ニッポソの「新自由主義者」が考える「効率」

まあ、あの界隈は経営者側がより目先の利益を得る事だけが重要なので、本当に何が効率のいい事なのか理解できないと思いますが、
ワンフロアを１０人で2時間かかる清掃のお仕事があるとします。
「効率を上げたい」と考えた時に、莫迦経営者だと「9人にすればいいんじゃない？」とか「1時間40分でやればいいんじゃない？」とかになって、そこで終わるんですね。
9人でできたら「8人で行けるか」とか、1時間40分で行けたら「1時間30分でいけるか」とか、そういう世界。
もちろん時短は悪くないんですが、ただ「早くやれ」等ではどうしようもないわけですね。
人数を削れなくなったら、ほぼ竹中平蔵方式にするとかのやり方もありますからね。
いつも経営者の言う事をきく2人だけ残して後は非正規など。
素早くできるように道具を工夫するとか、うまくやる手順を考えるとか、人の動きを見ておおよその最適の人数と時間を決めるとか、現場の声を聴きながら経営者（管理者）が考えればいいんですが、実際には現場に全部押しつけて終わる莫迦経営者も実は多いんですね（昔は、そんな人はほとんどいないと思っていた）

検査をそういう効率で考えたがるバカ医クラが実に多いんですよね。
結構驚いたのですが、単純に陽性率が高い方が効率的だと思っているあほな人が実際にいます。
だから「症状がない人に検査をするのは無駄」という莫迦な説も出てくるわけですね。
尾身会長がそうですから。

いや、わたくしみたいに通院している者は、何かしらの兆候が出たら、薬もらったり新たな検査をしたりしますが、
今もあちこち悪いところって、一つ（心臓）を除いて「症状が出た」わけではないですからね。
検査で分かっただけです。
定期的に血液検査をして、悪い数字が出たものについてお薬が出たり、さらなる検査をしたりするわけですね。
内蔵ですし、症状があらわれてからだとかなり手遅れ気味なのが多いと思いますよ。

今日は峰S太郎大先生が「スッキリ」とかいうのに出たらしいです。（いや、番組は違うかも）
その映像を写メか何かで撮った人が居て、それをツイッターで見た大先生が大喜びでしたが、その画像には「症状のある人を隔離または治療するのが効果的」という字幕が。
ええと、まあ、無理やり前後を好意的に考えてあげても、全く意味がないというか、いくら頑張っても良い意味にとることはできませんね。
治療はともかく「症状のある人を隔離」するのが効果的って、ない人は隔離もしないんですよね。まあ、自宅療養だと言いたいのでしょうが、どこが効果的なんですかね。
症状がないのが発症前であれば最も感染力が強い人ですから、防疫上危険です。ニッポソの自宅待機は「自己責任」ですから自分で食い物の確保などが必要な場合が多いですし、容態が急変した場合にもチェックする人がいなかったりし暗すね。
そして無症候者でも、
無症候者
70-80% of time if asymptomatic. #COVID19肺にダメージが入っている人が多いと。
峰大先生（たち）のこういう発言はコロナの味方をしているとしか思えませんが。

さらに今日は、
宮城県新型コロナウイルス情報
なお、PCR検査は感度が7?8割とされていますが、これは症状がある方での話で、無症状では感度は大幅に落ちます。感染していても無症状だと半数以上見逃す検査だと考えてください。
まだこういうツイートをする莫迦が湧きました。というか前からいて、実はEARLだということです。
最低なデマッターの別垢。
「宮城県新型コロナウイルス情報」とありますが、プロフを見ると宮城県庁などとはまったく関係ないと。
実に紛らわしいですし、内容も迷惑行為になるのでやめて欲しいですね。
しかもですね、根拠がまた"Kucirka"論文ですからね。
同じものをグルグルグルグル使いまわし続けるんですね。

少し、医クラの精度デマをまた掘り越してみたいと思いますが、
今日は感度の方。
4月17日のM宗太郎大先生。
M大先生
ばぶの信頼している疫学者の先生が、「PCR検査のことをいうときは、必ず「感度30-70％の」という枕詞を付けるよう提案」されているので、ばぶもできるだけそうしていきたいと思います
感度30-70％のPCR検査、ね。
4月17日ですよ。

岩田K太郎大先生。
PCRの感度は30-50%。
PCRの感度は30-50%。陰性だからと家に帰されて家族内感染も。だから無症状な人に検査して間違った安心感を与えてはいけない。
2月9日ですが、この意見がずっと医クラのコンセンサスですよね。
悪いけど論外です。（悪いとは思っていない）

特にM大先生の4月17日という日付が面白いんですが、アメリカなどえものすごい陽性率がでた直後ですよ。
例えばこの在ニューヨーク日本国総領事館が4月13日にアップした資料。
新型コロナウイルス関連情報（４月１３日）
デブラシオ市長のメッセージ
陽性率は市全体で５８．１％（同５９．３％）と、すべての数字で良い方向に進んでいることが確認できる。
陽性率が6割近いんですよ。それで下がってきていると。
おいらの（ここ）ブログでも4月15日の記事（2個目）で、ニュージャージー州が通算で検査陽性率48％だと書いています。ニューヨーク州で40％だったかな。
通算ですから、当然もっと高い時期があるわけですよ。
どうやったらあの雑な感度が出てくるのかと。
情弱な「専門家」なんですかね。
富士レビオの抗原検査ならともかく。

こちらは今日のニュースですが、
山口県で集団感染。
68人は宇部市の病院患者ら
このうち68人は、宇部市にある「扶老会病院」の入院患者48人と職員20人だということです。
この病院では16日、病院に勤務する職員2人の感染が確認されたため、入院患者と職員など合わせて95人を対象に17日、PCR検査を行ったところ、感染がわかったということです。
95人に検査して、68人が陽性ですから、陽性率は71.6%になります。
PCRの感度より高いですね。うおーー！
陰性の人はほぼ全員が見逃し案件ですか（棒）
68人は全員が軽症か無症状だと。

おまけ。
「専門家」の堀成美大先生のツイがTLに出てきて、あたかも大阪のコロナ対策がうまく行っているかのように言っている人に肯定的な引用ツイをしているので、元ツイのさらに元ツイを見てそのTLを追ってみたら、どうも熱烈な維新信者なんですね。
本人は「反・反維新」と自称しているようですが。
そして、なぜか大阪のコロナ対策はうまく行っていると思っているようです。大阪がうまく行っているというか、TLは基本的に他の都道府県の悪口になっているんですが。
でうまく行っていないところを叩いて、溜飲を下げて大阪はうまく行っているかのような錯覚を自ら（というか信者同士で）作り出しているんですね。
シューキョー怖いんですが、これと同じような人たちをこの何年かずっと見てきました。
ネトウヨと言います。
他の国の悪口を言い続けて、「日本すごい」をやっているんですね。
他の国については、実際にそういう悪いところもあるものの、多くは事実とは違う上に、とにかく（日本以外の）東アジアの国々の悪口を言って、溜飲を下げている図はイシンジャーと同じです。
そしてこの1年間、また少し違うところに居るはずの同じような人たちを見てきました。
医クラと言います。
感染者が爆発している国の悪口を言うことで、日本はうまく行っている事にしたいんですね。ニュージーランドの話はできないと。
全部同じメンタリティです。

グレン・フライが作った曲で。
Eagles - Take It Easy

Eagles - New Kid in Town
基本的にこういう曲ですよね。