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1月15日「小正月」 誕生花:タチツボスミレ

2014-01-15 00:30:34 | 雑記

 記念日・年中行事

◇小正月

7日までの松の内を「大正月」と呼ぶのに対し、15日を「小正月」と言う。

松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」と言う地方もある。

◇上元[じょうげん]

この日に小豆粥を食べると一年中の疫病が避けられると言われている。

7月15日を中元、10月15日を下元と言う。

○警視庁創設記念日

1874年のこの日、東京警視庁(現在の警視庁)が創設された。

○いちごの日

全国いちご消費拡大協議会が制定。

「いち(1)ご(5)」の語呂合わせ。毎月15日も「いちごの日」である。

○半襟の日

京都半衿風呂敷和装卸協同組合が制定。

襟を正す正月であり、この日がかつての「成人の日」であったことから、和装に縁のあるある

この日を記念日とした。

手洗いの日

P&Gが制定。

手が5本指であることから「い(1)い(1)て(5)」の語呂合わせ。

○フードドライブの日

フードドライブとは家にある缶詰・レトルト食品などの不要な食品を集めて、食物に困ってい

る家庭に届ける活動のことで、この運動を各店舗で行っているフィットネス事業の会社・カー

ブスジャパンが制定。「い(1)い(1)ご(5)はん」の語呂合わせ。

元は11月に行っていたが、頂き物の多い歳暮や年始の後の方が良いということで1月に変

更された。

○ウィキペディアの日

2001年のこの日、インターネットの百科事典サイト「ウィキペディア」が公開された。

○アダルトの日

1947年のこの日、日本初のヌードショーが開園された。

東京・帝都座の5階劇場で、額縁の中に裸体の女性の現れる「額縁ショー」が上演され、人

気を呼んだ。裸体画に見立てたもので出演した女性はただじっとしているだけだった。

*(旧)成人の日

祝日法の改正により2000年1月から1月の第2月曜日に変更された。

□星まつり(石川県加賀市・連光寺、11:00~11:10)

僧侶たちが境内中央で前日からはってある4斗樽の冷水を手桶にすくい「六根清浄」「「水行

肝文」を唱えながら下帯姿で頭からかぶる荒行を行い五穀豊穣と無病息災を祈願する。

水行の後参詣の信者たちは樽に残った水を口にして家内安全を願う。

防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)

「防災とボランティアの日」(1月17日)の前後1週間。

 タチツボスミレ(立坪菫) 

【花言葉】「悲しみ」「慈愛」

【概要】

タチツボスミレ(立坪菫、学名:Viola grypoceras)は、スミレ科スミレ属の多年草。日本の

北海道から沖縄にかけて身近に見られるスミレ類の一つである。丸い葉と立ち上がる茎が

特徴である。

タチツボスミレ(立坪菫)の「坪」とは小さな庭を指し、身近に見られて立つように生えることに

名称は由来する。

属名のViolaは、ギリシア語の「ion(イオン))が語源で、ギリシア神話の天帝ゼウスが少女

イオのためにスミレの花を咲かせたという伝説に由来する。種小名のgypocerasは「曲がっ

た角のある」という意味である。花冠の後ろの「距」の形に因む。

【特徴】

草丈5~20cm。地下茎はやや短く、わずかに横に這い、古くなると木質化する。茎や葉に

は毛が生えていない。毛が生えているものはケタチツボスミレという。茎は斜上する。

葉は心形で長さは縦横ともに2~3cmである。葉の先は少し尖り、縁には細かい鋸歯があ

る。葉にはあまり艶がない。托葉(葉の付け根にある付属体)は披針形で、櫛の歯のように

深い切れ込みがある。

開花期は3~5月で、花茎は葉の間から立ち上がり、先端が俯いて花を付ける。花径は15

~20mmくらいで、典型的なスミレの花の形だが、スミレより丸っこく、花色は淡い紫色が普

通である。距(花冠の付け根が後ろに飛び出したもの)は6~8mmくらいで、紫色を帯びる。

花が終わると、葉の間から茎が伸び始める。茎は初め斜めに出て、それから立ち上がり、そ

の茎の節々からも葉や花が出る。茎は高さ20cmほどまでになるが、年は越さず、次の春

には、また地下茎から出発する。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2a/Viola_grypoceras2.JP

G

・葉

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2c/Viola_grypoceras-

leaf.JPG

【変異】

分布域が広く、その環境もさまざまで、個体変異も多い。

コタチツボスミレ(小立坪菫、var.exilis)

小型で葉は三角に近く、茎は横に這うようになりがち。近畿以西の本州~九州に分布。

http://akiyoshidai2.sakura.ne.jp/kotatitubosumire.html

・ツルタチツボスミレ(蔓立坪菫、var.rhizomata)

葉は小さく三角、茎は横に伸び、先端の芽が地表で新苗となる。多雪地帯に適応したものと

考えられ、京都から新潟の日本海側に見られる。

http://blog-imgs-57-origin.fc2.com/f/u/m/fumipinga/130526tt7.jpg

・ケタチツボスミレ(毛立坪菫、var.pubescens)

茎や花柄、葉に毛があるもの。

http://tarcyan.yamanoha.com/index2-ketatitubosumire.html

・シチトウスミレ(七島菫、va.hichitoana)

伊豆諸島産。やや大型で、托葉の切れ込みが粗い。

http://www.io-net.com/violet/violet2/tatitubo_sichito.htm

【近縁種】

ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫、V.obtusa)

花に香りがあることから名付けられた。花は丸こっくて紫が強い。全体的にごく短い毛が密生

する。日本列島各地の産地の草原や道端などのやや乾いたところに生える。朝鮮にも産す

る。

http://iizuna-shizen.com/Photo/modules/xcgal/displayimage.php?

pid=458&fullsize=1

・ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫、V.ovato-oblonga)

立ち上がった茎から出る葉が根出葉よりやや長くなる。花はやや細身で、タチツボスミレより

全体的に少し色が濃く紫色を帯びたものが多い、静岡県以西の本州と四国、九州、朝鮮南

部に分布する。

http://matsue-hana.com/hana/nagabatatitubosumire.html

イソスミレ(磯菫、V.gray)

花は茎からのみ生じる。北海道、本州島根県以北の日本海側の海岸砂地に生える。別名

セナスミレ(瀬波菫)。

http://futarinoyakata.my.coocan.jp/isosumire.htm

・ナガハシスミレ(長嘴菫、V.rostrate)

距が非常に長くて尖る。テングスミレ(天狗菫)ともいう。本州北部から鳥取県までの日本海

側産地に分布。北アメリカ・アパラチア山地に隔離分布。

http://matsue-hana.com/hana/nagahasisumire.html

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

採種:病害虫の被害を受けた時や、2~3年で株が寿命を迎えたときに備え、実ったタネは

可能限り集め、冷蔵庫に保管する。

雪囲い:種類によっては冬にも葉が残るものもある。これらの種類は北風を避け、乾燥し過

ぎないように、鉢を地面や砂床に埋めたり、農業用の防寒シートで覆ったりしておく。

日当たり・置き場所

鉢植えは、冬~春は日向で、夏以降は明るい日陰になる場所、または、一年を通して明るい

日陰で育てる。

庭植えの場合は落葉樹の下や、夏には他の植物の陰になるような日向に植える。

水遣り

鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えのものは、よほど乾燥が続かない限り必要

はない。

■肥料

鉢植えでは、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を3号鉢で2摘み程度施す。

春~秋月2回、3要素等量か、リン酸とカリウムが多めの液体肥料を2000~3000倍に

薄めて施す。

庭植えの場合はほとんど必要なく、施したいなら9~10月に、リン酸とカリウムが多めの

緩効性肥料を鉢植えと同程度の量を、株の周囲にばらまいておく。

■用土

土質は選ばないが、腐植質に富んだ柔らかい土を好む傾向がある。草花培養土7:腐葉土

の割合で混ぜたものを使う。

やや性質が弱いものには硬質鹿沼土(または日向土)、軽石、赤玉土(または桐生砂)の各

小粒を等量に混ぜたものを使う。山草鉢のような乾きやすい鉢に植えるときは、軽石の量を

減らすか、赤玉土の量を増やして、もう少し水もちをよくする。

■植え替え・植え付け

毎年植え替える。夏の終わり~初秋、または生育開始の前の2~3月に行う。タネまきや根

伏せで育てた苗は、生長に合わせて随時、一回り大きな鉢に植え替えていく。小鉢に植えら

れた株を購入したときはすぐに地面に植えるか、3号鉢に植え替える。

■ふやし方

タネまき:花後や閉鎖花(花が開かない花)から実ったタネをとってまく。一度低温にあわな

いと発芽しないので、冷蔵庫で1~2か月間、湿らせた川砂と混ぜて保管し(低温湿潤処

理)、1~2月にまく。面倒な場合は採りまきでも構わない。

果実が上を向いてきたら完熟間近なので、小さな袋をかけ、はじけて落ちたタネを集める。

タネまき用土は親株と同じものを使う。タネに2mmほどの覆土し、鉢底から水を吸わせる。

乾燥と凍結を防ぐため、北風を避けられる場所で管理する。

挿し芽:6~7月に、若い枝を2~3節ごとに切り、鹿沼土または細かい赤玉土(芝の目土

または細粒)に挿す。水を与えて明るい日陰に置き、土が乾かないように管理する。発根ま

で3週間ほどかかる。

株分け:植え替えの際に、株が自然に分かれる部分で分けて植える。茎の古い部分や傷ん

だ根は切り捨てる。

かかりやすい病害虫

病気そうか病、うどんこ病

そうか病は主に晩春~初夏と秋に発生する。茎や葉柄を中心に白い瘡蓋状のものができて

、ときには脆く折れる。雨を避けることが最も有効な防除方法である。

うどんこ病は5~8月に発生し、葉の表面に白い粉をかけたようなカビが生える。あまり重症

化しないが、見た目がよくない。

害虫:アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ツマグロヒョウモン、ネコブセンチュウ

アブラムシは主に春、ハダニは夏、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)とツマグロヒョウモの幼虫は

主に春~秋に発生する。ヨトウムシは温暖な都市部では1年中見られることもある。

ネコブセンチュウは土中にすむ害虫で、主に春~秋に発生し、根が傷んで株の生長がひどく

悪くなる。鉢植えの場合、棚の上に置いて地面から離すことが効果的な防除方法である。

まとめ

直射日光の当たる場所より半日陰の場所の方が生育がよい

タネまきと挿し芽で簡単にふやすことができる

タネは一定の低温にあわないと発芽しない