「ふきぼこ通信」

北アルプスの麓「安曇野松川村」から、季節の風にのせて発信していきます。

県立高校再編

2008-09-02 18:00:34 | 活動

9月1日(月) 県立高校の再編計画が進んでいます。長野県の公立高校86校・私立高校16校ですが、少子化などのため、県教育委員会では「高校生の明日をひらく県立高校の創造」という再編計画の骨子案を今年6月にだしました。

 私たちの旧12通学区は、今は県下を4つに分けた第4通学区ですが、この旧12通学区を「普通科高校3校を2校に再編統合」とアウトラインの方向を示しています。そして、今年12月までに校名を出して、平成28年度頃に実施に向けていく。という説明でした。

 そして、統合したら「オールラウンド」という、カリキュラムは別でも、地域のすべての希望生徒を受け入れていく学校を創る。と説明しました。(県から原次長・小林・百瀬・松田の各氏)

 この高校再編情報を伝えて、地域での研究を呼び掛けたのは、県議(宮沢・諏訪氏)で、幅広く全体で検討していく方向ができました。(現会員は29名)

 旧11通学区(松本・安曇野)は現行で行くことにしてあり、少子化は人口の多いほうが幅が広く影響があること、地域の連携を大事に考えるなど都市部とはちがう学校教育は大事だと思うので、都市部に集中することより、周辺部の文化や教育の機会均等などをぜひ皆で考える時かと感じました。

 会議では地域での教育や子どものことを考える活発な意見が出されました。しかし質問には官僚的な説明が多く、「オールラウンド」とは日本語でどういうか。との質問には、明快な回答にはなりませんでした。