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1月24日「法律扶助の日」 誕生花:オモト

2016-01-24 00:35:00 | 雑記

 記念日・年中行事

○法律扶助の日
法律扶助とは、経済的理由で民事裁判を受けられない人のために費用を立て替える制度で、日本弁護士連合会が1952年に設立した財団法人法律扶助協会が、その業務を扱っている。
そこで同協会の設立日である1月24日を「法律扶助の日」として制定した。1952年のこの日、日本弁護士連合会が法律扶助協会が設立した。

○郵便制度施行記念日
1871(明治4)年のこの日、「郵便規則」が制定された。同年3月1日から、東京・京都・大阪間で郵便業務が開始された。 
それまでは飛脚便に頼っていたが、前島密[まえじまひそか]の建議により郵便制度が定められ、まず東京・京都・大阪間で営業が開始された。 
郵便は和製漢語で、「郵」は伝令の中継をするための頓所や、飛脚の中継をする宿場を意味する。 「郵」を使った漢語には、宿場から宿場へ文書を送ることを意味する「郵伝」、駅伝で送る便りを表す「郵信」、文書を送る意味の「郵送」などがある。 「便」は「便り」や「手紙」の意味があり、この2つを合わせて「郵便」と名付けられた。
近代日本の郵便制度はイギリスの制度をまねたもので、1871(明治4)年、前島密によって国営事業として発足され、それまでの飛脚便に取って代わった。 

○ボーイスカウト発足記念日
1908年のこの日、イギリスでボーイスカウトが結成された。 
ボーイスカウト(英語: the Boy Scouts) は、世界規模の青少年団体の名称である。 20世紀初頭、イギリスの退役軍人のロバート・ベーデン=パウエル卿(以下 B-Pと表記)がイギリスの行く末を懸念し、将来を託すことの出来る青少年の健全育成を目指して創設したことにはじまる。 
実社会で先駆的な立場に立てるように、身体を実際に動かし、形に囚われない戸外活動を通じて心身ともに健全な青少年の育成と教育を目的とする。なお「スカウト」は「偵察[ていさつ]」「斥候[せっこう]」の意。ボーイスカウトやガールスカウトで活動すること、またその活動と理念をスカウト運動(Scouting、スカウティング)と呼ぶ。 

○ゴールドラッシュデー
1848年のこの日、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが、川底に金の粒を発見した。
この噂は全米に広まり、多数のアメリカ人がカリフォルニアに押し掛ける「ゴールドラッシュ」となった。一獲千金を求めて集まった人達は「フォーティーナイナーズ」('49ers)と呼ばれた。
 

□初地蔵
一年で最初の地蔵の縁日。

□初愛宕
一年で最初の愛宕の縁日。 

○全国学校給食週間(1月24日~1月30日)
文部省(現在の文部科学省)が1950年に制定。 
学校給食の始りは、1889年、山形県鶴岡町(現在の鶴岡市)の私立忠愛小学校で、貧困児童を対象に無料で昼食を出したものだった。メニューはおにぎりと漬物に焼き魚だけだった。
1946年12月11日に文部・厚生・農林の3省の次官通達「学校給食実施の奨励について」で戦後の学校給食の方針が決定され、12月24日に東京・神奈川・千葉の学校で試験給食を実施、翌1947年1月20日から全国の約300万人の児童に対して学校給食が開始された。12月24日では冬休みに入ってしまうため、1ヶ月遅らせた1月24日からを全国学校給食週間とした。

○第9回 あっけし物産フェア(北海道恵庭市・花ロードえにわ・別棟 多目的交流物産館、1/24(日) 10:00~14:00 売り切れ次第終了)
9回目を迎える今年は、厚岸町直送の新鮮な殻付きカキやアサリなどを販売する。
メインのカキは約1万2000個を販売する予定。蒸し焼きは開場で食べることができる。
また、道の駅厚岸グルメパーク コンキリエのオリジナル商品の販売や、館内ではタイアップランチの販売も実施する。
 

○食遊祭(北海道上ノ国町・上ノ国町町民体育館 10:00~14:00)
町内の飲食店や農・漁業者が創意工夫して作った郷土色豊かな鍋料理が順位を競う「天河(てが)一品味くらべ総選挙」が見もの。来場者の投票で順位が決まる。他にも、お楽しみ抽選会や鼓友会による龍餡(りゅうえん)太鼓、上ノ国中学校の吹奏楽部による演奏が行われる。 

○前沢郷土芸能祭(岩手県奥州市・前沢ふれあいセンター ホール 13:00~17:00)
毎年恒例の前沢郷土芸能祭!今年も前沢ふれあいセンターを会場に開催される。
神楽や恵比寿舞、太鼓など様々な団体が出演。特別出演として前沢区から前沢東幼稚園・東幼竹太鼓、水沢区から上幅庭田植踊、胆沢区から行山流都鳥鹿踊保存会の出演もあり。伝統芸能を堪能しよう!
 

鷽替神事[うそかえしんじ](東京都江東区・亀戸天神社、1月24日(日)~25日(月) 午前8時30分~
これまでの悪しきことをうそにして今年の吉を願う行事。
前年に授かった木彫りの「うそ鳥」を納めて、新しいものを求める。「うそ」は合格祈願のお守りとしても人気がある。
 

○覆い茶会(おおいちゃかい)~三重県より本場のかぶせ茶がやってまいりました~(東京都中央区・三重テラス2階 イベントスペース 11:00~17:00)
かぶせ茶の水出しの淹れ方セミナーを開催する。絶対失敗しないやさしいお茶の淹れ方を30分程度で伝授してもらえる。
また、参加者先着100名に萬古焼急須がプレゼントされる。家族での参加については1家族につき1個となる。

○第37回新春はやし叩き初め大会(神奈川県海老名市・海老名市立総合福祉会館 10:00~16:00)
海老名市内のまつりばやし保存会17団体が一堂に会し、笛や太鼓を威勢よく演奏する。
海老名市はやし保存連絡協議会と海老名市教育委員会の共催で行われ、海老名市地域婦人団体連絡協議会による「大黒舞」の披露も予定している。申し込みは不要なので、当日に直接会場へ。
 

○人形劇フェスティバル in おやま(静岡県小山町・小山町総合文化会館 10:00~15:10)
5つの人形劇団が小山町総合文化会館に集結! かわいいお人形たちが夢のあるおはなしを演じる。
人の手によるあたたかみのある人形劇を、子どもたちと一緒に楽しもう。軽食売店もあり、昼食の時間も楽しめる!
 

鵺ばらい祭(静岡県伊豆の国市・湯らっくす公園 13時30分~ 
妖怪「鵺[ぬえ]」を源頼政が退治したという古事にちなんだ奇祭である。妖怪「鵺」は頭は猿・胴は虎・尾は蛇といった出立ち。
厄除けを祈願し、中学生が「鵺おどり」を披露する。弓道家による弓の披露やオリジナルの破魔札販売もある。
 

飯塚亜裕子 パート・ド・ヴェール展(長野県諏訪市・北澤美術館 1F 多目的ギャラリー、1月24日(日)~3月3日(木)  9:00~17:00
[作家によるギャラリートーク]1月24日(日)11:00~11:30 聴講自由(要入館料))
飯塚亜裕子さんは、パート・ド・ヴェール技法の特徴を活かしながら、植物等をモチーフにした作品を手掛けている。この技法ならではの気泡を含んだ独特の質感や、柔らかく優しい色合いを味わうことができる。 

○サニー市in度会町(三重県度会町[わたらいちょう]・宮リバー度会パーク 10:00~15:00※小雨決行)
度会米の餅まき2俵分、サニー鍋(ぼたん汁)321人前、シカコロッケ321人前などが振る舞われる、新鮮な海の幸・山の幸・里の幸などうまいもんどっさりの物産得市!

○おうみ狂言図鑑2016春公演(高島市)(滋賀県高島市・藤樹の里文化芸術会館 14:00~15:45※午後2時開演(午後1時30分開場))
彦根城の井伊家に仕えた狂言師・茂山家の協力を得て、毎年滋賀を題材にした新作狂言を発表してきた“おうみ狂言図鑑”。
高島公演では、古典解説に、古典演目「口真似」、「昆布売り」、新作狂言「続・鮒ずしの憂うつ~でっち羊羹の陰謀~」の3作品を上演。
更に、2会場以上の鑑賞でもれなく茂山家グッズをプレゼント。
 
 

□念仏行脚(京都府長岡京市・光明寺)
光明寺では、墨染めの衣と灰色の袈裟で生涯を過した法然上人にならい、黒衣をまとった僧たちが約15kmの道のりを歩く「念仏行脚」は、教えを守り続けてきた先人たちの艱難辛苦を心に刻む行事である。
法然上人のお徳を讃え、念仏の声とともに太秦より光明寺の御火葬あとへと行脚し、お勤めをする。
西光寺から光明寺までを約4時間かけて行脚する。一般の方の参加も歓迎する。

○市町村フェアin万葉文化館(奈良県明日香村・奈良県立万葉文化館、1/24(日) 11:00~15:00 2/13(土)  11:00~14:00)
1月24日(日)は、十津川温泉郷より温泉を直送する足湯体験のほか、十津川村の魅力を紹介する展示等、2月13日(土)には東吉野村の昔ながらのもちつき体験を中心に、お餅や「ぜんざい」のふるまいが行われる。
また、東吉野村の魅力を紹介する展示等のほか、物品の販売もあり。
 

初天神梅花祭(大阪府大阪市北区・大阪天満宮、1月24日(日)~25日(月) 9:30~)
毎月25日は菅原道真公のご縁日で年の初めにあたることから初天神と称される。神前には梅花が供えられる。

○フェスティバル(和泉市立人権文化センター)(大阪府和泉市・和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)1階大会議室 11:00~15:00)
「出会い」・「交流」・「発見」の場として活動団体による発表がおこわなれる。
模擬店では、手作りパン、韓国・朝鮮料理、コーヒー、くだもの販売、フリーマーケット、雑貨などが出店。
展示・体験コーナーでは、CAPプログラム、パソコンで名刺作りなどが出展。
ゲスト企画として“大笑い福祉使”交遊亭楽笑(こうゆうてい・らくしょう)による落語や大道芸も予定。
だれでも参加可能なので、気軽に足を運んでみよう。
 

○ほの字の里 おもちつき(大阪府貝塚市・ほの字の里 10:00~14:00)
重い杵を持ち上げて…よいしょ! ほの字の里の定番イベントとなっている杵と臼を使ったお餅つき。できあがったものは即販売される。できたてのやわらかいお餅は毎年すぐに完売してしまう人気商品なので、食べたい人は早めに買い求めよう。

潮彩フリーマーケット(山口県防府市・道の駅 潮彩市場防府(旧セリ場) 9:00~15:00)
のんびり流れる時間に身をまかせ、海のそばで宝物の散策は如何♪ 
雑貨や古着、手作り品や植物など、お気に入りを見つけにいらして下さい☆ 
 
 

中学校美術部作品展(福岡県須恵町・須恵町立美術センター久我記念館、1月24日(日)~2月7日(日) 10時~17時(入館は16時半まで) 休館:月曜日(但し月曜が祝日の場合は翌日休館)) 
1月は、若いアーティストの作品が久我記念館の壁面を飾る。
昨年度は、町内の中学校だけでなく、志免町の中学校美術部も参加し、展示数が増え、より見ごたえのある展覧会となった。
今回の展覧会は、中学校文化連盟発表会に出展作品した作品をはじめ、部活動で制作した多くの作品を展示する。
展示レイアウトからスポットライトの照明まで、すべてが美術部員による手作りの展覧会である。
考えぬかれた構図や筆づかいなど、作者一人ひとりの瑞々しい感性にぜひ触れてください。

石垣牛まつり(沖縄県石垣市・石垣市総合体育館および周辺※石垣島マラソン終了後10~18時(予定))
石垣島を代表する特産品「石垣牛」。会場外にバーベキュー焼台が設置され、マラソンに参加した選手や、まつり参加者、市民が自由にバーベキューを楽しみ石垣牛を堪能し、交流を深めることができる。
他の出店でも石垣牛を使った料理が提供される。体育館内では、地元の歌手、舞踊等で八重山ならではのステージで会場を盛り上げる。

 オモト(万年青) sacred lily

【花言葉】「長寿」「崇高な精神」「長命」「母性の愛」「相続」

【概要】
オモト(万年青Rohdea japonica)とは、中国から日本の暖かい山地に自生するキジカクシ科スズラン亜科オモト属の常緑多年草。日本では関東から沖縄にかけての山地、特に西日本に多く自生状態で生育し、観葉植物としても鉢植えで栽培される。 
 
万年青栽培の歴史は三百数十年とも四百年以上とも言われる。有肺類によって花粉が媒介される(蝸牛媒花、malacophily)という特殊な生態を持つ。古くから中国医学ではロデキシンを含む根茎を強心剤や利尿剤として使っていた。しかし、非常に危険な行為であり、死亡することすらある。薬草というより毒草と考えた方がよい。
観賞用としても古くから栽培され、江戸中期に日本で爆発的に流行し、斑が入ったものや覆輪のあるものなどさまざまな種類が作出された。これらの品種を含む古典園芸植物としての万年青(おもと)は現在も多くの品種が栽培されている。
 
和名の由来は、株が大きいことから、大本(おおもと)の意といわれる。また、葉が常緑で「青本(あおもと)」からとする説もある。寿命が長く、葉がいつも変わらず青いことから「万年青」と書く。
江戸時代には「老母草(おもとぐさ)」として、常緑の葉を老母に見立て、赤い果実を子に見立てて、老母が子を抱いているとみなしたようである。
属名の Rohdea は19世紀のドイツの植物学者「ロイデ(M. Rohde)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。

【特徴】
草丈30~60cm。根際から生える葉は長い卵形で、大きい。葉の質は革質で分厚く艶があり、縁は波打つ。 
開花期は4~6月。 茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄緑色をした小さな花を円筒状に密生させる。花被片は6枚である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、赤ないし黄色に熟する。 

とは、万年青における葉の状態や葉姿、柄などの特徴の総称をいう用語。

○斑[ふ]
葉に白くなる部分が出るのを斑(ふ、斑入りとも)と言う。一般的な植物では覆輪、中斑、縞などが普通である。 
(ふくりん):葉の縁に沿って斑が入るもの。 
 覆輪(しろふくりん):白く縁どるもの(一般的に覆輪という)。 
 覆輪(こんふくりん):緑に縁どるもの(紺覆と呼ばれる)。 
(なかふ):葉の主脈に沿って内側に斑が入るもの。 
 (しま):葉の縦方向に細長い斑が入るもの。
虎 (とらふ):葉の縦方向に対して横切るように斑が出るもの
岸斑(ねぎしふ):白く短い細かい縞が多数はいるもの。 
代田斑(ちよだふ):根岸斑がより凹凸がはっきりしたもの。現在は千代田系として根岸斑も含み分類されている。 
胡麻(ごまふ):白や黄色になった部分に細かい緑の点状部が多数残るもの。 
(しらふ):根岸斑がさらに細かく多数になったもの。 
(ほしとら):虎斑のひとつで、小さな斑がまばらに入るもの。 
れ虎(ながれとら):短い細い縞が集まって虎斑のようになったもの。 
筈虎(やはずとら):着物の矢筈柄のような模様を作るもの。
(ず):虎斑より複雑な形で、細かい模様を作るもの。 

○葉の形

葉の形の変化。万年青の葉芸は変化の幅が広く、薄く広い本来の葉の姿とは似つかないものも多い。 
(ひろは):丸みを帯びて幅広い葉のもの。 
(ほそば):特別に幅の狭い葉。 
(けんば):角とも。棒状に先の尖ったもの。 
 (ほんけん):葉全体が尖った棒になったもの。そればかりが出る、というのではなく、普通の葉の間にたまに出る。
 虫剣(すずむしけん):途中までは普通の葉で、先が剣になるもの。 
(りゅうば):葉の面に細長い隆起が出るもの。 
 ね竜(はねりゅう):竜の先端が上に突き出たもの。 
 (こうりゅう):上面が幅広く平らになった竜。二本並んで甲竜が出たものを二面竜と呼ぶ。 
 糸竜(がしりゅう):幅が狭く線状に隆起したもの(ガシ竜ともいう)。葉の表面に多数並んで出る。稀に葉の裏面に出る裏ガシと呼ばれ
   る芸が出るものもある。
(たまりゅう):雅糸竜が渦巻き状になったもの。 
熨斗(のしば):葉が熨斗を折ったような折れ方をするもの。 
かみ:葉が細かく縦折りになったようなひだが出るもの。 
(なみば):葉の縁が大きく波打つもの。
獅子(ししば):葉先が大きく巻き込むもの。 
葉の形の変化と斑入りは連動することもある。たとえば覆輪があるものは、雅糸竜にそれが出る。雅糸竜は葉の集まりなので、覆輪の色で雅糸竜の色が決まる。覆輪が白い場合は白い雅糸竜が出るし、緑なら緑色の雅糸竜が出る。

○地合い
葉の表面に質感にも様々なものがある。普通のものは、ややつやがあって滑らかだが、細かいしわなどがあると、微妙な照り具合が出る。その様子によって、羅紗地とか、ユズ肌などと呼ぶ。 

【主な原種・園芸品種】

大葉系・・・大柄で伸びやかな葉をもつもの。大きいものは50cmにもなる。大葉万年青とも言う。
‘曙[あけぼの]:非常に大柄な虎斑で、周囲がぼける独特の曙虎の芸を持ち、藩制時代から伝わる。
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・実
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‘五大州’[ごだいしゅう]:深い覆輪(白か黄)に黄色の縞が入り、文久年間から伝わると言われる。五大州とは五大大陸を示し、世界という意味である。
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‘大観’
[たいかん]:覆輪があり、内側の緑の部分に白い図[ず]が入る。
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薄葉系・・・やや小柄で、葉はそれほど厚くならないもの。
‘根岸の松’[ねぎしのまつ]:葉はややたれる。青覆輪に細かい打ち込み斑が入り、安政四年から伝わる。根岸斑の名はこの品種にちなむものである。
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‘富士の雪’やや立ち気味の葉に白い虎斑が入り、文久年間から伝わると言われる。これは一文字に虎斑が入ったものである。
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‘富士の図’:やや立ち気味の葉に白い図が入り、文久年間から伝わると言われる。これは一文字に図が入ったものである。
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‘日月星’[じつげつせい]:立ち葉で、白の深い覆輪が入り、安政年間から伝わる、最も古い品種。これに図が出たものが地球宝(ちきゅうほう)という品種になる。
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‘地球宝’
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獅子系・・・葉は平たく長いが、内向きに何重にも巻き込む。獅子系の万年青では根も巻き込むのも特徴の一つである。
‘玉獅子’:白覆輪でゆるやかな巻きを示す。これに虎斑が入ると玉獅子の虎という品種になる。
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鶴の舞’:白と黄の縞が入り巻きもよく、甲竜や雅糸竜、鈴虫剣も現す。
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‘玉姫’:葉肉が厚いため巻は弱いが、濃緑色の葉に盛り上がる総雅糸竜・玉竜・跳ね竜を現す。
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縞甲系など・・・中くらいの大きさで葉は細長くて厚みがあるタイプ。
‘雪渓錦’:葉は立つが中程からゆるやかに下を向き、葉面一面に雅糸竜が出る。
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‘晃明殿’[こうめいでん]:濃緑色の肉厚の葉に総雅糸竜を現し、首元から広い葉幅は、葉先に向かって鋭く尖る。
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‘錦麒麟’[きんきりん]:ふくらみのある広い葉巾に縞柄で、中央に甲竜を現し、黄色い深覆輪を見せ、明治時代から伝わる品種。縞柄がなく覆輪だけのものは麒麟冠という品種になる。 
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羅紗地系・・・葉は厚く小さく、表面に微細なしわがあって、羅紗に似た肌合い(地合い)をもつ。現在、最も品種が多い。
‘富国殿’[ふこくでん]:小型で葉先は尖る。白大覆輪に雅糸竜をかける
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‘豊授楽’[ほうじゅらく]:中型で葉はやや立つ。葉は一面に雅糸竜が出し、時に本剣を出す。
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‘瑞泉’[ずいせん]:小型で肉厚の葉に雅糸竜、熨斗葉[のしば]を現す。 
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【詳しい育て方】

■主な作業
枯葉取り古くなった葉は枯れるので、取リ除けばよい。 

■栽培環境
強い日差しを嫌い、耐陰性が強い。夏を除いては午前中の日光があたるような所から明るい日陰で育てる。夏は日差しが強すぎるので、明るい日陰で育てる。オモトは耐寒性であるが、日本の暖地に生息しているため、やや寒さに弱く、霜や寒風に当たると葉が痛んでしまう。冬は室内の暖房の当たらない、日当たりのよい所から明るい日陰に置く。暖地では霜と寒風の当たらない軒下などで越冬できる。また、大葉から中葉オモトは庭植えが可能であるが、霜に当たると葉が痛んでしまう。それでもよい場合は、暖地では落葉樹の下など、夏の強い日差しが当たらないような場所に植えつけるとよい。

■水やり
過湿と乾燥ともに弱い。基本的に鉢土の表面が乾いたら与える。生育期は水切れさないように注意して、冬の休眠期は与えすぎないようやや乾燥気味な水やりにする。庭植えの水やりは、雨があまり降らないようなら与えるぐらいで大丈夫である。

■肥料
生育期の春(3月から5月頃)、秋(10月頃)の間に、緩効性の化成肥料や骨粉入りの固形油粕などを与える。

■用土
用土は排水性、保水性、通気性がよいものが適している。よく分からない場合は軽石だけで植える。それでも十分育つ。 

■植えつけ・植え替え
植え替えは毎年行った方がよく生育する。時期は春の3月中旬から4月中旬頃、秋の9月中旬から10月頃に行う。植え替え後の1週間ぐらいは直射日光のあたらない日陰で育てる。

■ふやし方
株分け子株が増えたら株分けで増やす事ができる。時期は植え替えと一緒に行う。根のないものはあきらめて、根の付いたものだけを対象に行う。親株からカッターナイフなどで根を切らないよう丁寧に切り分ける。切り分けたら適度な大きさの鉢に植えつける。
芋吹き独特な芋吹きという増やし方もある。芋吹きはある程度大きくなった親株の芋を下半分ぐらい切り分けて、切り分けた根の付いた芋を水蘚で包んで芽を吹かせる方法である。葉の付いた親株と芋吹きした二株にできる。時期は春の3月中旬から4月中旬頃に行える。子株がなかなか出来ず株分けできない場合や、親株が老化してしまった場合に行う。
タネまき冬に赤く実が熟すので、熟したら種を採っておいて、春の3月から4月上旬頃に種まきでふやす事ができる。水にしばらく浸けて、果肉を取り除いて種を採り、平鉢やポットなどに種を埋めてまくとよい。発芽するまで3カ月ぐらいかかる事があるので、用土を乾かさないようにする。

■病気と害虫
病気:赤星病
赤星病が発生する事がある。赤茶色に斑点ができて、葉が枯れてしまう。見つけたら殺菌剤の、エムダイファー水和剤などを散布しておく。
害虫:スリップス
アザミウマ(スリップス)が発生して、葉汁を吸われてしまう事がある。見つけたら殺虫剤のスミチオンなどを散布して駆除する。 

■まとめ
半日陰で育てる
用土は水はけがよければ問題ない
真夏の暑さと多湿に若干弱い、冬の寒風に当てない

https://www.youtube.com/watch?v=0y_WDbA5t4k
https://www.youtube.com/watch?v=RvDeAnmUpAE