「ふきぼこ通信」

北アルプスの麓「安曇野松川村」から、季節の風にのせて発信していきます。

「安曇野ちひろ美術館」10周年

2007-02-28 21:46:00 | アート・文化

2月28日(水) 安曇野ちひろ美術館(安曇野松川村)が、開館10周年記念式典 を開催しました。

 20072_003_1 松本猛館長はじめ、大勢のスタッフの自然な笑顔での対応、館内のさりげない配慮と工夫を凝らしたセッティング。式典参加者の個性的でとっても素敵な雰囲気。洗礼されたおしゃれな式典の運び方、そつの無い高度な浜尾朱美氏の司会。

 松川村長の機知に富んだごあいさつは、参加者の心に残る良い印象だったと思いました。20072_004_1

 今年からは、なお一層世界のちひろとしての発展と、地域と密着した文化の発信元として、松川村とともに活性化していってほしいと思いました。20072_002_3

 毎年20万人(いままで227万人)の入館者数のこの館長松本猛氏は、「芸術の命は時を越えて生きていく」とおっしゃり、「母の絵の一番似合う場所に美術館を建てよう」とのおもいは、地域の文化に大きく影響を与え、安曇野の風とともに永遠に、発展していくと思います。20072_001_1


柳澤昭夫氏と沢渡智吉氏が対談

2007-02-26 00:42:34 | アート・文化

2月25日(日) 大町温泉郷の、ホテルで柳澤昭夫氏と沢渡智吉氏を囲む会が、開催されました。

20072 中身の濃い内容にもかかわらずさりげなく、語るお二人

 写真をクリックしてみてください

 柳澤昭夫氏は、長野県山岳協

会長で大町山岳博物館館長・直前まで、富山県の文部省登山研修所所長であり、山岳会の第一人者で池田町に在住。

 沢渡智吉氏は、一昨年まで、全日本スキー連盟クロスカントリーナショナルチームのコーチで、NTT信越の今井博幸選手とともにご活躍され、現在大町体育協会副会長・大町アルプスマラソン実行委員長。大町市常盤に在住。

 お二人はそれぞれ、「バラ色の人生だった」 「楽しい人生だった」 と話され、

「経験から、自然とのかかわりや仲間との色濃い交流が、子どもの成長にはとても大切」

「この大町北安曇にはこの要素が備わっている」と語られた。

 食事会の締めくくりに、松川村の武田武氏が「得た多くの大事なものを、いかに広く周りに貢献するか。これは、また、支えた奥さんにも注いでいかなくては・・・」と生き方を讃えながらの、親しい間柄のユーモアを交えたごあいさつをされ、さすがと感服しました。

 このような会を時々開催してくださり、大町地域の文化を育ていきたいと、企画推進の要としてお骨折りいただく、板絵画家の齋藤清氏とホテル総支配人の中村正俊氏に感謝もうしあげ、今後の企画を楽しみにしています。

 何気なくお二人が話された、素晴らしい対談内容に感ずるものが沢山ありました。

 今後の益々のご活躍を期待いたします。

                     本当は、夫と2人で参加したかった・・・・・です。


池田松川施設組合のこと

2007-02-22 23:32:46 | 松川村議会の動き

2月21日(水) 池田松川学校給食共同調理施設組合と池田松川の葬祭センターが「池田松川施設組合」となります。給食と葬祭センターはそれぞれ今までどうりの業務をしていきます。

 なお、給食は、アレルギーの児童生徒に別室で代替食で対応すること、火葬料金10歳以上今まで7000円を10000円とすることなど、4月1日から実施していく事となりました。

 なお、新しい「池田松川施設組合」一般会計の平成19年度予算1億2800万円を可決しました。この会計は池田松川の両町村の負担金で施設を管理運営する会計です。

 児童生徒の保護者から徴収する給食費の会計は別会計です。

 松川村児童生徒は957人、池田町は833人で、松川村が124人多く、小学生85人中学生39人が松川村のほうが多くなります。なお、職員を含めると、全体の給食数は1927人分となります。

 なお、全国で給食費の滞納がいわれていますので聞いてみました。池田町松川村は滞納額はゼロとのことです。

 以上は、給食・葬祭議会で可決した内容です。

 


民俗資料を保管する旧第2倉庫

2007-02-20 19:52:34 | アート・文化

2月20日(火) 緑町中区の、旧第2倉庫には、松川村の民俗資料が沢山収集してあり、米を生産した歴史・生活の中で身近な民俗資料・時計の歴史・戦争関係物・着物の歴史など、登録を行ない、種類別に分類してきちんと整理・保管してあります。

 この施設が地震の時などには危険度が高いと、調査の結果が出ています。

 修理にも相当高額な費用が必要とのことで、この施設の扱いと民俗資料の今後について村も議会も検討中です。

 多目的文化施設の建設と、現公民館・就業改善センターの方向性と合わせながら、村民各位の民俗資料提出をしていただいた尊いご協力のお心を無にする事の無い様、どんな展示・保管をしていけばよいのか、早急な対応が待たれています。

200712_012 旧第2倉庫

 入り口          登録保管の民俗資料200712_011200712_009 200712_010