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1月3日「瞳の日」 誕生花:スノードロップ

2014-01-03 00:34:12 | 雑記

 記念日

○瞳の日(ひとみの日)

1月3日の語呂合わせから「ひとみ」、10月10日の目の愛護デーのように瞳をいつまでも美

しくという趣旨の日。コンタクトレンズ業界などでイベントを企画中の所もある。もちろん「ひと

みさん」とか「瞳さんの日」とするのも楽しい。

○駆け落ちの日

1938年のこの日、女優の岡田嘉子と杉本良吉が、樺太の国境を越えてソ連へ亡命した。

○戊辰戦争開戦の日

1868年のこの日、戊辰戦争が始まった。 

京都の鳥羽・伏見で旧幕府軍と薩摩・萩軍が戦闘したが、装備で劣る旧幕府軍は敗退し、5

日後に徳川慶喜は海路江戸へ向かい、新政府軍は慶喜追討令を受けて江戸へ進撃した。

○箱根駅伝復路

箱根・芦ノ湖→東京・大手町5区間/109.9km

○ライスボウル

アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第67回ライスボウル2014東京

ドーム 試合開始14:00(開場10:00)

 スノードロップ(待雪草) snowdrop

【花言葉】「希望」「慰め」「まさかのときの友」

【概要】

スノードロップ(snowdrop)はヒガンバナ科ガランサス属(Galanthus、スノードロップ属、マ

ツユキソウ属)の総称。マツユキソウ(待雪草)は(Galanthus nivalis,common snow-

drop)の和名である。ヨーロッパ~コーカサス山脈に約10種が分布する多年草(球根植物)

で、秋に球根を植え付けると、冬に芽を出して(根は秋から地中で生長を始める)、早春に花

を咲かせ、初夏まで生長して夏の間は休眠する。ヨーロッパでは古くから親しまれており宗

教との関わりも深く、神話や伝説が数多く残る植物でもある。

名前の由来は花姿や花色を雪のしずく、もしくは耳飾りに例えたものとされる。学名のガラン

サス(ガランツス)はギリシア語の「ガラ(乳)」と「アンサス(花)」の合成語で、「乳白色の花」

という意味である。

【特徴】

球根は直径2~3cmほどで、地際から2~3枚の葉を出す。花茎が伸びてその先端に白色

の花を下向きに咲かせる。花は外側に大きな花びらが3枚、その内側から顔を覗かせるよう

に小さな花びらが3枚付く。内側の花びらは重なり合って筒状になり、緑色の大きな斑が入

るのが特徴。1花茎に1輪の花が付く。花は気温が極端に低くなったり、夜になると閉じる。

・ニヴァリス(Galanthus nivalis)

単にスノードロップというと本種を指す。英語ではコモン・スノードロップ(common snow-

drop)と呼ばれる。ユーゴスラビア、アルバニア、ブルガリアなどに分布する。種小名のニヴ

ァリスは「雪の時期の、雪白の」という意味で、開花時期に由来する。 日本では後述のエル

ウェシーがスノードロップとして広く栽培され、本種はあまり栽培されない。日本には明治初

期に入ってきた。マツユキソウ(待雪草)の和名がある。

草丈は10~15cm、開花期は1~3月。有名な園芸品に八重咲きの’フロレ・プレノ’ 

(Flore Pleno)や大輪種の’アトキンシー’(Atkinsii)がある。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/23/Galanthus_nivalis.jpg

・’フロレ・プレノ’

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bb/Galanthus_nivalis_%

27flore_pleno%27_1.JPG

エルウェシー(G.elwesii)

トルコなどに分布する。種小名のエルウェシーは本種を採取してイギリスに紹介した人物名

に因む。球根が大きめで、休眠期に乾燥させても劣化しにくいなどの扱いやすさも手伝って

か、日本では普及している。英名はジャイアント・スノードロップ(giant snowdrop)、和名は

オオマツユキソウ(大待雪草)。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/36/Galanthus_elwesii%2

C_flower.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

球根植物の中でも特に手のかからない部類に入る。極端に言えば植え付けてしまえば後の

作業はほとんどない。取り立てて言うなら、休眠期に球根を乾燥させないことである。葉は球

根に栄養を蓄えるために大切なので、自然に枯れてくるまでそのままにしておく。

日当たり・置き場所

秋に球根を植え付けて芽が出るまでは半日陰の涼しい場所で育てる。芽が出たら早春に花

が咲くまではできるだけよく日に当てて育てる。寒さには非常に強いので屋外の日当たりの

良い場所が適している。

暑さは少々苦手なので花後から葉が枯れて休眠に入るまでは直射日光を避け、できるだけ

風通しの良い半日陰の場所で育てる。地植えの場合は花後に地温の上昇を防ぐために敷

きわらなどで株元を覆った方がいい。完全に葉が枯れて休眠に入ったら日陰に置いても問

題ない。夏はできるだけ涼しい環境の場所に置く。

■水遣り・肥料

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。過湿にすると球根が腐ることがあるので、常に

用土が湿っているような状態にはしないように気をつける。

葉が黄色く枯れ始め、休眠に入ったら水遣りの回数を減らして乾かし気味にするが。球根は

極端な乾燥を嫌うので、からからに乾かさない程度に水遣りをする。エルウェシーは乾燥に

強いので多少乾燥させても大丈夫である。

肥料はさほど必要としない。球根を植え付ける祭に緩効性の粒状肥料を土に混ぜ込んでお

く。それ以外は花後、週1回1000倍に薄めた液体肥料を1ヶ月くらい与える。これは球根を

太らせて来年も花を咲かせるために大切。

■用土

水はけがよく肥えた土が適している。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土

を使用する。庭植えにする場合は予め腐葉土をすき込んでおき、元肥として化成肥料や粒

状肥料を混ぜ込んでおく。

植え替え・植え付け

球根の植え付け適期は9月~10月。鉢植えは4号鉢(直径12cm)に5球くらいが目安であ

る。被せる土の厚さは1~2cmくらいと浅めが適当。あまり深くならないようにする。庭植え

は球根同士の間隔を3~5cmほど開けて均等に植え付ける。被せる土の厚さは2~3cm、

鉢植えよりやや深めに植える。

球根は乾燥を嫌うので、葉が枯れて休眠に入っても掘り上げずにそのままにしておく。鉢植

えの場合も球根が増えて鉢がいっぱいにならない限り、植え替える必要はない。目安として

2~3年に1回くらいでよい。庭植えの場合は一度植え付けると放置しても構わない。場所の

関係でどうしても掘り上げなければいけない場合は掘り上げた後乾燥させないようにおがく

ずやバーミキュライトに入れて涼しい場所で貯蔵する。

ふやし方

球根の下部側面に子球ができるので、その子球をはずしてふやすことができる。球根を分

けた後は乾かさないようにすぐに植え付ける。適期は8月下旬~9月上旬、休眠期に行う。

長さ1cm以上に育った球根なら2年後に花の咲く大きさになる。

タネから育てることも出来るが、タネをまいてから花が咲く大きさの球根に育つまでおよそ4

年かかる。タネは乾燥させると発芽率が落ちるので採取したらすぐにまく。

かかりやすい病害虫

灰色カビ病は気温が20℃前後で湿度が高い時期、特に春~梅雨時期に発生しやすい病

気である。葉や茎に斑点状のシミができてそれがだんだん広がって腐り、そこから灰色のカ

ビが生える。咲き終わった花の部分にも発生するので、傷んだ花はこまめに摘み取り、風通

しの良い場所に置く、葉や花に水をかけないないなどの予防に努める。

■まとめ

休眠期も球根は適湿に保つ

肥料は植え付けるときと、花後に少量与える程度

基本的には休眠期にも掘り上げない

https://www.youtube.com/watch?v=k_CrLMt9H1Q