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8月31日(木)五輪狂騒曲

2006-08-31 08:49:45 | 政治・経済・事件・公務
 狂騒曲という文字は、狂った騒ぎと読めるわけだ。なるほど。東京の五輪誘致が馬鹿馬鹿しいのは、狂った騒ぎであるからに他ならない。
 64年、40年前のその狂った騒ぎを知っているのは、私の年代が最後になるのだろうか。小学校の2年生のときだ。未開な日本は、あの五輪誘致を成功させたために、新幹線をつくって、首都高を整備した。どの家もテレビを買ったのは五輪のためである。当時はまだ海外渡航が自由化されていなくて、観光旅行に外国へは行けなかった。そのいけない遠いところから、足の速い大人が大勢来て、外人というのは何だろうと思った。金髪美人というのは外人女のことで、外国には日本にはない宝石財産がザクザクあると思っていた。しかも世界に黒人というのは少数派で、日本以外の外国は、全員金髪だと思っていた。
 世間には今でもタブーというのがいくつかあって、菊のタブーは皇室のことで、鶴のタブーといわれたのは創価学会のことだと思うが。山口組のことも、同和問題のことも。同じように、五輪というものには、何の非難もしてはいけなくて、絶賛しなくてはならないという当時の大人の考え方は、今の皇室報道と同じことだ。そういうのが、大人になった今考えると、実に子供っぽくて呆れてしまう。
 大人になって、代々木の青少年センターにいったことがあるが、ここは五輪の選手村だった。あんなもの、ロシアの収容所と何も変わらない。前にアエロフロートに乗ったとき、モスクワで一泊乗り換えしたときに泊められたホテルも同じようだった。そんなものを有難がたがっている人の気が知れない。
 町内会の運動会など馬鹿馬鹿しくて参加する気にもならないが、あれは大きな町内会運動会であって、そんなものに興味があるのは、10人のうちにわずかに1人で、マニアでしかない。海外渡航ができない時代ならいざ知らず、くろ黒人のドーピングの駆け足見ただけで、国際貢献、国際理解とは明らかにウソである。こんなものは、バブルに湧いている北京とかロンドンで開催するか、これからのアフリカで開催するか、もしくはカネをどぶに捨てている中東ドバイで開催するのがいいわけで、落ちぶれていく老人国家(日本)がやるべきものじゃない。開催は「年寄りの冷や水」と思われる。
 しかも長野五輪では、不景気な田舎長野の知事一人の私腹を肥やすために行われたようなものだった。主催者の公金横領である。
 誰にも関心がないのに、東京五輪開催を言い出した慎太郎は、そろそろボケが始まったと思われる。人間残念ながら、死に際というのは、ボケで老害が始まる。来年4月の都知事選にまた出馬するというのだが、2期8年でいい頃にやめるのが適当で、間もなく慎太郎汚職が始まると思われる。ただここで東京の景気が落ち込むと、日本は相当ひどくなってしまうが。
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