記念日・年中行事
○国旗制定記念日
1870年のこの日、太政官布告第57号の「商船規則」で、国旗のデザインや規格が定めら
れた。それまでは船によってまちまちのデザインの旗を使っていた。
当時の規格は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗ざお側に縦の長さの10
0分の1ずれた位置とされていたが、現在は1999年8月13日に公布・施行された「国旗国
歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、日の丸は旗の中心
の位置となっている。これを記念して国旗協会が制定。
○ハワイ移民出発の日
1885年のこの日、移民条約によるハワイ移民第一号の船が横浜港を出発した。
○船穂スイトピー記念日
品質の良さから花束やフラワーアレンジメントに多く使われ、全国有数の出荷量を誇る岡山
県倉敷市船穂町のスイトピーをもっと広くアピールしようと「JA岡山西船穂町花き部会」が制
定。日付は品質・量とも安定して、本格的なシーズンを迎える1月と1と27で「いいふなお
(良い船穂)」の語呂合わせから。
▲ホロコースト犠牲者を想起する国際デー(International Holocaust Remembr
-ance Day)
2005年、第60回国連総会にて採択。国際デーの一つ。
1945年のこの日、ソ連軍によってアウシュビッツ強制収容所が解放された。
※実朝忌
鎌倉幕府3代将軍で歌人の源実朝の1219年の忌日。
前年に右大臣に就任し、鶴岡八幡宮でその拝賀の礼に行った帰途。甥の公暁によって暗殺
された。
「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟[おぶね]の 綱手[つなで]かなしも」
※雨情忌
詩人・野口雨情[のぐちうじょう]の1945年の忌日。
童謡詩人:http://www.ujokinenkan.jp/ujotop.htm
□国宝臼杵石仏特別祈願法要(大分県臼杵市臼杵石仏古園石仏前、11:30)
学業成就や健康祈願をはじめ、諸願成就の祈願が行われる。
ギョリュウバイ(御柳梅) manuka/ New Zealand teatree
【花言葉】「勇ましさ」「繊細な美しさ」「蜜月」「華やいだ生活」「素朴な強さ」
【概要】
ギョリュウバイ(御柳梅、学名:Leptospermum scoparium)はフトモモ科ギョリュウバイ属
の常緑低木。ニュージーランドとオーストラリア南東部、タスマニアとの原産。日本には194
5年以降導入された。
ギョリュウバイの名は、ギョリュウ科のギョリュウ(檉柳)に似て葉が小さく、花が梅に似ること
から。針葉樹のネズ(杜松)に似るのでネズモドキの別名もある。マヌカ(manuka:マオリ語
)ともいう。英名は(New Zealand)tea treeという。これは、オーストラリアへ移住者が葉を
お茶の代用品として利用したことによる。
属名のLeptospermumは、ギリシア語のレプトス(leptos:薄い)+スペルマ(sperma:種
子)の合成語が語源で、細長い種子の姿に因む。種小名のscopariumは「箒状の」という意
味である。
【特徴】
高さ30cm~5m、葉は長さ1~2cmの幅の広い線形で、互生する。葉の先は鋭く尖り、赤
みがかっていて良い香りがする。枝には棘がある。
開花期は11~5月で、花径は1~2cmで、5弁花で、雄蕊は5本である。花の色は赤、ピン
ク、白などがあり、一重咲きと八重咲きがある。
花の後にできる実は果である。
http://hottime.sakura.ne.jp/hanatokei7/gyoryuubai.jpg
・花のクローズアップ
http://image.blog.livedoor.jp/mi7co/imgs/2/d/2dd2d9ab.jpg
・八重咲き
http://www.geocities.jp/nisi175812/gixyorixyuubaiB.JPG
・実
http://happamisaki.jp-o.net/flower/k/gyoryuubai05.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
細い枝が茂る性質がある。枝葉が混み合って株の内部の日当たりと風通しが悪くなると葉
が枯れこんでくるので、混み合った部分は適宜枝を切り落とす「空かし剪定」を行う。
作業は真冬を除いて随時可能であるが秋には翌春の花芽が作られるので、9月以降は枝を
切らないようにする。コンパクトに仕立てたい場合は花後に枝を全体の1/3ほどに切り詰め
るとよい。
日光を好むが、寒さにやや弱いので、冬に買い求めた開花株は、室内の日当たりの良い窓
辺などに置いて管理する。
■日当たり・置き場所
水はけと日当たりの良い場所が適している。耐寒性はやや劣るが、関東より西の太平洋側
なら特に問題なく庭で越冬できる。寒冷地では鉢植えで冬は室内に取り込んで育てる。
■水遣り・肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。葉が堅くて乾燥させても萎れず、外見からは初
期の水切れに気づきにくいので気をつける。完全に水切れさせると葉が落ちて枝が枯れて
しまう。
肥料はさほどたくさん必要としない。春と秋の年2回(若しくは開花前と開花後)、化成肥料を
軽く与えておくだけで十分である。化成肥料の代りに月1~2回液体肥料を与えて構わない(
冬と夏は与えない)。
■用土
水はけの良い土を好む。鉢植えでは赤玉土6:腐葉土3:川砂1の配合土を用いる。庭植え
は植え場所に腐葉土などの有機質を混ぜ込んでおくと根の張りがよくなる。
■植え替え・植え付け
根のまわりが早いので鉢植えは1~2年に1回植え替える。鉢から抜いた株は土をよく落と
して、根を少し切り詰めてから植え替える。植え替え直後は水をたっぷりと与え直射日光の
当たらない明るい日陰で養生し、生長を始めたら普通の管理に戻す。
■ふやし方
挿し木でふやすことができる。適期は4月か9月。枝を適当な長さに切り取り先端の部分は
落とし中間の部分を挿し穂とする。長さは10~15cmくらいが適当。用土を入れた鉢に挿し
t、根が出るまで極端に乾かさないように明るい日陰に置く。
■かかりやすい病害虫
特にない。
■まとめ
平地・暖地では屋外で冬越しできる。
水はけのよい土を用い、肥料は少なめに
秋以降は春の開花まで枝を切らない