2016年度から、英検2級の1次試験にライティングテストが導入されたことに続いて、2017年度から、準2級と3級にも導入されます。そこで今回は、その概略についてです。
受験者は、与えられた質問に対して、意見とその裏付けとなる理由を、適切な語彙と文法を使用しながら英文で論述する能力が試されます。
観点別採点
以下の4つの観点に基づく「観点別採点」が導入されます。
内容・・・課題で求められている内容が含まれているか?
構成・・・英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか?
語彙・・・課題に相応しい語彙を正しく使えているか?
文法・・・文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか?
語数の目安
解答を書く上で、語数の目安は以下のようになります。
2級=80~100語
準2級=50~60語
3級=25~35語
著作権の関係で、サンプル問題は、ここに掲載することは出来ません。
具体的にどのような問題で試験が行われるのかは、以下の公益財団法人 日本英語検定協会のホームページをご参照下さい。
http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
英検スピーキング&面接とライティング試験のために
以下のMIZUNO Katsuyaブログをご一読下さい。
http://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/f7264df6449e5e38b912003b167a0a62
(水野克哉)