オーガニックとエコライフ ―本物は美味安心安全―

お米と野菜を無農薬で作ることで、色々なことが見えてきます。自然の中で、生かされていることに感謝しています。

丹波黒豆を脱穀

2021-12-15 12:51:38 | 日記
11月末に切り倒し、軒先で乾燥させていた「丹波黒豆」。



乾いた順番に脱穀作業を行っている。
昨年買った、コンパクトな足こぎ脱穀機を使っての作業。
幅は60センチしかなく、少し狭いが、黒豆の枝をまげて押し込んでいる。



実はこの脱穀機、強化タイプを選んだ。
こぎ胴の金具が太くて、少々の衝撃ではびくともしない。
普通タイプの金具は、半分くらいの太さなので、心細い。
普通の大豆とか、そばとか、稲とかの柔らかい茎の者を脱穀するのに適している。
丹波黒豆は、豆が大きい分、茎も太くてがっしりしている。
それを、高速で回転する胴に押し付けるのだから、衝撃が強くなる。
以前使っていた古いのは、金具がずいぶん取れてしまった。
足でこぐので、少々疲れるが運動だと思ってやっている。

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白菜、大根が完成

2021-12-08 11:29:56 | 日記
秋冬野菜の代表格、白菜と大根。
無農薬で作るのは、極めて難しい。
なぜかというと、幼葉の時に害虫が寄ってくるからだ。
白菜は、種蒔き後ポットで大きくし、畑に定植した直後、虫が来る。
大根は、畑に種蒔き後、双葉が出るか出ないかという時にやってくる。
大根は、根菜なのでポット育成ができない。
一度したことがあるが、根の肝心な部分が伸びなかった。

農薬栽培では、この時期に殺虫剤をかける。
もちろんる程度大きくなってきても、虫が来るからその都度農薬をかける。

我が家は、その虫を一つ一つ手取りする。
「ダイコンサルハムシ」は、小さくて手でつかみにくいので、ピンセットでつまみ取る。
「アオムシ」、「ヨトウムシ」は、手でつかみ取ることができる。
大根には、「根切り虫」もいて茎を切ってしまうが、日中は土の中にいるので、取るのが難しい。
種を蒔き直すしかない。
これらの作業を、9月から11月半ばまでやる。

そしてようやく、12月になり形になってきた。







白菜は、葉が巻き込んでくると、虫が取れなくなり、文字通り「虫食い状態」となっている。
それでも、中の方は入っていないので、十分食べられる。





大根も大きくなってきた。
虫の害は、あまり見られない。
「おでん大根」だから、煮炊きすると柔らかく美味しい。



チンゲン菜や小松菜、壬生菜なども大きくなってきた。
全て無農薬栽培だ。

本当に無農薬での野菜づくりは難しいし、手間がかかる。
でも、まったくの安全、安心。
スーパーで売られている野菜がどれだけ農薬漬けなのか。
作ってはじめて分かる。
どうか、消費者も勉強してほしい。
「きれい」は、「危険」の裏返しであることを。
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