杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

アニ-ロ-リ-

2009年12月19日 | 日記
昭和38年3月末の国鉄八幡浜駅プラットホ-ムは・・・ 集団就職で都会へ向かう高校生で溢れていた。 20才の彼は、ひとりのセ-ラ-服の女学生の姿を追っていた、 既に彼女は、普通列車に乗り込んで、窓から家族との別れに 涙を流していた。 周囲には、同じように、別れに目を赤く濡らした女学生や 詰襟姿の学生達もたくさん見送られていた。 プラットホ-ムの親戚の人たちも、まだ若い子供達との別れを 不安げに . . . 本文を読む