12月30日(晦日土曜日) 穏やかな一日。朝から餅つき。
元旦マラソンのおしるこ用のお餅を作り始めて32年になり、「あの頃は若かったナー」とか「良く途切れることなくつづいたことだ」などと感慨にふけりながら、小ぶりながら約400個のお餅を作って切り、準備をしました。
夫は、例年の事ながら、村内の「おいしいおやき」で有名な「中山製菓」に造ってもらったツブシアンのおしるこ材料を買ってきました。
思い出せば33年前、夫が体育指導員で「すすき川マラソンが今年から始まった。これをぜひ松川村でも実施したい。」と言い出し、「松川村健走会」を仲間の方々と創って初回実施しました。
初めは、参加者は子どもが中心で、50人くらいでした。
次の年からこのおしるこを出しました。
子どもと一緒にとか1年の健康などを祈願して、また、自分の健康度チェックとかジンクスとしてなどいろいろ理由はあるそうですが、だんだん参加者が増え、今では村の行事として定着しました。参加者延べ人数約5000人となり、毎年「大和田神社」と「有明山社」に交互に参拝しています。
元日の朝、あいさつを交し合う機会としても、とても意義があり、公民館の協力で今では毎年180人くらい参加されています。
私達夫婦の人生の縮図、そして、家族の協力での準備。良くつづいた感慨の中には、5年前の夫の入院のため私が毎日病院通いとなった折に、おしるこづくりをやめようと思って相談した2人の子どもが「お父さんが自分でやめようと思うなら良いが、その意思ではないと思うから私達でやるよ」と言ってくれたこと。
今年のお餅は、孫2人も交えた家族全員で作りました。元旦朝7時スタートの「元旦マラソン」。おいしいおしるこを造って待っていますので、大勢のご参加をお待ちしています。