オーガニックとエコライフ ―本物は美味安心安全―

お米と野菜を無農薬で作ることで、色々なことが見えてきます。自然の中で、生かされていることに感謝しています。

丹波黒豆を定植

2024-07-12 08:46:25 | 日記
断根摘芯した丹波黒豆の苗が大きく育ち、畑に定植した。
摘芯をすると、脇から2本の枝が出てきて、大きくなった。
いつもの年なら、6月の末には定植していたのだが、今年は約2週間遅れとなった。
いくら早く植えても、豆が出来なければ元も子もない。
木が小さくても、豆が取れればその方が上だ。
何せ今年初めてやることなので、手探りで進めていくしかない。

去年まで定植は、畑にひざまずいて、一つ一つ手作業で植えていた。
苗の数が700株ほどあったから、3日がかりで植えていた。
しかし、今年は良い機械を見つけた。
みのる産業の「ハンドプランター」。





半自動で、苗を植えてくれる。
筒の穴に苗を入れると、筒の先の土の中に落ちる。
筒を持ち上げると、自動で土がかけられ、苗が植わる仕組みになっている。
腰をかがめなくてもいいし、膝を折らなくてもいい。
これまで、この定植が身体的にも精神的にも大きな苦痛になっていたので、その苦痛から解放された気分だ。
むしろ楽しい作業になったと言ってもいい。

今年は、丹波黒豆栽培改革の年だ。
さあ、これから大きくなって、たくさんの豆を付けてくれるだろうか。
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丹波黒豆の断根摘芯栽培に挑戦

2024-06-27 20:17:45 | 日記
去年の丹波黒豆は、少雨や猛暑の影響もあり不出来だった。
最初は、どんどん大きくなり、「これは豊作だ」と思ったのものだった。
葉がよく茂り、勢いは抜群だった。
しかし、そんな木に限り、ほとんど豆が付かなかった。
いわゆる「つるボケ」というのだそうだ。
天候の加減だけでなく、肥料成分も多かったのかもしれない。

そこで今年こそはと、新しい栽培方法に挑戦することにした。
ネットで色々調べていると、「断根摘芯栽培」に出会った。
要は、根を切り、芯を切り取ると、肥料を入れても豆ができるというのだ。

10日前に種を蒔いた丹波黒豆。
立派に育った。



例年だと、このまま畑に定植していたなー。
去年だけ特別だったのではないかとも思った。
新しいことに挑戦して、もし失敗したら・・・と考えると、二の足を踏んだ。
だが、「だめで元々」と考え直した。
根を切り、主枝を切り取った。



その数、およそ400株。
そして、また土に突き刺した。



豆は強く、また根や芽が出るらしい。
10日後が楽しみだ。
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田植えが終わって、ジャガイモ収穫

2024-06-14 21:24:05 | 日記
荒代掻きから、畔の草刈り、植え代掻き、そして田植えと忙しい2週間が過ぎた。
田植えは、4日がかりで1.5ha、5枚の田んぼを植え終えることができた。



今年は、苗作りに失敗し、短い苗となってしまった。
また、苗の管理が悪く40枚ほどの苗箱の苗が育たなかった。
結果、植える量を減らしたり、植えるときの田んぼの水深に苦労した。
ともあれ、今年の田植が終了した。
あとは、除草対策と深水管理に細心の注意をしていかなければならない。

田植え後の作業は、ジャガイモ掘り。
ジャガイモの葉もしおれだした。



また、6月とは思えない晴天続きで、土はカチカチ。
今日は32℃の真夏日の中、熱中症に気を付けながら作業を続けた。

今年の品種は、「十勝こがね」。
楕円形で、きれいなジャガイモだ。



収穫量もそこそこある。
特徴は、男爵とメークインの中間といったところ。
どんな料理にも使える万能ジャガイモだ。
一度お試しあれ。
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有機タマネギを収穫

2024-06-05 21:41:09 | 日記
稲の苗が大きくなってきた。
このところ晴天続きで、潅水が欠かせない。
今日は特に暑くて、昼の水やりが遅れたところ、土がカラカラになっていた。
それでも苗は元気に育っている。



あと1週間ほどで田植の予定だ。

この晴天のもと、今日はタマネギを収穫した。



茎が倒れて、成長が止まっている。
収穫時なのだ。

端から順番にタマネギを抜いていく。
大きいのや小さいの、様々だ。
今年の出来は、やや小ぶりだ。
4月の冷え込みと、突発的なひょう被害の影響だろう。
4月16日のひょうで、大部分の葉が折れてしまい、一時成長が止まってしまった。





それでも、数はそこそこ穫れた。
今年から、有機JASの認証を受けているので、「有機タマネギ」として販売する予定だ。
田植が終わってから、じっくり売っていこうと思っている。
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籾を浸水

2024-04-30 08:51:39 | 日記
さあ、いよいよ米づくりを始める時期が来た。
いつもゴールデンウイークの初めに、籾を処理する。
今年の品種は、昨年と同様だ。

うるち米は、「にこまる」と「ぴかまる」で変わらない。
どちらも、夏の高温に強い品種だ。
今の西日本で、これ以上の品種はないと思う。

もち米は、例年通り「はりまもち」。
ただ、これまで農協購入だったのが、今年は自分で種どりをした。
昨年秋に残していた5kgの籾を、塩水に入れて比重選をした。
浮いてくる軽い籾を捨て、重いのを残した。



これらの籾は、全部で45kg。
5kgずつ9つの網袋に入れて、温湯消毒をする。
60度で10分、お風呂に入れる。
人間ではとても入れない熱いお風呂だ。
これで、雑菌が無くなる。



湯上りの籾をすぐ冷やして、水に入ってもらう。
これから5日間、芽出しを行う。



ゴールデンウイークの半ばに種まきをする予定だ。
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