やっぱり、この渓に来てしまう。東北自動車道道盛岡ICへのアクセスが良い。開けた渓相もストレスを感じさせない。そして、お昼は焼肉と冷麺を食べることができる都合の良いフィールドなのだが、釣り人が入渓し易いこともあり、時には厳しい釣りをさせられることがあるのが、玉に瑕だ。今回、入渓してすぐに、山女魚の幼魚が反応した。この渓は、確実に世代交代が繰り返され、この先も長く釣りが楽しめるだろう。iwameさんと先頭を交代しながら釣り上がるが、魚の反応は乏しい。堰堤の手前で、ようやく岩魚が毛鉤に出た。やっぱり、禁漁間近の魚は手ごわい。岩魚の顔を見たら、急にお腹が空いた。時計を見ると、既に昼を回っていた。口の中に爽やかな辛さの冷麺の味が蘇ってきた。
ちび山女魚が、元気に励ましてくれたが…。
倒木の流れの中から、今日の一番良い岩魚が出てくれた。
この魚を最後に退渓し、楽しみの冷麺と焼き肉が待つ盛岡の街へ…。
林道を歩くiwameさんの後ろ姿。
焼き肉のロースターの熱で火照った身体を冷麺が冷ましてくれる。こんな釣りメシも良いもんだ。