オーガニックとエコライフ ―本物は美味安心安全―

お米と野菜を無農薬で作ることで、色々なことが見えてきます。自然の中で、生かされていることに感謝しています。

お米は食味で選ぶ時代

2018-11-13 20:38:41 | 日記
最近は、「食味値」という言葉を聞くことが多いと思う。
お米のうま味や甘み、柔らかさ、粘り、香りなど、見た目では判らない要素を総合的な数値で表すことができるようになった。
およそ十数年前に「食味計」という機械が開発された。

それまでは、外観だけでお米の価値を決めていた。
私も見たことがあるが、農協が検査をして、見た目の綺麗さで1等、2等、3等、等外などを決めていた。
1等が一番高く買われていった。
消費者が綺麗な米を求めるからだった。
そのため、農家は外観を重視する米作りに励んだ。
農協もそう指導した。

農家は、こぞって殺虫剤や殺菌剤などの農薬を「予防」や「消毒」と称して、何回も散布した。
これらの言葉から、農薬の危険性は感じさせない。
農協や農薬企業がそう誘導したのだろう。

農家は、除草剤も徹底的に使うようになった。
雑草が生えなければ、その分養分を稲に吸わせることができ、沢山収穫できるからだ。
消費者は、除草剤の恐ろしさなど解ろうとしない。
除草剤は、植物のホルモンバランスを狂わせ、枯れさせる。
たとえ微量でも人体に入れば、死ぬことはなくとも細胞組織は制御能力を失うことは容易に理解できる。
徐々に癌化するのは時間の問題だ。

これら化学合成農薬は、「毒物」そのものなのだ。
消費者は、毒が残留している可能性を考えず、食品を選んでいる。
見た目には判らないから、それを良いことに危険性に目をつぶるか、考えようとしない。
その結果は、癌をはじめとした病気という形で返ってくる。

お米に限れば、食味値は農薬や化学肥料を使った場合、高い数値は望めない。
有機肥料を使い、微生物を生かして土を肥やすと、食味値は必ず上がる。
それゆえ、有機農法は食味値向上のカギとなる。

結論として、有機無農薬農法は、安全安心なお米を作るだけでなく、美味しいお米を作る絶対条件だ。
消費者が、お米を選ぶ際の参考となるので、次の「NAVERまとめ]を読んでほしい。

米農家がコッソリ教える失敗しない美味しい米の選び方 まとめ

コメント
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