goo blog サービス終了のお知らせ 

「ふきぼこ通信」

北アルプスの麓「安曇野松川村」から、季節の風にのせて発信していきます。

風まんだらのまんざら寄席

2012-03-18 17:10:44 | 風まんだら

 何回目かのまんざら寄席でした。

 私は3番目で「転失気」(てんしき)を披露しました。008 014 015 019 021 023 031 033  013_2

 一人づつあがる講座は緊張します。

 2名の女性が今回初めて講座経験をしましたが、堂々と立派に披露されました。

 オカメ火男踊り・南京玉すだれは会員と受講生の方とでにぎやかに披露できました。 


風まんだらの練習会

2012-02-19 20:58:51 | 風まんだら

 昨日と今日は松川のあめ市です。

 006_2 昭和40年ころのあめ市には、国道(当時は県道)の両側に店が並び、押すな押すなの人出だったことを思い出す。今年はセピアの北側で出店も盛り上がり、福引もしていました。

 002 004 005 007 今年で4回目位になる3月18日の「風まんだらのまんざら寄席」に向けての、菊生師匠に見ていただく最後の練習会でした。

 008 3月18日(日)はすずの音ホールにぜひお出でくださいね。

 プログラムは変更もありますが、きっと笑顔になれるいい日になりますよ。

 お待ちしています。

 


風まんだら定席寄席

2012-01-14 21:07:37 | 風まんだら

1月14日(土) すずむし荘で「風まんだら定席寄席」を行いました。

 毎月第3土曜日に午後1時30分から「すずむし荘」の休憩室で定席の寄席を開催しています。

 今日は 松川家幸太が「長屋の花見」を、

       勝乃家吾尊松が「短命」を、

       山家亭神出が「浜野矩随 はまののりゆき」を演じました。

1_003 1_002 1_004 1_006 1_008 1_011 1_013 3月18日(日)にすずの音ホールで「まんざら寄席」を開催します。朝から夕方までずーっと落語ばっかりです。古今亭菊生師匠も出演します。ぜひ今から予定して、ぜひお出かけください。

浜野矩随(はまののりゆき)/落語

職人の一途な噺。ものつくりの喜びと哀しみが出ています。

浜野矩随のおやじ矩安(のりやす)は、
刀剣の付属用品を彫刻する「腰元彫り」の名人だった。

おやじの死後、
矩随も腰元彫りを生業としているが、てんでへたくそ。

芝神明前の袋物屋・若狭屋新兵衛が
いつもお義理に二朱で買い取ってくれているだけだ。

八丁堀の裏長屋での母子暮らしも
次第に苦しくなってきたあるとき、
矩随が小柄に猪を彫って持っていった。

新兵衛は「こいつは豚だ」と言い、
「どうして、こうまずいんだ。
今まで買っていたのは、おまえがおっかさんに優しくする、
その孝行の二字を買ってたんだ」
となじり、
挙げ句の果ては「死んじまえ」と。

帰った矩随は、
母親に「あの世に行って、おとっつぁんにわびとうございます」と
首をくくろうとする。

「先立つ前に、形見にあたしの信仰している観音さまを
丸彫り五寸のお身丈で彫っておくれ」
と母。

水垢離(みずごり)の後、
七日七晩のまず食わず、裏の細工場で励む矩随。

観音経をあげる母。

やがて、完成の朝。

母は「若狭屋のだんなに見ておもらい。
値段を聞かれたら『五十両、一文かけても売れません』と言いなさい」
と告げ、
矩随に碗の水を半分のませ、残りは自らのんで見送った。

観音像を見た新兵衛、
おやじ矩安の作品がまだあったものと勘違いして大喜びしたが、
足の裏を見て「なんだっておみ足の裏に『矩随』なんて刻んだんだ。
せっかく五十両のものが、二朱になっちゃうじゃねえか」

矩随が母への形見に自分が彫った顛末(てんまつ)を語ると、
新兵衛「えっ、水を半分? 
おっかさんはことによったら
おまえさんの代わりに梁(はり)にぶらさがっちゃいねえか」

矩随は慌てて駕籠(かご)でわが家に戻ったが、
母はすでにこときれていた。

これを機会に矩随は開眼、名工としての道を歩む。

【うんちく】

浜野矩随って?

三代続いた江戸後期の彫金の名工です。


第5回まつかわ寄席

2011-12-04 00:18:33 | 風まんだら

12月3日(土) 第5回「年忘れまつかわ寄席」でした。

 朝9時30分に集合し、会員で会場づくりをし、ごご1時30分開場で開催しました。

 約160名の方に午後4時までの2時間にわたる「まつかわ寄席」を楽しんでいただきました。015

古今亭菊生師匠は2席

018  ペペ桜井さんのギター漫談

011 林家なな子さんは末広亭の夜の部出演中

 来年2月26日(日)には、全会員による「まんざら寄席」を計画しています。

 場所はすずの音ホールで、時間は午前10時から午後4時までのロングランです。当日は無料です。昼食を500円で用意します。

 大勢のの方に聞いていただきたいと思います。

 なお、12月17日(土)は、今年最後の「すずむし寄席」です。午後1時からすずむし荘の休憩室で、3名の会員が落語を披露いたします。

 大勢のみなさんおでかけください。

 すずの音ホールのパッサージュでは「文化琴」の演奏会でした。008