オーガニックとエコライフ ―本物は美味安心安全―

お米と野菜を無農薬で作ることで、色々なことが見えてきます。自然の中で、生かされていることに感謝しています。

稲穂が垂れ、黒豆の莢が着いた

2024-09-06 20:50:26 | 日記
いつの間にか9月。
今も日差しが強く、カンカン照りの日が続いている。
でも、朝夕は過ごしやすく、秋の気配を感じる。

そして、田んぼと畑。
着実に作物は育っている。
田んぼでは、稲穂が垂れ始めた。
先月の下旬に出穂して、日ごとに垂れていっている。



稲が実ってくると、イノシシとの戦いだ。
匂いがするのか、稲穂をめがけて、田んぼに突入してくる。
金属製の柵だけでは、突破されてしまう。
一番有効なのが、電柵。
3日間かけて、田んぼの周りに張り巡らせた。





稲刈りまで、あと1か月と少し。
このまま無事に収穫できるよう祈る毎日だ。

一方、丹波黒豆畑。



今日、用水路から潅水した。
今が一番大事な時期だ。
花が散り、莢が着き、大きくなり始めている。
水が莢を大きくすると言っても過言ではない。



枝豆になる10月中旬が、待ち遠しい。
今年初めての「摘芯断根」農法の結果が出る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クサネムを退治

2024-08-19 17:38:55 | 日記
これまでの猛暑が嘘のように、今日は曇りで涼しかった。
なかなか農作業ができなかったが、前から気になっていた田草取りをした。
4反6畝の一番大きな田んぼ。



5枚ある田んぼのうちで、この田んぼだけクサネムが生える。
去年は、草取りをせず、米の収穫の時にコンバインを止めてクサネムを取り除いて、籾に混じらないようにしていた。
しかし、見逃すものもあって、そのまま種をばら撒くことになってしまった。

クサネムは、マメ科の雑草で、黒い豆が米と同じ大きさで、米の中に混じってしまう。
体には全く害はないので、食べてもどういうことはないが、見栄えが悪いので、混じらないほうがいい。

今年は、収穫作業の前に田んぼに入って取ることにした。
田んぼに入ること3時間。
およそ200本くらいのクサネムを退治した。





田んぼに入って見ると、ぴかまるの穂が少し出ていた。
半分ほど穂が出る出穂まで、あと1週間ほどかかるが、順調に育っている。
もちろん雑草の影響もあるので、量には期待していないが、美味しいお米になればと願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲が大きくなった

2024-08-06 21:28:56 | 日記
田植えから約50日。
小さかった苗が大きくなり、田んぼがにぎやかになってきた。



この写真は、7月5日の写真。田植えから20日で、まだ小さく、田んぼに隙間が見える。
その苗が、1か月経つと隙間が見えないくらい急激に育ってきた。



同じところから8月6日に撮ったが、分けつが進み、青々と茂っている。
稲の間には、無農薬栽培だから雑草が生えているが、稲の生長が勝っている。



この田んぼは、もち米の「はりまもち」という品種だが、「コナギ」という雑草がびっしり生えている。
アオミドロという藻が、田植え後に繁殖し、除草機による除草ができなかった。
除草機をかけると、アオミドロが苗を押し倒してしまう恐れがあった。

あと2週間で穂が出てくる。
このところ続く猛暑に負けず、美味しいお米になってほしいと願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒豆に潅水

2024-07-23 15:26:57 | 日記
植え付けてから、ほぼ2週間。
黒豆が大きくなってきた。
先日は、管理機で土寄せも行った。



2日前に梅雨も明け、晴天が続いている。
一般的に、梅雨が明けると喜ぶ人が多いようだが、百姓には、早い梅雨明けはありがたくない。
作物にはどうしても水が必要だから、梅雨は恵みの雨なのだ。

ということで、黒豆畑に用水路から水を入れた。



畝ごとに水を引いて、全体にいきわたるようにしてやる。
熱い中、黒豆も喉が乾いているように見えた。
水がいきわたると、ほっとしているようにも感じる。
人間も植物も水がないと生きていけない。

水やりが終わってから数えると、全部で700株ほどあった。
これから夏空の暑い日が続く。
百姓としては、たまに夕立が降ってほしいと願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹波黒豆を定植

2024-07-12 08:46:25 | 日記
断根摘芯した丹波黒豆の苗が大きく育ち、畑に定植した。
摘芯をすると、脇から2本の枝が出てきて、大きくなった。
いつもの年なら、6月の末には定植していたのだが、今年は約2週間遅れとなった。
いくら早く植えても、豆が出来なければ元も子もない。
木が小さくても、豆が取れればその方が上だ。
何せ今年初めてやることなので、手探りで進めていくしかない。

去年まで定植は、畑にひざまずいて、一つ一つ手作業で植えていた。
苗の数が700株ほどあったから、3日がかりで植えていた。
しかし、今年は良い機械を見つけた。
みのる産業の「ハンドプランター」。





半自動で、苗を植えてくれる。
筒の穴に苗を入れると、筒の先の土の中に落ちる。
筒を持ち上げると、自動で土がかけられ、苗が植わる仕組みになっている。
腰をかがめなくてもいいし、膝を折らなくてもいい。
これまで、この定植が身体的にも精神的にも大きな苦痛になっていたので、その苦痛から解放された気分だ。
むしろ楽しい作業になったと言ってもいい。

今年は、丹波黒豆栽培改革の年だ。
さあ、これから大きくなって、たくさんの豆を付けてくれるだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする