世界の方が支離滅裂で、不確かだし、人間関係や、社会情勢なども複雑で奇妙なことが多い。 なので、小説の話が物足りなく感じるし、何か絵空事に感じるし、フィクションだと感じる事がほとんどで、なんだか魅力に欠けるのである。 
時代小説はそのそも、生きて居る時代が違っているので、現代と比較する事も意味がないし、今生きている現実から遠く離れている世界だと思っている事もあるだろう。 
そうした背景の中で生きる人々の暮らしや、思いからの方が人間の真実な精神が見えたりするのである。 
さてと、では昼までには帰宅して、のんびりと過ごしたいので、出かけよう。 










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