昨日は豊田市コンサートホールで村治佳織&村治奏一デュオコンサートに行ってきた。 このホールは初めてだったが、とても素敵なホールで、音響効果はこうしたギターやバイオリンなどの弦楽器には特に良い音色を醸し出すだろうと思った。 ホール内のデザインなどもとても雰囲気は良い。
昨日は午後3時からの講演で、休憩20分を含めて2時間半たっぷりと演奏が聴けた。 プログラムとアンコール3曲を含めて18曲の披露であった。
村治奏一さんのA列車で行こうはジャズテイストも満載の編曲だが、クラシックの落ち着いた編曲になっていて、やはりクラシックギターの良さを実感した。
これからもクラシックギターのコンサートには可能な限り出かけたいと思う。
さて、昨日はコンサートで感化されていたのか、以前から書いているギターの売却の話は無かった物としようと思った。 AntonioSanchezのprofessor4を昨日は弾いて見ると、やはりその音色は当初感じた良さを再認識するのである。
おそらく、今回、アコギ(HeadwayHSJ-5115SE/ZR )を購入したので、その資金なども考えての売却を検討する事になった。 ただ、それ以外にも、Cordoba45limitedとの比較で全体的な音色のバランスは劣る気がする・・・これはあくまでも私の感性であるが。
しかし、やはりもう一度しっかりと弾き込んで、このギターの良さを引き出す努力をする事も必須だと思うようになったのである。
で、今日はこのAntonioSanchezのprofessor4に使用する弦を変える事にした。これまではCordoba45limitedでは相性の良いサバレス弦を使用していたが、やはり相性はあまり良くない感じ。
なので、もう少し柔らかい、メローな音色であるダダリオ弦を購入して張り替える事にする。 ダダリオクラシック弦の中でも最もテンションが弱い弦を購入してみた。 おそらく、AntonioSanchezのprofessor4はサバレス弦のようにテンションが高くて、弦の振動スピードが早い特性よりも、もう少し、メローな、甘い、緩いと言うか、柔らかい音色の傾向が相性が良いだろうと感じる。
まっ、これは実際に使用してみないとなんとも言えないけど。
今日はそのダダリオ弦が届くので、早々に張り替えてみようと思って居る。
さらに、先日購入したアコギの弦も交換する。 これも、新品時に設定されているエリクサーのコーティング弦は以前もそうだったが、倍音がある意味では邪魔になる感覚がある。 もっと素直なギターの音色を私は求めているので、そうした素の音色を出す事が出来そうな弦に交換する。
それだけではなく、テンションも出来る限り低い柔らかい弦が良い。 アコギはスチール弦なので、どうしても押弦には力が要るし、とくにローポジションでのセーハはかなりキツい。 出来る限りローテンションの弦で、素の音色が出る事を期待したい。
さて、今日もギター練習をしっかりとやりたい。 ギター講座での発表会用の曲の練習(これはデュオで弾く予定・・・弾ければの話)二人のギターを予定しているが、果たして弾けるだろうか?
それと講座の課題曲、さらにはリコーダーグループとのコラボの曲(これは次回からアコギを持って行くので、アコギでの練習)、さらにはカルカッシ教則本の曲、ギターのワークブックの練習。 こうして、練習する必要がある曲や基礎練習なども含めると、日に3時間でも足らない。
家に居る時間のほぼ全てをギターを弾く時間に変えないと無理だろう。
なので、今後は特に用事が無い時には午前中から最低でも2時間。 午後は2時間、夜は1時間。 日に5時間程度の練習をしようと思っている。
ギターはともかく、ひたすら弾く事、難しい箇所や運指は納得出来るまでは妥協しないこと。 これまでは、どうしても出来ないと感じたら妥協して先に進む事を繰り返していたが、それはギターの上達には逆行する行為だろう。
ギターの上達に関しての練習方法とか意識とか、いろんな練習内容などもあるが、いずれの練習でもともかく、練習しなければ上達はあり得ないし、単純に知識や詳細な運指や指の動きなどを知ったとしても、それを身につけるためには相当な時間、努力、試行錯誤を繰り返す以外には実力として身に付けることは出来ない。 指板の位置と音符との同期、譜面を即座に読み解く知識、その知識が即座に指が動くことなどなど。 最近は特に指板の位置関係や音符がどのフレットのどの位置、どの弦のどの位置、そうした事を即座に把握出来る練習をする事にしている。 特にハイフレットでの1弦から6弦までの音を全て把握する事は譜面を読み解く為の最低限の知識(技術だろう)だろう。
今日は夕方には筋トレもしっかりとやる日だし、特別な用事もないので、これから夕方まではギターの練習をする。