2月にお出しする月例競書はお済ですか?
結構、追われ感がありますね。
今回の条幅、私は「唐 太宗書 温泉銘」からです。
原本を観て書く事をすすめます。と書かれています。
ところで、観ると見るの違いはなんでしょう?
調べてみました。
※見る対象に、明確な目的や意図を持っていない場合
※観るは明確な意図や目的を持って、対象を見ている場合
と書かれています。
やはり観ることが大事なのですね。
競書も今回で3回目の提出ですが、観る原本を持ち合わせていませんでした。
と言うことでテキストを書店に買い求めに行きました。
これは実話です。
ある本屋さんで、若い店員さんに“書道の温泉銘はありますか?”を話かけました。
“温泉の看板ですか?”
ガクッ!
私だって、最初は同じこと思いましたよ。
笑えない私がいます。
この世界は難しい言葉や用語が並びますよね。
テキストには、本帖とその学び方が記されています。
私なんか、この辺からスタートです。
太宗(598-649)は、唐朝第二代皇帝で、高祖李淵(りえん)の次子・・・英君。
中国,唐第2代太宗の行書作品。
この温泉は現在の西安の東方,臨潼(りんどう)県の驪山(りざん)温泉のことで,太宗はこの地に離宮を造営し,たびたび来遊し,温泉銘の碑を立てた。
碑は現存しないが,その拓本の一部分が,剪装巻子本の形で,フランスのペリオがもち帰った敦煌(とんこう)文書の中から発見され,羅振玉によって,太宗の自撰自書と断定された。奔放自在な,中国史上屈指の大皇帝の書らしい書で,同じく太宗の自撰自書と考えられる《晋祠銘》とともに高い評価を得ている。
・・・説明はつづきました。
とネットに記されていました。
西暦600年ころと言えば、日本では飛鳥。
聖徳太子や大化の改新のころですね。
こんな時代の書を真似て書いているんだぁ~。です。
お読みのみなさんには、レベルの低い内容だと思います。
スミマセン。
これでも一生懸命な私です。
まして、月例競書の課題が、温泉銘のどこに書かれているかを見つけるのも時間がかかりました。
天来書院テキストシリーズ36の16~17頁にありました。
この原本を観ながら、条幅も書き上げました。
次回の伺う日には提出いたします。
さて、最近ブログがまめにアップされているかと思いませんか?
ちょっと、小さな挑戦がありまして、訪問者数を100越えることを目指していました。
おかげさまで、106IP(1日で106人の方が見ていただいたことになります)になりました。
専門書的な内容でないブログに、毎日60~100人の方がご覧になっているとは・・・。
感謝感謝です。
これで小さな目的を達成しましたので、これからはゆっくりアップしようかと思います。
萬鶴