summer diary

日記らしきページ

慣らし運転

2018年11月18日 | Weblog

  今日も朝からよく晴れ渡った快晴である。 風もなく陽射しもたっぷりと注いでいる気持ちの良い朝だ。 昨日は朝方少し雲もあったが、昼頃には陽ざしが眩しいくらいに晴れ渡り、絶好の行楽日和であった。 昨日は夜勤明けなので、午前中は帰宅してから寝ることにして、午後にはジムへ行く予定にしていたけど、天気を見て予定を変更してバイクに乗ることに決めて、ベッドから出てから30分としないうちにバイクに乗る準備を整えて家を出発していた。 この日はお遍路にしようかと迷ったけど、お遍路は次回と言うことにして、ともかく知多半島をぐるりと一周して帰ろうと思った。 いつもとは逆方向から半島沿いにバイクを走られることにして、海を右側に眺めることが出来る道を走っている時の気持ち良さは最高だった。 これまであまり逆方向から眺めたことが無い半島の海沿いの景色はやはり絶好のツーリングスポットである。

土曜日の休日であるけど、車やバイクの数は意外と多くは無く、渋滞も無く、軽快に走ることが出来た。 バイクの多くは数人から大所帯の数十台のグループで走行するツーリング仲間も多く見ることが出来る。 私はソロツーがほとんどで、たまに息子と二人で走る時もあるけど、独りで走るのが常である。 特にグループや誰かと走りたいとも思わない。 休憩したい時に自由にどこでも停まって煙草を吸い、缶コーヒーを飲みながら一息つく事もいつも通りの事である。 いつもはお遍路がメインでバイクに乗っているので、逆に一人の方が都合が良い。 ただ、昨日のようにただ漠然と走っている時は何となくだけど、そのグループで走行している仲間を見るとちょっとなんというか、誰かと一緒に走るのも悪くはないな~~とも思う時もある。 

バイクは新車で購入してからまだ2度目の乗車だ。 前回は80Km程度の走行距離を走り、昨日は100Km程度走ったろうか、スピードメーターの距離は180Km程度になっている。 1000Kmまでは慣らし運転なので、回転数を気にしながら、タイヤも新しい間はスリップし易い事もあり、あまりバイクを倒した走行はしない方がいい。 そんなことを気にしながらのんびりと走行して帰宅した。 さすがにスポーツタイプのバイクなので、搭乗姿勢は前傾になり、2時間ぐらい走行していると少し肩が疲れる感覚になる。 やはり背筋が立って乗る姿勢のグロムとは違って、少し疲れると感じた。 それでも、特に不自然な姿勢を強いられるようなことはないので、それほど気にするような疲労感は無い。 当然だが、走りはグロムに比較するまでもなく、発進から走行中の安定感は相当良い。 カーブで曲がる時にも軽く安定して曲がることが出来るし、グロムに比較すると重量は倍近くあることを感じないほどに機敏な動きも出来る。 ブレーキの効きも良いし、走行風もフルカウルなのであまり躰に感じる事もなく、何よりも車にスムーズに付いて走ることが出来るのはとても余裕感があり、その分は疲れはグロムより軽減されている。 グロムも90Kmぐらいなら何とか前の車に着いていけるけど、それ以上になったり、坂道などではちょっと後ろから付いてくる車に気を遣うような場面もある。 そうしたことはまったくなく、余裕で走行するエンジンのパワーとトルクは流石に250ccだと実感できた。 来週は金曜日まで仕事と研修が連続で有るので、乗れるのは金曜日になるけど、その日の天候がこの連休のように快晴で有ってくれたら嬉しい。 

急いで慣らし運転の1000Kmを走破したいとも思わないけど、早く新しいバイクに慣れたいと思っている。 まだまだバイクの癖やバイクとの一体感や操作なども含めてギコチないのは否めない。 まだ急カーブを曲がる時にはかなり緊張気味だし、車庫から出したり入れたりすることも慣れない。 このバイクに乗り換えて一番のリスクは車庫に入れたり出したりする作業である。 グロムに比較すると倍近くの重量であり、当初は簡単に入れることが出来るだろうと思っていたが、バックで入れることが出来ず(車庫の段差があり、どうしてもバックでその段差とその後の傾斜している登り坂を超えることが出来ない)、前から乗り入れてからエンジンを切り、車庫の中で切り替えしを何度か繰り返してバックで車庫の奥へ横付けで停めるのにはちょっと体力が要るし、時間も掛かる。 まっ、重量だけではなく、長さも車庫の幅いっぱいとまでは言わないでも、前後にそれほど余裕がないので切り替えしの回数が増えることになる。 それでも、踏ん張らないといけないほどの重さでもないので、数回の切り替えしさえ面倒がらずに熟してしまえば、これまでのように車も以前と同じ定位置に停めることも出来る。 そうしないと、この車が停めてある前から原チャリを息子が玄関先へ乗り入れる隙間が無くなってしまうので、そうなるとちょっと大変である。 

知多半島を一周して帰宅してからは車を一旦外に出し、バイクを車庫の奥へ納めてから車を車庫に戻す。 それからバイクに付着している埃など綺麗に拭き取り、エンジンが冷めて来た頃を見計らい、カバーを被せて保管しておくのである。 特に知多半島の海沿いを走ると当然だけど潮風を受けている。 塩害で錆びることも懸念されるので。スプレーワックスを拭き上げる柔らかい布に塗布して丁寧に拭き上げるのである。 何しろ、ボルト類などは細かい部部などはステンレスではないし、メッキが施されている箇所ばかりではない。 本当は水洗いをした方が良いのかも知れないけど、水が付いた箇所を全て綺麗に水分を拭き取れる事もないし、乾くまで時間も掛かり、逆に水分で腐食することもあるだろう。 これまでもバイクを水で洗ったことは一度もない。 何しろ、雨天などに乗ることは無いし、雨に降られて泥水などで汚れたことは無いから、水洗いまでするような必要が無かったのである。 車庫の奥にカバーを被せて(今は2重にカバーを被せているほどだ)保管しているので、まったく雨風を心配するような事もないのである。 

何時もの事であるけど、昨日も結局休憩はコンビニで缶コーヒーを飲みながら煙草を1本吸うぐらいで終わり、早々にバイクに跨り帰路に着いた。 昼食をどこかの店にでも入って食べる事も考えて居るのだけど、独りで飲食店などへ入ったことがあまりなく、特に家族連れなどが入る店などへは独りで入る気がしない。 牛丼チェーン店などは時折一人で入り、さっさと食べ終えて出てくることもあるけど、バイクで立ち寄ったことはそれほどない。 本当なら名の知れたラーメン店なども良いと思うけど、独りで食べる気にはなれないのが常である。 そうしたときにはソロツーではなくマスツー(仲間と一緒に走ることをマスツーと言うらしい)も良いかなと思うのだ。