~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

夏の暑さを楽しむ。

2018年08月06日 | ブログ
明日は、暦の上で立秋。立秋とは名ばかりの猛暑が続いている。暑気払いと称しての飲み会は、今日までか…。キリッと冷やした日本酒に、旬の美味い肴をあてがって、ひと時の涼を愉しむ。ある酒の銘柄が目に止まった。「百十郎」、懐かしい。以前単身赴任をしていた時この酒を飲んだ。歌舞伎役者の名前をつけた酒だ。市川百十郎は、明治から昭和にかけて活躍した歌舞伎役者。ある川のほとりに1200本の桜を植えた方でもあり、その桜の並木には、春になるとたくさんの人が訪れ、桜のもと楽しい宴が開かれていた。その桜は「百十郎桜」と呼ばれていた。酒を口に運ぶと、当時の懐かしい思い出が蘇った。間もなく立秋。桜の葉が色づく季節は目の前に来ている。暑さを楽しむのも今のうちだ。

今宵のあては、雲丹と湯葉刺し、鱧の吸物、本鮪と水蛸の刺身、鮎の塩焼き、角煮…。