硯箱と言うと、書斎に置いてある小さなモノをイメージするかも知れません。
以前も、↓ この硯箱をご紹介いたしましたが、先代が使用していたものです。
先代は慶応二年の記録から呉服商を営んでいたようです。
祖父母がこれを使用していたのを子ども心に覚えています。
この色合いといい、形といい何故か愛着を感じます。
昔のモノは丈夫で、使いやすく良い仕事をしていますねぇ~。
今となっては、飾り物になっています。
いつか日常的に、この硯箱を使いたいものです。
しかし・・・。
この箱は、正座した状態で右側に置き使う高さ(大きさ)です。
正座の苦手な私には無理なのかも?
芸術的にも見える、矢立です。
何故、矢立と言うか分かりません。
そうそう、これは携帯用の筆入れです。
先代が使っていたかどうかは、覚えていません。
こんな風に小筆が筒の部分に収納されています。
書道をするDNAは整っていますが、あとは本人(私)がやる気になるかどうかです。
ちょっと間が空きましたので、こんなモノをご紹介いたしました。
萬 鶴