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1月7日「七草」 誕生花:ヒマラヤユキノシタ

2016-01-07 00:35:28 | 雑記

 記念日・年中行事

◇七草、七草粥
七草(ななくさ)は、1月7日の朝に「セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)」の七草が入ったかゆを食べて、その年一年の無病息災を願う風習のこと。この日は五節句のひとつ「人日」で、七草の日、七草の祝い、若菜の節(せち)などともいう。
元々の「七草」は秋の七草を指し、小正月1月15日のものは「七種」と書く。この七種も「ななくさ」と読み、一般には7日正月のものを七草と書くなど、現在では元々の意味がわからなくなり、風習だけが形式として残った。これらの事から、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。
旬の生き生きした植物である七草を粥にして食べれば、自然界から新たな生命力をもらえ、無病息災で長生きができるとされていた。かつては、前日に野山で菜を摘み、年棚(歳神を祭った棚)の前で七草囃子(ななくさばやし)を唄いながらすりこ木でたたいたということである。こうすることで、七草の力をさらに引き出すことができると考えられていた。このように丁寧に細かく刻まれた七草粥は、正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う効果もある。
日本には古くから年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘む、「若菜摘み」という風習があった。
また「若菜摘み」とは関係なく、平安時代には、中国の年中行事である「人日」(人を殺さない日)に作られる「七種菜羹〔ななしゅさいのかん〕(7種類の菜が入った吸い物)」の影響を受けて、7種類の穀物で使った塩味の利いた「七種粥」が食べられようになったということである。 その後、「七種粥」は「若菜摘み」と結びつき、7種類の若菜を入れた「七草粥」になったと考えられる。 
江戸時代には幕府が公式行事として「人日」を祝日にしたことで、「七草粥」を食べる風習が一般の人々にも定着していった。
※春の七草
http://img01.plus-server.net/www.foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/haruno7kusa/haruno7kusa22.jpg

◇人日[じんじつ]、七日正月
五節句のひとつ。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日として、犯罪者に対する刑罰は行われないことにした。
また、毎年官吏昇進を1月7日に決めることから、その朝に「七種菜羹〔ななしゅさいのかん〕(7種類の菜が入った吸い物)」を食べて立身出世を願ったのが「七草粥」の始まり。これが日本に伝わり、平安時代には宮廷の儀式として七草粥を食べるようになった。
一般に定着したのは江戸時代。 

○爪切りの日
新年になって初めて爪を切る日とされている。 
七草を浸した水に爪をつけて柔かくして爪を切ると、その年は風邪をひかないと言われている。 

○千円札の日
1950年のこの日、1946年の新円切替後初の千円紙幣が発行された。肖像画は聖徳太子であった。 
初の千円札は1945年8月に流通開始した日本武尊の肖像のものであったが新円切替により1946年に失効していた。聖徳太子の千円札は、1965年に伊藤博文の千円札が発行されるまで15年に渡り使用された。 

○消救車の日
消防機能と救急機能を併せ持つ世界初の消救車。2005年1月7日に、その第1号車が千葉県松戸市に配備されたことから、開発をした株式会社モリタホールディングスが制定。 

○夕霧忌
大坂・新町の扇屋の遊女・夕霧の1678(延宝6)年の忌日。
名妓として知られ、大坂中がその死を悼んだという。死後、夕霧と愛人・藤屋伊左衛門を主人公とする浄瑠璃・歌舞伎などが多く作られ「夕霧伊左衛門」または「夕霧」と総称された。 
夕霧太夫:生年不詳 -延宝6年1月7日(1678年2月27日)。本名は照。出身地は一説によると、現在の京都市右京区嵯峨の近くであるといわれる。いつ、どういう風に島原に入ったか不明であるが「扇屋」の太夫となり、のちに扇屋が大阪(大阪市)の新町に移転したため、新町の太夫となる。ここから大坂の太夫は生まれるのである。姿が美しく、また芸事に秀でた名妓であった。若くして病没すると、大坂中がその死を悼んだという。享年は22とも27とも伝えられる。 
亡くなった日は「夕霧忌」として俳句の季語にもある。墓は大阪の浄国寺、京都の清凉寺が有名だが他に徳島や和歌山にもある。 

○第28回 加賀百万石のれん市(北海道札幌市中央区・丸井今井札幌本店・大通館9階催事場、1月7日(木)~13日(水) 10:00~20:00 最終日13日(木)は18:00まで) 
石川県の加賀・能登・金沢の魅力を美味と匠の技で紹介するグルメイベント。
イートインコーナーでは、世界農業遺産に選ばれた能登半島で育った「能登豚」のトンカツを贅沢に使った「能登豚サクサクカツカレー」(1人前921円)を堪能できる。スイーツは、金沢では祝い事に用いられる定番の加賀銘菓〈御朱印〉の御朱印・ちょこれーと饅頭(大1個、小8個入)1080円がおすすめ。
 

◇七草の会(宮城県白石市・武家屋敷・旧小関家 10:00~12:00 終了期間前でもなくなり次第終了)
白石城北、三の丸外堀にあたる沢端川に面した町並みで、現在も静かな住宅地となっている趣ある武家屋敷(旧小関家)で、七草がゆの調理実演と試食ができる。
お正月のごちそうで疲れた胃腸を労り、青葉物の不足しがちな冬場の栄養補給として効用があることから、万病・邪気を除くとされている七草がゆ。試食は無料、なくなり次第終了となっている(入館券が別途必要)。
 

□会津柳津 福満虚空藏菩薩圓藏寺 七日堂裸詣り(福島県柳津町・福満虚空藏菩薩圓藏寺 20:30~)
千数百年余の伝統を受け継ぐ奇祭。
境内に鳴り響く鐘を合図に下帯一つの男達が降り積もる雪をもものともせずに本堂である菊光堂を目指す。凍りつくような手水鉢で身を清め、威勢の良い掛け声と共に堂内の大鰐口によじ登る。我先にと綱を登る男達の体からはやがて湯気が立ち上り、見物する人々の興奮も絶頂に達する。威勢よく争そうことによって一年間の無病息災、祈願成就、福を招くと言われている。
JR会津若松駅からの無料臨時バスも運行。
 

○VisitほっとZoo2016(東京都・上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、1/7(木)~3/6(日) 9:30~17:00※休園日は施設によって異なる 入園は16時まで)
都立動物園・水族園の冬を楽しむキャンペーン。温かさの「ほっと」、活気のある「ほっと」、話題を集める「ほっと」、和んで一息「ほっと」、冬の動物園にはそんな「ほっと」な魅力がいっぱい! 毎年恒例となったスタンプラリーやフォトコンテスト「ほっとイベント」など、楽しいイベントが盛りだくさん。さらに、この冬限定のメニュー・グッズも登場する。身も心も「ほっと」になる冬の動物園をぜひ楽しもう!

○展覧会「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」(東京都中央区・東京国立近代美術館フィルムセンター 7F展示室、1/7(木)~3/27(日) ※月曜日は休室 11:00~18:30※入室は18時まで) 
1959年の革命以降、国立の映画芸術産業庁を拠点に、次々と先鋭的な映画を送り出してきた「小さな映画大国」キューバは、映画の宣伝においても“革命的”な手法を取り入れてきた。
今展覧会では、多摩美術大学に寄託されている竹尾ポスターコレクション所蔵作品を中心に、革命期から1990年前後までに制作された85点の映画ポスターを紹介。会期中には、ゲストを招いてのトークイベントや関連上映企画も開催。
 

○第51回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会(東京都新宿区・京王百貨店 新宿店・7F大催場、1月7日(木)~2016年1月19日(火) 10:00~20:00 1月13日(水)は17:00、19日(火)は18:00閉場)
百貨店の物産展では最大級規模となる名物催事で、日本全国から約300種類の駅弁が一堂に会す。
人気の対決シリーズは「新幹線」「カニ」「肉」と、駅弁大会では初となる豪華3本立て。
新幹線沿線駅弁対決では、海鮮食材の宝庫と言われる北海道と北陸の新幹線開業を記念し名産品を使った新作駅弁を特集する。
またカニを使った駅弁や肉好きには堪らない肉弁当といずれの対決にも新作駅弁が登場し食べ比べを楽しめる。
海外駅弁として台湾鉄道台北駅からステンレス容器、巾着袋付きの「台鉄パイコー弁当」(2200円)が出品される他、日本のローカル線にスポットをあてた地方鉄道の駅弁も特集する。
また、うなぎとあなごの食べ比べやおふくろの味特集など多彩な駅弁企画が目白押し。
実演、輸送あわせて約300種類の駅弁が販売される。
 

○OZONEインテリアフェスタ2016 WINTER HELLO ! NEW LIFE(東京都新宿区・リビングデザインセンターOZONE、1/7(木)~12(火) 10:30~19:00※イベントや開催場所により一部開催時間や開催日が異なる)
新春は心身ともにリフレッシュして、新たな生活環境に備える季節。今回のフェスタは「HELLO!NEW LIFE」をテーマに開催。
約30ショールームでのセールや特別販売、ワークショップ、様々なトライアルを楽しもう。3連休には期間限定スペシャルショップやギターの生演奏も。空間や目的、レイアウト別に選べるダイニングの展示や家づくり相談会まで、新生活に備えて心躍る多彩な企画が用意される。

加茂総桐たんすとコシヒカリの販売会(東京都渋谷区 表参道・新潟館ネスパス、1月7日(木)~13日(水)◆イベント開催時間◆ 10時30分~18時※初日は12時~※最終日は16時まで)
加茂市の伝統工芸品である総桐たんすや、桐の収納ベッド・チェア・からくり金庫箪笥などを展示販売。また、加茂七谷産をはじめとした県産コシヒカリや特産品も販売。 [主催:加茂市ふるさと物産会]

○山口蓬春が愛でた花鳥、その美(神奈川県葉山町・山口蓬春記念館、1/7(木)~3/21(月) 10:00~17:00※休館日は毎週月曜(1月11日、3月21日は除く)、1月12日(火) ※入館は16時30分まで ※展示作品は都合により一部変更する場合あり)
所蔵品より日本画家・山口蓬春の作品やかれが自ら蒐集した美術品を展示している。
今展ではとくに花鳥画に焦点をあてた展示となっている。
 

□筒粥神事(神奈川県伊勢原市・大山阿夫利神社下社 10:00~11:00)
大山阿夫利神社下社で行われる神事のひとつ。江戸時代から続く伝統行事で、明治の頃から広まったと言われている。
古式にのっとった神占いの一種であり、小麦や小豆など十八種類の農作物の名前が付いた小さな竹筒で粥をすくい、形の崩れていない米粒数で一年の農作物のできばえを占う。作付けの目安とするため、その結果は筒粥表として農業従事者を中心に配布される。
 

□法多山田遊祭(静岡県袋井市・法多山[ほったさん]尊永寺 正午~)
厄除観音として信仰を集める法多山尊永寺に、室町時代から伝わる田遊び。諸道具を携え、時代装束に身を包んだ村方衆一行の行列は、寺方衆の行列と合流して尊永寺本堂に到着。読経の後、村方衆により本堂南側の諸尊堂で奉納される七段の舞は、米作りの過程を表現したもので、国の選択無形民俗文化財に指定されている。

信濃国分寺八日堂縁日(長野県上田市・信濃国分寺、1月7日(木)~8日(金))
本堂で護摩を焚き、金光明最勝王経を転読。境内では福だるまなどの市が立ち、厄除け開運のお守り「蘇民将来符」が授与される。また8日の朝は、地元の蘇民講の人々が描いた七福神の絵入りの「蘇民将来符」も販売される。

影新田の道祖神祭長野県小諸市・御影[みかげ]地区内路上(山車のぶつけ合いは御影コミュニティセンター前)、1/7(木) 18:00~21:00※18:00~19:30 山車の出発 上宿、下宿それぞれ 山車からの護符まき、19:30~20:00 山車のぶつけ合い(予定))
小諸市御影地区に江戸時代から300年余り延々と続き、小学生高学年が主体となり、御影地区の中央で上宿、下宿の2台の激しくぶつけ合い、五穀豊穣、子孫繁栄、家内安全を祈る正月行事「御影道祖神祭」。
平成8年長野県の無形民俗文化財指定。山車の両側に飾られた三段の松を支えにし、笹の葉のついた青竹を2本大灯籠の上から触覚のように前面に突出させ、提灯を30個取付け稲穂の姿を表現していることが特徴。
 

○ここにこ劇場 人形劇がいっぱい(愛知県豊橋市・こども未来館ここにこ、1/7(木)~15(金) 9:30~17:00※水曜休館日(ただし、水曜日が祝休日の場合は開館、翌平日が休館)
 約70体の人形とあわせて舞台を設置。さわれる人形も展示される。人形劇団むすび座の舞台をかけめぐった貴重な人形たちを見に訪れてみては。

世様[よだめし]神事(よだめし)愛知県名古屋市熱田区・熱田神宮)
その年の雨量、干ばつの有無を占う神秘的な神事。
熱田神宮は三種の神器の一つである草薙神剣をご神体として祀り、古くより格別に尊いお宮として伊勢の神宮に次ぐ崇敬を受けている。

○「新春サプライズ!」開催(三重県桑名市・三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島、1月7日(木)~11日(月) 10:00~20:00 飲食店については店舗により営業時間が異なる)
ジャズドリーム長島で新年最初の買物をしよう!100店舗以上の人気ブランドが福袋を提供。初売りは元日朝9時から。
現在開催中の「新春サプライズ!」(2016年1月11日(祝)まで)は、期間中冬物が最大80%オフでお得にゲットできる。1月7日(木)~11日(祝)には福招きスクラッチを開催。5000円以上(合算可)のレシートを提示すると、人気の家電やジャズドリーム長島で使える「お買物券」など豪華賞品が当たるチャンス!
 

◇海の七草粥 お振舞い~無病息災を願う(三重県鳥羽市・海の博物館 体験学習館、11:00~13:00)
鳥羽国崎町に伝わる海藻を用いた七草叩きをヒントに、ホンダワラやヒジキなど6種類の海藻と青菜を入れた海の博物館オリジナルの「海の七草粥」。今年一年の幸せを願って味わおう。 ※先着100名、なくなり次第終了

◇七草粥を食べよう(岐阜県各務原市・河川環境楽園 木曽川水園 農家、1/7(木)~8(金) 10:00~15:00※各日先着100名 ※なくなり次第終了)
1年の無病息災を願って、園内で収穫したお米で作った七草粥が楽しめる。各日先着100名。
 
 

□白馬奏覧神事(京都市北区・上賀茂神社 10:00~)
白馬に乗った王子様…ではなくて、こちらは神様。平安時代から宮中に伝えられた新春行事「白馬節会」に基づく神事です。神前に七草粥が供えられ祝詞が奏上されると、白い神馬(しんめ)が現れる。これは祭神の御覧を仰ぐためで、神馬に大豆を与えて国家安泰を祈願する。
古くは中国で正月七日に青馬を見ると年中の邪気を祓うといわれたためで、その青馬が、のち白馬に変わり、名称だけが残ったというわけである。縁起の良い白馬を見るだけでも得した気分?

◇七草粥の振る舞い(京都市右京区・福王子神社) 
福王子神社には班子[はんし/なかこ]皇后(料理好きで若菜摘みも好んだと伝わる光孝天皇の女御)が祀られている。百人一首「君がため 春の野に出て若菜つむ わが衣手に雪は降りつつ」で知られる光孝天皇の皇后。
「人日(じんじつ)の節句」の1月7日になると、氏子さんが嵯峨野に摘みに行かれたナズナや、手作りの大根のお漬物などが入った七草粥が振る舞われる。
七草粥を味わって体を温め、無病息災を祈願しよう。
 

○小品盆栽フェア第41回雅風展(京都市左京区・京都市勧業館 みやこめっせ、1月7日(木)~10日(日) 9:30~16:30)
約200の盆栽が全国の愛好家から集まる。盆栽相談やコンテストなど、様々なイベントが行われる。

◇若菜節句祭(京都市右京区・西院春日神社 10:00~) 
御札を焼く焼納祭の後、11時頃より参拝者に若菜粥が振るまわれる。この日に白馬を見ると健康に過ごせるとの言い伝えにちなみ「白馬飾り」が一般公開される。
お正月のごちそうで疲れた胃を癒す優しい若菜粥で温まって、一年の無病息災を祈願しよう。

◇七草粥の振る舞い(京都市伏見区・御香宮神社 9:00~)
七草を神前に供える「七種神事」の後、七草粥が振る舞われる。

◇七草粥のふるまいとお正月あそび(京都府精華町・けいはんな記念公園、1/7(木) 14:00~16:00※会場変更の可能性あり)
1月7日は五節句の一つ、人日の節句の日。今年一年病気をせずに健康でくらせますように…。そんな願いを込めながら七草がゆを食べよう。折り紙でコマづくりなど、お正月あそびも同時開催される。 

○笹倉鉄平 ストーリーを感じる「道」と「広場」 ~画家のひと言を添えて~(兵庫県西宮市・笹倉鉄平ちいさな絵画館、1/7(木)~4/4(月) 10:00~18:00※火・水曜日は休館 ※入館は17:30まで)
閑静な住宅街にある個人美術館で、兵庫県出身の画家・笹倉鉄平の企画展が開催される。
笹倉鉄平は“光の情景画家”と称され、その多彩な光の表現は、観る人の心に“希望の明かり”をともすといわれる。
フィレンツェの教会前広場に流れる弦楽の音色、パリの広場にたたずむ老人と犬、夕暮れの桜並木の参道を行き交う人たち、常に人の暮しと共に在る、道と広場。画家が旅先で出会い心惹かれ、強く印象に残った情景の数々を楽しもう。
 

□追儺会[ついなえ](鬼追い)兵庫県神戸市西区・大山寺 14:00~)
国宝の本堂内で1月1~7日まで行われる修正会の結願。安土桃山時代より伝わる。
走り鬼と3匹の太郎鬼、次郎鬼、婆々鬼が松明を持ち、大太鼓の音に合わせて踊り、悪霊退治する行事。
 

力餅競技(大会陽[だいえよう](香川県さぬき市・長尾寺)
150kgの鏡餅をどこまで運べるかを競う(当日参加可能)。もともとは若者の体力向上を目的として始められた祭りとされている。当日は10時30分よりプロの琴奏者のコンサートも催される。長尾寺は四国霊場87番札所となっている。 

□太宰府天満宮 うそ替え神事・鬼すべ神事(福岡県大宰府市・太宰府天満宮 天神広場・鬼すべ堂、1/7(木)※うそ替え神事 18時~/鬼すべ神事 21時~)
「うそ替え」は、1月7日18時より楼門横の天神広場にて行われる神事。「替えましょ、替えましょ」の掛け声のもと木うそを取り替える。
1年間についたすべての嘘を天神さまの誠心に替え、これまでの悪いことを嘘にして今年の吉に取り替えるという意味がある。「鬼すべ」は1月7日の夜、その年の災難消除や開運招福を願い、鬼すべ堂で行われる勇壮な火祭り。 

鬼すべ神事(福岡県大宰府市・太宰府天満宮 鬼すべ堂 21時~) 
迎春の火除け神事。21時ごろから斎火が点火される。
天満宮の氏子約300人がすべ手と鬼警固に分かれ、鬼すべ堂の中に立てこもる鬼をいぶし出す。) 

□鬼夜[おによ](福岡県久留米市・大善寺 玉垂宮 13:00~23:30)
1600年余の伝統をもった新年の邪気を払う追儺の火祭であり、日本三大火祭りの一つに数えられている。国指定の重要無形民俗文化財。
日本一といわれる大松明6本が炎を上げて燃え盛り、それを数百人の裸の氏子若衆がカリマタで支えて境内を廻るという熱気あふれる勇敢な年頭の祭り。
この火をあびると無病息災といわれ、家内安全、災難消除、開運招福を祈願されるかたで賑わう。1月4日午前中に大松明を作り奉納する。

□中山神社大祭(宮崎県門川町・中山神社 10:00~18:30)
中山神社は天安元(857)年、文徳天皇の時代に出雲大社から分霊を迎えた社。狭い参道の石段で男女がすれ違ったときに恋が芽生えたという言い伝えから、縁結びの神として知られている。また大祭では、年男がふんどし姿で参拝する裸参りが有名。裸参りは11時ごろから。 

□奇習 鬼追い鹿児島県曽於市・熊野神社※例年1月7日)
 曽於市の伝統行事で、この鬼は暴れるほど無病息災や五穀豊穣をもたらすことから招福徐災の善鬼とされている。
鬼から御幣をちぎり取ると、一年は健康でいられるといわれているが、鬼からちぎり取るのは至難の業。あなたもチャレンジしてみては。

 ヒマラヤユキノシタ Himalayan creeping saxifrage, elephant's ears

【花言葉】「深い愛情」「情愛」「秘めた感情」「順応する」「忍耐」「切実な愛情」

【概要】
ヒマラヤユキノシタBergenia stracheyi)はユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属多年草で、園芸用に栽培される。 
ヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)の原産。名前の通りヒマラヤ地方に自生していた草花で、日本に伝わったのは明治の初期頃。雪の下(ユキノシタ)と同じ仲間だが、類似点はほとんどない。栽培されているのは交配によって作成された園芸品種。
近縁種には「シベリアユキノシタ」、「アルタイユキノシタ」など10種(及び種間雑種)あるが、これらもヒマラヤユキノシタの名で流通している。
属名の「ベルゲニア(Bergenia)」は、ドイツの植物学者「Bergen(ベルゲン)」の名に因む。英名は「Himalayan creeping saxifrage(ヒマラヤン クリーピング サクシフラガ)」。和名は、肉厚でつやのある葉が冬でも雪の下からのぞかせていることから「ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)」。 種小名の「ストラケイ(stracheyi)」はイギリス人の採集者「ストレイチ(R. Strachey)さんの」という意味である。
またこの葉が、丸い光沢のあるうちわのような大きな葉の形状から、別名「オオイワウチワ(大岩団扇)」、「オオイワグンバイ(大岩軍配)」。または「ベルゲニア」、耐寒性が高いことから「winter begonia(ウインター ベゴニア)」とも呼ばれる。中国ではこの仲間を『岩白菜「ヤンパイツァイ(ガンハクサイ)」』属と呼び、薬として利用しているということである。 

【特徴】
草丈15~50cm。根際から生える葉は大きくて丸く、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。葉は革質で固く、葉や茎にはタンニンを含み赤みを帯びる。
開花期は1~4月。 花茎を出し、花径1cmくらいの桃色の花を円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)につける。花弁は5枚である。花の色には白や濃い紅色のものもある。
http://luirig.altervista.org/cpm/albums/stueber1/kur-stu0369-bergenia-stracheyi.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fe/Bergenia_stracheyi0.jpg
・葉
http://yasashi.info/image/photo/0000-0084a.jpg
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/kenmin/oka-tudukihana-3gatu/image/oth-03-himarayayukinosita02-m.jpg
・花
https://minhana.net/wikidata/A2099/picture_normal/A2099_picture_normal.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c7/6f29b6f37285373f8345ae0046960c44.jpg

【主な原種・園芸品種】

ベルゲニア・コルディフォリア 〔Bergenia cordifolia
シベリア・モンゴルのアルタイ地方に分布する。大型種で花茎は50cmまで伸びる。花は淡い紅色。葉は円形で軸の部分で少しへこみむ。種小名のコルディフォリアは「心臓型の」の意で葉の形に由来する。シベリアユキノシタとも呼ばれる。 
https://c1.staticflickr.com/5/4038/4527594099_54103d0935_b.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ea/Bergenia_cordifolia_%28Inflorescens%29.jpg
・葉と花
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/04/da706ac8c49e80685b0c25337f456593.jpg

ベルゲニア・クラシフォリア 〔Bergenia crassifolia
和名はナガバユキノシタ(長葉雪ノ下)。 モンゴルのアルタイ地方原産。中~大型種。葉は長い楕円形。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2d/Bergenia_crassifolia_a1.jpg
・葉
http://www.kraeuter-und-duftpflanzen.de/media/image/ber22_dsc09669.jpg

ベルゲニア・キリアータ 〔Bergenia cilliata
葉に細かい毛が密生する。白花。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/27/Bergenia_ciliata_%28Haw.%29_Sternb._f._ligulata_%28Yeo%29_%28Saxifragaceae%29_plant.jpg

ベルゲニア・プルプラッセンスBergenia purpurascens
ヒマラヤ~ミャンマー、中国西部に分布。花穂が長い。花色は紅紫色(濃いローズ色)。種小名のプルプラッセンスは「紫色」の意で、花色に由来する。花色が美しいので、園芸品種を作る際によく用いられる。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/16/Saxifragaceae_Bergenia_purpurascens_0.JPG
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/75/Bergenia_purpurascens.jpg 

ベルゲニア‘エロイカ’ 〔Bergenia 'Eroica'〕
赤の近いローズ色の花。
http://shop.sarastro-stauden.com/de/static/images/catprod/1/47/304/272/high/SHOP_52.jpg

ベルゲニア‘モルゲンローテ’ 〔Bergenia 'Morgenrote'〕
二季咲き。コンパクトディスクな草姿。桃色の花。
http://2.404content.com/1/67/B1/429431158833415860/fullsize.jpg

ベルゲニア‘ベビー・ドール’ 〔Bergenia 'Baby Doll'〕
小型種。淡いピンク色の花。
http://static.mijnwebwinkel.nl/winkel/tuin/full29072688_a.jpg

ベルゲニア‘マジック・ジャイアント’ 〔Bergenia 'Magic Giant'〕
葉は赤みを帯びる。やや濃いピンク色の花。
http://i.parkseed.com/images/xxl/30006.jpg

ベルゲニア‘ウィンター・グロー’ 〔Bergenia 'Winter Glow'〕
赤花。冬期の紅葉が美しい。
http://portlandnursery.com/plants/images/bergenia/winterGlow360.jpg
http://abbysnursery.com/wp-content/uploads/2013/04/Bergenia%20winter%20glow.jpg

ベルゲニア’シルベルリヒト(シルバーライト)’ 〔Bergenia 'Silberlicht'〕
白花品種。 
http://www.webshopabbing.nl/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/f/i/file_14_14.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は切る。
枯れ葉取り:2月中旬から3月に枯れ葉を取る。
夏越し:鉢植えのものは、夏の間は日陰に移動させる。

■栽培環境
幅広い環境に適応し、日当たりから明るい日陰まで、場所をあまり選ばない。乾燥に強く、石垣の上や石組みの間、軒下の雨が当たりにくい場所でも育つ。ただし、冷涼な気候を好むので、夏は半日陰が適する。暗い場所では花つきが悪くなる。また、多湿に弱いので、水はけをよくしておくことが大切。

■水やり
庭植えではほとんど不要。
鉢植えでは、用土が乾いてからたっぷりと水を与える。乾燥に強く、しばらく水やりしなくても枯れないが、春と秋の生長期は極端に乾かさないほうが生育がよく、花も多くなる。

■肥料
庭植えではほとんど不要であるが、秋涼しくなったら株のまわりに化成肥料などをまいておくと、生育が促進される。
鉢植えでは、春と秋の生長期に緩効性肥料を置き肥する。

■用土
赤玉土7:腐葉土3の配合土など、一般の草花用培養土が利用できる。水はけをよくしておくことが大切で、多湿の状態が続くと根腐れの原因になる。鹿沼土など山野草用の用土を利用するのもよい方法である。 

■植えつけ・植え替え
植えつけ:ポット苗または株分けした苗を、春か秋に植えつける。根茎が地表に出るように横に寝かせ、芽が伸びる方向をよく見て株の向きを考えて、浅く植える。
植え替え:庭植えでは、数年間は植え替えの必要はない。石組みの間などでは10年以上そのまま育てられる。花壇では、株が周囲に広がって、中心部が枯れやすくなるので、様子を見て、春か秋に株を掘り上げて土壌改良を行い、植え直す。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、3~4年を目安に、根をほぐして古い用土を落とし、新しい用土で植え直す。

■ふやし方
株分け:主に株分けでふやす。
タネまき:タネまきも可能であるが、園芸品種では、タネが実らなかったり、まいても親とは異なる花が咲いたりする。開花まで3年ほどかかる。
根伏せ:太い根茎を短く切ってふやすこともできる。早春に、根茎を5cmくらいの長さに切り分け、さし芽用土に浅く伏せておくと新芽が吹いてくるので、これを育てる。

■病気と害虫
病気:根腐れ
病気はほとんど見られないが、水はけが悪いと根茎が腐りやすくなるので、植え場所と用土に注意する。
害虫:カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ
特に注意するものはないが、カイガラムシがつくことがあるので見つけしだい防除する。柔らかい新芽や蕾は、ナメクジ、ダンゴムシなどの食害に注意する。

■まとめ
やや日陰の場所でもよく育つ
長期間植えっぱなしでも大丈夫
茎が一方向に伸びていく性質がある