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1月16日「囲炉裏の日」 誕生花:キンギョソウ

2014-01-16 00:29:54 | 雑記

 記念日・年中行事

○囲炉裏の日

1と16で「いい炉」の語呂合わせから、囲炉裏を囲んで暖かい会話を楽しもうと、囲炉裏の

愛好家らが制定。

◇薮入り[やぶいり]

昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が休みを貰って親元に帰ることができた日。

この日と7月16日だけ実家に帰ることが許されていた。

週休制が当たり前の現代では死語となっている。その語源は、藪深い里へ帰ることからと

か、宿下がりの意味があるとか、諸説ある。

□初閻魔、閻魔賽日[えんまさいじつ]、十王詣

正月16日と7月16日の閻魔賽日(地獄の釜の蓋が開いて鬼も亡者も休むとされる日)に

寺院で十王図や地獄相変図を拝んだり、閻魔堂に参詣したりすること。

十王とは地獄にいて亡くなった人の罪を裁く10人の判官のことで、特に閻魔王のことを指

す。

□海元寺閻魔祭(福岡県博多区海元寺、10:00~18:00頃)

参詣者はコンニャクをお供えする。これは三途の川のそばにいる「奪衣婆[だつえば]」にお

供えするもので「奪衣婆」は博多では「こんにゃく婆さん」と呼ばれ親しまれ、お供えの功徳に

よって、子どもの病気を治したり、母乳の出をよくしてくれるそうである。祭の際には閻魔堂

の扉が開かれる。閻魔祭は8月16日にも開かれる。

□念仏の口開け

年は明けて初めて仏様を祀って念仏をする日。

正月の神(年神)様が念仏が嫌いであるということから、12月16日の「念仏の口止め」から

この日までの正月の間は念仏は唱えないこととされている。

□武射神事(京都・上賀茂神社、10:30~)

外幣殿前の芝生に長さ40mの的場が設けられ、狩衣、烏帽子姿の神職たちが的を射て、

悪鬼祓除を行い、その年の息災を祈願する。

○禁酒の日

1920年のこの日、アメリカで禁酒法が実施された。

清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカではアルコールに対して強い批判があり、

20世紀初頭までに18の州で禁酒法が実施されていたが、これが全国に及んだ。

飲料用のアルコールの製造・販売等が禁止されたが、密造酒による健康問題や、アル・カポ

ネを始めとする密造にかかわるギャングの出現等逆効果を招いたため、1933年2月に廃

止された。

 キンギョソウ(金魚草) snapdragon

【花言葉】「騒々しさ」「清純な心」「図太い」「でしゃばり」「予知」「健やか」

【概要】

キンギョソウ(金魚草、学名:antirrhinum majus)はオオバコ科キンギョソウ属の多年草。

南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸が原産地。分類体系によってはゴマハグサ科とされ

る。夏の暑さに弱いので、園芸上は日本では一年草として扱う。別名アンティリヌム、スナッ

プドラゴン(英名:snapdragon)である。

和名キンギョソウ(金魚草)は、花の形が金魚に似ていることが由来である。

属名のAntirrhinumはギリシア語の[anti(似ている)+rhinos(鼻)」から来ている。花冠

の形から名付けられたものである。種小名のmajusは「巨大な」という意味である。

【特徴】

草丈20~100cm、茎は直立性。葉は披針形で、下部では対生、上部では互生する。

開花期は4~6月、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、長さ3~4

cmくらいの唇形をした花をたくさんつける。花は合弁花で、花筒に先は2唇形となり、花冠

片のうちの2片が上唇弁を、3片が下唇弁を形成している。花筒を指で押さえると口を開く

のでsnapdragonの英名がある。雌蕊は1本、オシベは4本のうち2本は長く、2本は短い。

花の色は赤、オレンジ、白、黄色、ピンクなど多様である。

花の後にできる実は果[さくか]である。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/66/Antirrhinum_majus_f

rom_Thasos.JPG

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/10/L%C3%B6wenmaul_I

MG_6052.JPG

・ペンスモン咲き

http://livedoor.blogimg.jp/manyu58-cafocafe/imgs/0/9/09dde6fa.JPG

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

花が雨に当たると腐りやすいので、花がらはこまめに摘み取る。そうすることによって長く花

が楽しむことができる。花の咲いている期間は液体肥料を修に1回程度与える。一度花が

終わった6月頃きり戻すと、涼しくなった秋頃にもう一度花を付ける。

切り戻しは枯れた茎を切り落とす。

日当たり・置き場所

日光をとても好むので、日当たりのよい場所に植える。真夏はコンクリートの上に直置きした

り、真夏の直射日光がもろに当たる場所では枯れてしまう。できるだけ風通しのよい涼しい

場所が適している。

■水遣り・肥料

まだ土が乾いていないのに水を与えると根が腐ることがある。土の表面が白っぽく乾いたら

たっぷりと与える。

キンギョソウは過湿以外にも濃い肥料を与えると根が傷んで枯れてしまうこともある。水で

薄めるタイプの液体肥料なら1000倍ほどに薄めたものが丁度よい。

夏越しさせて秋にも花を咲かせたい場合は真夏は生育が弱り、さほど水を必要としないの

でやや乾かし気味の方がよい。

■用土

水はけのよい肥えた土 例:赤玉土小粒6:腐葉土3:川砂1の配合土。別に市販の花の土

だけだけでもよいが、どちらも土に混ぜるタイプの肥料を忘れずに。

■植え替え・植え付け

本葉が7~8枚の頃、花壇やプランターに定植する。植え付けは霜が下りる前10月下旬~

11月上旬頃までに行う。遅れると根付きが悪くなり、春の生育まで影響を与える。

ふやし方

タネをまくか挿し芽でもふやせる。タネをまく場合は光を好む性質のタネ(好光性種子)のた

め、土は一切被せない。タネまきの時期は秋と春の2回あるが、秋まきの方が株が大きくな

り花もたくさん咲く。春まきは寒冷地などの冬に特に寒くなる場所でのまき方である。

発芽温度は18~20℃くらいで、発芽まで7日くらいかかる。本4枚くらいの時に鉢上げし、

苗を作る。

挿し芽も容易で、脇芽がたくさん出るので、これを利用する。

まとめ

枯れた花がらはこまめに摘み取る

過湿(じめじめした場所)を嫌う

タネをまくとき土を被せない

https://www.youtube.com/watch?v=9Ah4s5ojhwY


1月15日「小正月」 誕生花:タチツボスミレ

2014-01-15 00:30:34 | 雑記

 記念日・年中行事

◇小正月

7日までの松の内を「大正月」と呼ぶのに対し、15日を「小正月」と言う。

松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」と言う地方もある。

◇上元[じょうげん]

この日に小豆粥を食べると一年中の疫病が避けられると言われている。

7月15日を中元、10月15日を下元と言う。

○警視庁創設記念日

1874年のこの日、東京警視庁(現在の警視庁)が創設された。

○いちごの日

全国いちご消費拡大協議会が制定。

「いち(1)ご(5)」の語呂合わせ。毎月15日も「いちごの日」である。

○半襟の日

京都半衿風呂敷和装卸協同組合が制定。

襟を正す正月であり、この日がかつての「成人の日」であったことから、和装に縁のあるある

この日を記念日とした。

手洗いの日

P&Gが制定。

手が5本指であることから「い(1)い(1)て(5)」の語呂合わせ。

○フードドライブの日

フードドライブとは家にある缶詰・レトルト食品などの不要な食品を集めて、食物に困ってい

る家庭に届ける活動のことで、この運動を各店舗で行っているフィットネス事業の会社・カー

ブスジャパンが制定。「い(1)い(1)ご(5)はん」の語呂合わせ。

元は11月に行っていたが、頂き物の多い歳暮や年始の後の方が良いということで1月に変

更された。

○ウィキペディアの日

2001年のこの日、インターネットの百科事典サイト「ウィキペディア」が公開された。

○アダルトの日

1947年のこの日、日本初のヌードショーが開園された。

東京・帝都座の5階劇場で、額縁の中に裸体の女性の現れる「額縁ショー」が上演され、人

気を呼んだ。裸体画に見立てたもので出演した女性はただじっとしているだけだった。

*(旧)成人の日

祝日法の改正により2000年1月から1月の第2月曜日に変更された。

□星まつり(石川県加賀市・連光寺、11:00~11:10)

僧侶たちが境内中央で前日からはってある4斗樽の冷水を手桶にすくい「六根清浄」「「水行

肝文」を唱えながら下帯姿で頭からかぶる荒行を行い五穀豊穣と無病息災を祈願する。

水行の後参詣の信者たちは樽に残った水を口にして家内安全を願う。

防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)

「防災とボランティアの日」(1月17日)の前後1週間。

 タチツボスミレ(立坪菫) 

【花言葉】「悲しみ」「慈愛」

【概要】

タチツボスミレ(立坪菫、学名:Viola grypoceras)は、スミレ科スミレ属の多年草。日本の

北海道から沖縄にかけて身近に見られるスミレ類の一つである。丸い葉と立ち上がる茎が

特徴である。

タチツボスミレ(立坪菫)の「坪」とは小さな庭を指し、身近に見られて立つように生えることに

名称は由来する。

属名のViolaは、ギリシア語の「ion(イオン))が語源で、ギリシア神話の天帝ゼウスが少女

イオのためにスミレの花を咲かせたという伝説に由来する。種小名のgypocerasは「曲がっ

た角のある」という意味である。花冠の後ろの「距」の形に因む。

【特徴】

草丈5~20cm。地下茎はやや短く、わずかに横に這い、古くなると木質化する。茎や葉に

は毛が生えていない。毛が生えているものはケタチツボスミレという。茎は斜上する。

葉は心形で長さは縦横ともに2~3cmである。葉の先は少し尖り、縁には細かい鋸歯があ

る。葉にはあまり艶がない。托葉(葉の付け根にある付属体)は披針形で、櫛の歯のように

深い切れ込みがある。

開花期は3~5月で、花茎は葉の間から立ち上がり、先端が俯いて花を付ける。花径は15

~20mmくらいで、典型的なスミレの花の形だが、スミレより丸っこく、花色は淡い紫色が普

通である。距(花冠の付け根が後ろに飛び出したもの)は6~8mmくらいで、紫色を帯びる。

花が終わると、葉の間から茎が伸び始める。茎は初め斜めに出て、それから立ち上がり、そ

の茎の節々からも葉や花が出る。茎は高さ20cmほどまでになるが、年は越さず、次の春

には、また地下茎から出発する。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2a/Viola_grypoceras2.JP

G

・葉

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2c/Viola_grypoceras-

leaf.JPG

【変異】

分布域が広く、その環境もさまざまで、個体変異も多い。

コタチツボスミレ(小立坪菫、var.exilis)

小型で葉は三角に近く、茎は横に這うようになりがち。近畿以西の本州~九州に分布。

http://akiyoshidai2.sakura.ne.jp/kotatitubosumire.html

・ツルタチツボスミレ(蔓立坪菫、var.rhizomata)

葉は小さく三角、茎は横に伸び、先端の芽が地表で新苗となる。多雪地帯に適応したものと

考えられ、京都から新潟の日本海側に見られる。

http://blog-imgs-57-origin.fc2.com/f/u/m/fumipinga/130526tt7.jpg

・ケタチツボスミレ(毛立坪菫、var.pubescens)

茎や花柄、葉に毛があるもの。

http://tarcyan.yamanoha.com/index2-ketatitubosumire.html

・シチトウスミレ(七島菫、va.hichitoana)

伊豆諸島産。やや大型で、托葉の切れ込みが粗い。

http://www.io-net.com/violet/violet2/tatitubo_sichito.htm

【近縁種】

ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫、V.obtusa)

花に香りがあることから名付けられた。花は丸こっくて紫が強い。全体的にごく短い毛が密生

する。日本列島各地の産地の草原や道端などのやや乾いたところに生える。朝鮮にも産す

る。

http://iizuna-shizen.com/Photo/modules/xcgal/displayimage.php?

pid=458&fullsize=1

・ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫、V.ovato-oblonga)

立ち上がった茎から出る葉が根出葉よりやや長くなる。花はやや細身で、タチツボスミレより

全体的に少し色が濃く紫色を帯びたものが多い、静岡県以西の本州と四国、九州、朝鮮南

部に分布する。

http://matsue-hana.com/hana/nagabatatitubosumire.html

イソスミレ(磯菫、V.gray)

花は茎からのみ生じる。北海道、本州島根県以北の日本海側の海岸砂地に生える。別名

セナスミレ(瀬波菫)。

http://futarinoyakata.my.coocan.jp/isosumire.htm

・ナガハシスミレ(長嘴菫、V.rostrate)

距が非常に長くて尖る。テングスミレ(天狗菫)ともいう。本州北部から鳥取県までの日本海

側産地に分布。北アメリカ・アパラチア山地に隔離分布。

http://matsue-hana.com/hana/nagahasisumire.html

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

採種:病害虫の被害を受けた時や、2~3年で株が寿命を迎えたときに備え、実ったタネは

可能限り集め、冷蔵庫に保管する。

雪囲い:種類によっては冬にも葉が残るものもある。これらの種類は北風を避け、乾燥し過

ぎないように、鉢を地面や砂床に埋めたり、農業用の防寒シートで覆ったりしておく。

日当たり・置き場所

鉢植えは、冬~春は日向で、夏以降は明るい日陰になる場所、または、一年を通して明るい

日陰で育てる。

庭植えの場合は落葉樹の下や、夏には他の植物の陰になるような日向に植える。

水遣り

鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えのものは、よほど乾燥が続かない限り必要

はない。

■肥料

鉢植えでは、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を3号鉢で2摘み程度施す。

春~秋月2回、3要素等量か、リン酸とカリウムが多めの液体肥料を2000~3000倍に

薄めて施す。

庭植えの場合はほとんど必要なく、施したいなら9~10月に、リン酸とカリウムが多めの

緩効性肥料を鉢植えと同程度の量を、株の周囲にばらまいておく。

■用土

土質は選ばないが、腐植質に富んだ柔らかい土を好む傾向がある。草花培養土7:腐葉土

の割合で混ぜたものを使う。

やや性質が弱いものには硬質鹿沼土(または日向土)、軽石、赤玉土(または桐生砂)の各

小粒を等量に混ぜたものを使う。山草鉢のような乾きやすい鉢に植えるときは、軽石の量を

減らすか、赤玉土の量を増やして、もう少し水もちをよくする。

■植え替え・植え付け

毎年植え替える。夏の終わり~初秋、または生育開始の前の2~3月に行う。タネまきや根

伏せで育てた苗は、生長に合わせて随時、一回り大きな鉢に植え替えていく。小鉢に植えら

れた株を購入したときはすぐに地面に植えるか、3号鉢に植え替える。

■ふやし方

タネまき:花後や閉鎖花(花が開かない花)から実ったタネをとってまく。一度低温にあわな

いと発芽しないので、冷蔵庫で1~2か月間、湿らせた川砂と混ぜて保管し(低温湿潤処

理)、1~2月にまく。面倒な場合は採りまきでも構わない。

果実が上を向いてきたら完熟間近なので、小さな袋をかけ、はじけて落ちたタネを集める。

タネまき用土は親株と同じものを使う。タネに2mmほどの覆土し、鉢底から水を吸わせる。

乾燥と凍結を防ぐため、北風を避けられる場所で管理する。

挿し芽:6~7月に、若い枝を2~3節ごとに切り、鹿沼土または細かい赤玉土(芝の目土

または細粒)に挿す。水を与えて明るい日陰に置き、土が乾かないように管理する。発根ま

で3週間ほどかかる。

株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれる部分で分けて植える。茎の古い部分や傷ん

だ根は切り捨てる。

かかりやすい病害虫

病気そうか病、うどんこ病

そうか病は主に晩春~初夏と秋に発生する。茎や葉柄を中心に白い瘡蓋状のものができて

、ときには脆く折れる。雨を避けることが最も有効な防除方法である。

うどんこ病は5~8月に発生し、葉の表面に白い粉をかけたようなカビが生える。あまり重症

化しないが、見た目がよくない。

害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモン、ネコブセンチュウ

アブラムシは主に春、ハダニは夏、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)とツマグロヒョウモの幼虫は

主に春~秋に発生する。ヨトウムシは温暖な都市部では1年中見られることもある。

ネコブセンチュウは土中にすむ害虫で、主に春~秋に発生し、根が傷んで株の生長がひどく

悪くなる。鉢植えの場合、棚の上に置いて地面から離すことが効果的な防除方法である。

まとめ

直射日光の当たる場所より半日陰の場所の方が生育がよい

タネまきと挿し芽で簡単にふやすことができる

タネは一定の低温にあわないと発芽しない

 


1月14日「左義長」 誕生花:キャッツテール

2014-01-14 00:23:53 | 雑記

 記念日・年中行事

◇左義長、どんと焼き、どんどん焼き

正月に飾った正月飾や書初めを燃やす小正月に行われる火祭りの行事。8日や10日に行

う地域もある。

1月14日の夜または15日の朝に、刈り取り跡の残る田に長い竹を3,4本組んで立て、そ

こにその年飾った門松や注連飾り、書初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅

(三色団子の場合もある)を食べる。また、注連飾りなどの灰を持ち帰って自宅の周囲に撒く

とその年の病を取り除くと言われている。また、書初めを焼いた時に炎が高く上がると字が

上達されると言われている。道祖神の祭とされる所が多い。民俗学的見地からは、門松や

注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとさ

れる。

◇松納、飾納

正月飾りや門松を外す日。関東では7日、京都では15日までが「松の内」で、門松や注連

飾りなどを外す「松納」は、その前の日の夕刻にするところがほとんどである。

「松納」の日は、東京及び関東方面では6日の夕刻が多く、京都方面では14日の夕刻が多

く、京都では15日である。

□松焚祭(北仙台・国見の大崎八幡宮)

約300年の歴史を有する正月送りの祭事。持ち寄られた正月飾や古神札を「忌火[いみ

び]」によって焚き上げ、無病息災・家内安全を祈る。「御神火」を目指し参拝する裸参りは杜

の都の冬の風物詩として全国的に知られる。

https://www.youtube.com/watch?v=pm628ooL3YE

◇鳥追い祭(群馬県中之条町)

農作物の害鳥、害虫を払う祈りを込めた行事。江戸時代に作られた大太鼓が大通りに並べ

られ、その後町を練り歩く。大太鼓は群馬県の重要有形民俗文化財に指定。

◇十四日年越し

小正月の前日に当たるため、昔は年越しの日として祝っていた。

○タロとジロの日、愛と希望と勇気の日

1959年のこの日、南極観測船「宗谷」の一行が昭和基地に着いたとき、その前年、心なら

ずも置き去りにした樺太犬タロトジロが生きているのを発見した。この2頭の犬の勇気を讃

え、生きることへの希望と愛することの大切さを忘れないために制定された。

修道会結願法要[しゅどうえけちがんほうよう]・どやどや(大阪・四天王寺、午後2時過

ぎ)褌姿の中高生が、お札を奪い合う勇壮な行事。行事名の「どやどや」の名は、牛王宝印

[ごおうほういん](魔除けの護符)を受けるために、どやどやと六時堂に集まることに由来し

ている。

白山神社お筒粥の神事・献灯祭(新潟県糸魚川市)1月14日夕方~15日

石臼で挽いた米と葦[あし]を一緒に煮て粥を作り、葦に詰まった米の具合でその年の米の

作況を占う神事。また、深夜まで大きなローソクの火をともし、五穀豊穣などを祈願する。

◇大白倉バイトウ(新潟県十日町市大白倉集落センター前、17:00~21:00)

ケヤキとワラで作った小屋(バイトウ)の中で酒を酌み交わし、最後にその小屋を燃やして作

柄を占うという小正月の行事。参加者には酒や豚汁などが振舞われる。点火は20:30頃。

□田中の粥占い(滋賀県蒲生郡竜王町・八幡神社)13:00~16:00

大きな釜に竹筒を入れてご飯を炊き、炊き上がった後竹筒のご飯の詰まり具合を見てその

年の収穫を占う伝統行事。

献灯祭(新潟県三条市八幡宮、14日19時~15日朝4時頃)

商売繁盛、幸福を祈願する、江戸時代から伝わる三条市の冬の風物詩。地元の店や団体

から献納された直径50cm、長さ1m、重さ30~50kgの御神灯(ロウソク)に火を点す。

 キャッツテール cat tail/ summer love/ fire tail

【花言葉】「気まま」「愛撫」「上機嫌」「戸惑い」

【概要】

キャッツテール(cat tail、学名:Acalypha reptans)はトケイダイグサ科エノキグサ(アカ

リファ)属の非耐寒性多年草。西インド諸島のドミニカ~ハイチ原産。

名前は、雄花が密集して穂のようになって、ふっさりとした猫の尻尾のように見えることから

「キャッツテールまたはキャットテール」の愛称がある。

属名の「アカリファ(Acalypha)」は古代ギリシア名「アカレフェ(acalephe)」で、この花がイ

ラクサに似ることに由来する。種小名「レプタンス(reptans)」は「葡萄性の」という意味。

【特徴】

草丈20~30cm、細い茎は地面を這うように横に広がり、葉は卵形で互生し、縁には鋸

歯がある。

開花期は4~10月で、花穂は蕾の時から赤く色付き、咲きながら生長して長さが5~10

cmになる。花は単性でごく小さく、雄花には花びらはなく、萼と雄蕊だけである。雌花も花び

らがなく雌蕊だけである。雄花がたくさん集まり穂状花序をなし、花穂の基部には雌花と総

苞がつく。 

花の後にできる実は果である。

http://livedoor.blogimg.jp/mi7co/imgs/b/8/b8fb448b.jpg

・雄花

http://blog-imgs-50.fc2.com/p/e/r/persicaria235/20120615115831a9d.jpg

・雌花

http://blog-imgs-50.fc2.com/p/e/r/persicaria235/201206151406522e3.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

花がら切り:花が終わって黒ずんできた花穂は切り取る。

刈り込み:伸びすぎた枝や余分な枝は、その都度刈り込みを行う。

■日当たり・置き場所

高温と日当たりを好む。日陰では徒長して弱々しくなって花付きも悪くなる。霜や凍結に弱く

、冬は最低5℃以上必要で、花を咲かせるには10℃以上を確保する。雨が続くと花が早く

傷むので、梅雨時期は雨の当たらない場所に置いた方がよい。

■水遣り

用土が乾き始めたらたっぷりと与える。生育中は十分な水分がを必要とするので、生育の

盛んな高温期は多めに、冬の低温期はほとんど生長しないので控えめにする。

■肥料

春~秋の生育中に、月1回置き肥するか、月3回くらい液体肥料を施す。

用土

赤玉土7:腐葉土3の配合土など、一般の草花向けの培養土が利用できる。

植え替え・植え付け

生育中はいつでも植え付けできる。冬の低温期には行わない。

1~2年に1回、春に気温が上がってきたら、古い土を落として植え直しをする。生育中に更

に大鉢に仕立てる場合は、一回り大きな鉢に植え替える。

ふやし方

挿し芽でふやすことができる。20℃以上の時期に、パーライトや鹿沼土に挿し、発根したら

ポットに植え替える。温度が低いとなかなか発根しない。

■かかりやすい病害虫

病気:灰色カビ病

低温期に多湿で肥料が多いと灰色カビ病が発生しやすくなる。

害虫:アブラムシ

見つけ次第防除する。

■まとめ

寒さに弱いので冬場は明るい室内の窓辺などに置く

日当たりのよい場所で育てる

定期的に切り戻して草姿を整える

https://www.youtube.com/watch?v=CY5MZhNyRSM

https://www.youtube.com/watch?v=hvwQUrq8my8


1月13日「成人の日」 誕生花:サザンクロス(クロウエア)

2014-01-13 00:24:33 | 雑記

 記念日・年中行事

◎成人の日(Coming of Age Day)

おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」国民の

祝日。1948年7月公布・施行の祝日法によって制定され、当初は1月15日だったが、20

00年から1月第2月曜日に変更された。

「民法」第3条に「年齢二十歳をもって、大人とする。」とあり、法律上、独立の社会人としての

地位が与えられ、選挙権が与えられる。

この日には、各市町村で満二十歳に達した人を招いて「成人式」ガ行われ、講演会やパーテ

ィーを開いたり、記念品を贈ったりする。都会へ進学・就職して帰省する人の為に、8月のお

盆の時期に成人式を行う所もある。

成人を祝う儀式は古くからあり、男子には元服・褌祝い、女子には裳着[もぎ]・結髪[ゆが

み]等があった。明治時代時代以降終戦まで、徴兵制度がこれに代った。

○ピース記念日

1948年のこの日、高級タバコ「ピース」が発売された。

当時10本入りで7円で、日曜・祝日に1人1箱だけに限られていた。

□初虚空蔵

毎月13日は虚空蔵菩薩の縁日で、1年最初の縁日は「初虚空蔵]と呼ばれる。

○第63回高松宮杯近江神宮全国歌かるた大会(近江勧学館・研修センター)

D・E級 開会式 9:30

□御結鎮神事[みけちしんじ](大阪市・住吉大社 10:00~)

神前に捧げた矢をもって除魔招福を願う神事で、年初にあたり、農事に禍をもたらす悪霊を

退散させることを目的に行われる。祭典の後、弓の名人が大的を射る古式に則り弓十番が

催される。

◇小山の初市・だるま市(栃木県小山市、10:00~15:00)

一年を通して誘客を願う「小山の初市・だるま市が、毎年1月の成人の日に行われる。祇園

城通りには地元の商業者による出店や、色とりどりの大小さまざまなだるまが並ぶ。足利銀

行の駐車場ではお囃子の演奏や振る舞い酒の提供、新鮮野菜の無料配布(数量限定)など

のイベントが行われる。

高石神社流鏑馬(神奈川県川崎市麻布区・高石神社、9:30~)

毎年、成人の日に行われる。神前儀式の後、宮司が東西南北に向けて矢を放つ。その後は

訪れた人も参加できる。馬に乗らず立ち姿で矢を放つ。

◇寒九(小寒から9日目)

この日に降る雨を「寒九の雨」といい、豊作の兆しであるとされた。

 サザンクロス(クロウエア)crowea

【花言葉】「願いを叶えて」「まだ見ぬ君へ」

【概要】

サザンクロス(クロウエア、Crowea)はミカン科クロウエア属の非耐寒性常緑小低木。 

オーストラリア原産で秋から冬にかけて星型の花を次々に咲かす。サザンクロスの仲間は

10種類近く栽培されており、大輪種から小輪種、花色も濃桃色から白花まである。

日本で出回っているのは、繊細な細長い葉と小さめでピンクの5弁花を咲かせるクロウエ

ア・エクサラタ(Crowea exalata)と、エクサラタに比して披針形で少し厚みのある葉と、薄

ピンクや濃ピンクの花を咲かせるクロウエア・サリグナ(Crowea saligna)である。

属名のCroweaはイギリスの植物学者ジェームズ・クロウ(James Crowe)を記念して名

付けられた。和名のサザンクロスはオーストラリア原産の星型の花という意味で「サザンクロ

ス(南十字星)」と付いた。因みにオーストラリア原産の英名サザンクロスはセリ科の別の植

物(Xanthosia rotundifolia])である。

【特徴】

エクサラタ(英:small crowea、Crowea exalata)

草丈60~100cm、葉は鮮緑色、線形で互生する。葉の質は厚く艶がある。葉の縁には鋸

歯はない。揉むと柑橘系の香りがする。

開花期は5~11月、細長い葉の葉腋から薄桃色の花径2cm程度の星形の5弁花を次々と

咲かせる。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/Crowea_exalata.jpg

サリグナ(英:willow-leaf crowea、Crowea saligna)

潅木状で草丈は70cm~1mほどになる。葉は披針形から槍形で長さは8cm、幅8mm程

度あり、表面には油点がある。

開花期は5~11月、葉腋から咲く濃桃色の5弁花は、肉厚でワックス状の輝きがある。花

径は3cm程度。

http://www.botanic.jp/plants-ka/crosal.htm

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

切り戻し

丈が伸びてバランスが悪くなったら、枝を半分くらいの位置で切り戻す。春~初夏に一通り咲

き終わった後に切り戻すと、夏の花は見られないが秋の開花はよく揃う。春から秋の間、途

切れずに花を見たい場合は晩秋に切り戻す。

夏の花は色褪せる

夏の暑い時期に咲く花は、色がやや褪せて本来の色が出ないことがある。

日当たり・置き場所

春~秋は日向~明るい日陰で育てる。高温多湿にやや弱いので、梅雨時期は雨を避けた

方がよい。また、真夏は直射日光の当たらない風通しの良い場所が適している。

耐寒性はある程度あるが霜や寒風に当てると株が傷むので、冬はベランダや室内の日当た

りの良い場所に置いた方が無難。株が傷んでしまうと、春からの生長に大きく影響する。

無霜地帯では防寒対策なしで冬越しできる。

■水遣り・肥料

春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。どちらかと言えば過湿を嫌い、いつも

じめじめ湿っているような土壌は特に苦手である。乾燥には比較的よく耐え、カリカリに乾燥

させない限り大丈夫である。冬は寒さで生長がゆっくりになるので、水遣りの回数を控えて

乾かし気味にする。

肥料は春~秋の生育期に草花に与えるのと同じ濃度の液体肥料をときどき与える。夏は暑

さで生育が弱るので、与えない。

■用土

水はけのよい土が適している。 赤玉土小粒~中粒5:腐葉土4:川砂1の割合で混ぜた土を

使用する。

植え替え・植え付け

植え付けの適期は春に芽吹いて生長する前、3月頃が適期。鉢植えの植え替えは2年に1

回3月に一回り大きな鉢に新しい用土で植え替える。植え替え後は1週間くらい明るい日陰

で管理する。

ふやし方

挿し木で簡単にふやすことができる。6~7月にその年に伸びた新しい芽で元気のよいもの

を先端から2~3節ほどの場所で切って、30分ほど水に挿して吸水させてから湿らせた赤

玉土やピートモス3:パーライト7の割合で混ぜた用土に挿す。

うまういくと1ヶ月ほどで根が出てきて生長を始める。真夏は水切れしやすいので発根する

まで気をつける。

■かかりやすい病害虫

特にない。

まとめ

耐寒性はあるが、霜や寒風に気をつける

夏は直射日光を避ける

過湿に弱いので、水の遣り過ぎには気をつける

https://www.youtube.com/watch?v=k59I8HmbIiE


1月12日「スキーの日」 誕生花:キンセンカ(カレンデュラ)

2014-01-12 00:16:53 | 雑記

 記念日・年中行事

○スキーの日

スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994年に制定。

1911年のこの日、オーストリアのレルヒ少佐が新潟県の高田陸軍歩兵連隊の青年将校に

スキーの指導を行い、日本人が初めてスキーを行った。

○桜島の日

1914年のこの日、鹿児島県の桜島で、史上最大の噴火が始まった。

35人の死者を出し、流出した溶岩によって対岸の大隅半島と地続きになった。

□撤福祭(京都ゑびす神社)

午前9時:開門 午後8時:祭典執行 午後10時:閉門

○みやこサーモンフェスタ(岩手県宮古市)

宮古鮭まつり代替イベントとして、宮古駅前広場にて「みやこサーモンフェスタ」を開催。東日

本大震災の影響で現地での開催が困難なことから、宮古駅前での開催となる。鮭の掴み獲

りや、鮭の切り身、チャンチャン焼きなどの振る舞い、歌謡ショーなどが行われる。

○青梅[おうめ]だるま市

約500年前の六斉市が起こりと言われる青梅だるま市は、一般に神社やお寺の境内で行

われるだるま市とは違い、街道で行われる珍しいだるま市。だるま屋を含む多くの露店が立

ち並び、旧青梅街道は大勢の人で賑わう。

民俗行事「サイノカミ」(新潟県長岡市・新潟県立歴史博物館北側広場)

越後の民俗行事「サイノカミ」を実際に体験する。関原サイノカミ有志会の協力で高さ約18

mの巨大なサイノカミを焚き上げる。今回で14回目の開催となる。午後3時点火予定。

サイノカミはドンド焼きなどとも呼ばれ、冬を彩る伝統的な小正月行事。平安時代の差義長

[さぎちょう]という宮中の年中行事に由来を持つと言われ、地方ごとにバリエーションがあ

る。新潟県の各地では、雪原の上にわらで大きなサイノカミを作り、それを燃やして豊作や

集落の人々の無病息災を祈った。火が勢いよく燃え上がるほど良いとされ、その高さを競う

こともあった。

http://blogs.yahoo.co.jp/rekitomo/GALLERY/show_image_v2.html?

id=http%3A%2F%2Fimg5.blogs.yahoo.co.jp%2Fybi%2F1%2Fa3%2Faf%2

Frekitomo%2Ffolder%2F426764%2Fimg_426764_8204089_0%3F1336050

679&i=1

近江神宮かるた祭(滋賀県大津市)

奉行・取姫・読師らが王朝装束で古式ゆかしい「かるた開きの儀」を執り行い、その後、「第

63回高松宮記念杯・近江神宮全国歌かるた大会」が開催される。

かるた開きの儀(神座[かみくら]殿、午前9時斎行)

小倉百人一首巻頭歌ゆかりの地の近江神宮で、天智天皇御製「秋の田の仮庵[かりほ]の

庵[いほ」の苫[とま]をあらみ衣手[ころもで]は露にぬれつつ」を読師が神前で朗読し、采女

[うねめ]装束を着用した4名の歌姫がかるたを取り「かるた開きの儀」を行う。続いて近江勧

学館において高松宮記念杯をいただいた競技かるたの全国大会のA・B・C級が開催され

る。開会式は9:50。

第32回(皇后杯)全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(12:30スタート)

京都市の西京極陸上競技場発着コース(9区間=42.195km)に都道府県47チームが

参加して行われる。

○三十三間堂大的大会(京都蓮華王院三十三間堂西庭)

晴れ着姿の新成人をはじめとする弓道有段者が60m先の大的を射抜く伝統行事。「弓の

引き始め」とも呼ばれる。

 キンセンカ(金盞花) pot marigold

【花言葉】「輝かしい」「別れの悲しみ」「失望」「乙女の美しい姿」

【概要】

キンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis)はキク科キンセンカ属の一年草あるい

は宿根草。別名はカレンデュラ、ポットマリーゴルド。

原産地は地中海沿岸、ヨーロッパ南部、特にカナリー諸島には約20種が分布。日本には嘉

永年間(19世紀中頃)に中国経由で渡来した。和名は中国名の「金盞花」を日本語読みし

たもので、「盞」には盃の意味がある。花の色と形を「金の盃」にたとえたものである。名の

カレンデュラは学名から来ている。学名Calendulaはラテン語のcalendae(毎月の第1日)

に由来する。原産地の温暖な気候の地域では1年を通して咲き、どの月の初めにも咲いて

いることに由来する。カレンダー(暦、calender)の語源。

種小名officinalisは「薬用の」と言う意味で、ヨーロッパでは昔から虫刺されや胃腸病等の

民間薬として使われ、特に殺菌作用に優れるとされていた。またハーブとしてスープに入れ

たり(エディブルフラワー)、チーズやバターの色付けににも用いられ、マリーゴールドやポット

マリーゴルドとも呼ばれることもあるが、園芸でマリーゴルドと言うと別の植物のことを指す。

【特徴】

草丈30~60cm、全体的に軟毛に覆われ、枝がよく分枝する。葉は長さ5~18cm、へら

状、軟質で1種の臭気を持ち、しばしば粗い毛が生えている。互生する。

開花期は春先~初夏で、花茎10cm前後で、花色は黄色、オレンジ色、クリーム色など、花

容は一重、八重、また中心に黒のスポットがあるものと多彩。日の出とともに開き、夜には閉

じる。花後にできる実は痩果[そうか]である。

http://pcweb.hobby-web.net/0010/8592b.jpg

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/35/A_Ringelblume_uf2.j

pg

ヒメキンセンカ(姫金盞花、学名:Calendula arvensis)

草丈10cm前後、、茎には稜があり腺毛で覆われ、披針形で縁には鈍鋸歯がある。ほぼ通

年開花し、茎頂に花径2~3cm程度の頭花をつける。花色は黄色~橙色。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/002/691/16/10/116174615815625778

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【詳しい育て方】

■季節・日常の手入れ

花が枯れた後放っておくとタネがついて株が弱るので、花がらはこまめに摘む。

■日当たり・置き場所

日当たりの良い場所で育てる。日当たりの悪い場所だと花があまり付かない。耐寒性はある

が、寒風や霜に当ると葉先が枯れるので気をつける。霜の心配がある場合は、寒冷紗やベ

タたがけシートで簡単な防寒を行う。

水遣り・肥料

水は土の表面が乾いたらたっぷりと与える。

地植えは、植え付ける前に堆肥と緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおく。ここで注意したいの

はあまり窒素分の多い肥料を与えると、茎がひょろひょろに伸びて花付きが悪くなったり病気

にかかりやすくなる。

鉢植えは、植え付ける前に緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおき、葉の色が悪い時や生

長が悪い時に薄めた液体肥料を10日に1回くらい与える。

■用土

水はけと水もちのよい土が適している。赤玉土小粒7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用す

る。市販されている一般的な花と野菜の培養土でもよい。酸性を嫌い石灰質の土を好むの

で苦土石灰を混ぜてもよい。

植え替え・植え付け

ポット苗をプランターに植え替える場合は、65cmプランターでおよそ4株を目安にする。もう

少し見栄えがするように仕立てたい場合は6株までなら大丈夫。ぎゅうぎゅうに詰めすぎると

風通しが悪くなって、病気が出やすくなったり、日が十分当たらず貧弱になるので気をつけ

る。苗の植え付け適期は秋であるが、寒さの厳しい地域では春になってから行う。

地植えは予め苦土石灰を土に混ぜ込んでおいて、酸性を中和しておく。

花後に枯れてしまうので一度植え付けたら植え替えの必要はない。

ふやし方

花後にできるタネを保存しておき、秋にまくとよく発芽する。キンセンカのタネは寿命が長く、

5年くらい経ったタネでも発芽するというが、その年に採ったタネはその年にまく方が発芽率

はよい。プランターや花壇に直接まいて間引きながら育ててもよいし、苗を作って植え付け

ても構わない。

かかりやすい病害虫

ウドンコ病はキンセンカがかかりやすい病気である。風通しが悪いと発生しやすい。葉の表

面や茎、蕾に小麦粉を塗したようなカビが発生する。株と株の間を詰め過ぎると風通しが悪

くなり発生しやすくなるので気をつける。

ヨトウムシは漢字では「夜盗虫)と書き、同じような被害をもたらすガの幼虫の総称で、見た

感じはイモムシである。体の色が茶色っぽかったり、若い幼虫は緑色っぽいのもある。日中

は地中におり、暗くなると這い出してきて葉や茎を食い荒らす。夜に懐中電灯などを照らして

株をまんべんなくチェックし、見つけたら捕殺するのが確実である。

まとめ

花がらはこまめに摘む

庭植えの場合は簡単な霜除けが必要

ウドンコ病にかかりやすい

https://www.youtube.com/watch?v=0hV1qNc5wr8