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1月4日「官公庁御用始め」 誕生花:ヒヤシンス

2016-01-04 00:34:18 | 雑記

 記念日・年中行事

◇官公庁御用始め
官庁で年末年始の休みが明けて、その年の最初の事務を執ること。
1873(明治6)年から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており、4日が仕事始めとなる。 
通常は1月4日であるが、土曜日・日曜日の場合は直後の月曜日となる。

◇取引所大発会[だいはっかい]
証券取引所での新年初めての立ち会い。かつてはこの日は午前中(前場)で取引を終了していたが、2010年以降は終日取引となった。 
かつては1月6日だったが、証券業界の業績不振から少しでも営業日数を増やすために大納会が12月28日から30日へ、大発会が1月6日から4日へ変更された。
1月4日が土・日曜日の場合は、その直後の営業日となる。

○石の日、ストーンズデー
「い(1)し(4)」の語呂合せ。
この日に、地蔵・狛犬・墓石など願いがかけられた石(願掛け石)に触れると、願いが叶うと言われている。
石(いし)という言葉の由来は、『「い」は「岩」、「し」は「小さいもの」を表し、岩の小破片から生まれた。』という説がある。 
「石」という漢字は、崖の下に□型の石がある様を描いた象形文字である。 
石は古く人間の一生(人生)というタイムスケールの中では、意図的に壊そうとでもしない限り、大きな変化の起こらない、より長い時間を存在する(ともすれば永久不変の)存在だと考えられてきた。このため石は永遠性の象徴として崇められ、民俗学上ではこういった思想が世代を超えて受け継がれる原始宗教と結びついていったとも考えられている。 
日本の神社には、通常の神とは別に石が祀られていることも多い。 
日本には夜泣き石の伝説がある。陰陽石といわれる男女を表す石。殺生石は「妖怪の祟り」をもたらすとされる。

武射祭[むしゃさい](栃木県日光市・二荒山神社 中宮祠 10:00~)
赤城山に向かって矢を放つ祭り。神官と裃[かみしも]姿の栃木県弓道連盟役員が、赤城山に向かって矢を射る。その昔、赤城と二荒の神が土地をめぐって争い、二荒山神が勝利したことに由来する。拾った矢は除厄招福の破魔矢となる。

○企画展「申年の祝い 七福神と猿」展(埼玉県蕨[わらび]市・河鍋暁斎[かわなべきょうさい]記念美術館、1/4(月)~2/24(水) 10:00~16:00※会期中の休館日は毎週木曜、1月26日~31)
暁斎・暁翠によるおめでたい七福神の錦絵シリーズや、2016年の干支である申(さる)にちなんで、暁斎一門が描いた猿図も展示する。 ※団体(20名以上)要予約
 

○道の駅保田小学校で学ぶ 竹灯篭まつりで照らす絵灯篭づくり(1月)(千葉県鋸南町・道の駅保田小学校 まちの縁側、1/4(月)※10時~、11時~の二回開催 ※2月6日(土)も同内容で実施予定)
地域住民有志が集まった「保田川頼朝桜の里づくり実行委員会」メンバーによる、手作りの竹灯篭やロウソクで頼朝桜を照らす一夜限りの竹灯篭まつり。竹灯篭まつりで照らす灯かりの絵灯篭を作る体験をしよう。保田川頼朝桜の里「第9回竹灯篭まつり」は3/5(土)に開催される。B5コピー用紙、クレヨン、色鉛筆、マーカーペンなどの画材は用意されているが、自身で持参してもOK!

○プラネタリウム一般向け投影「宇宙の天気」(東京都板橋区・板橋区立教育科学館 プラネタリウム、1/4(月)~31(日) 15:30~16:20※会期中の開催日は休館日(1月8日・12・18・25)を除く火・木・金・土・日・祝・冬休み(1月4日~1月7日))
その日の星空の解説と天文・宇宙に関するトピックを指導員の生解説で投影する。
1月は、宇宙の天気。宇宙の天気って、一体何のことだろう? 私たちに影響があるのだろうか? 
投影時間は約50分。小学校高学年以上を対象とした内容。 ※10分前開場 投影開始後の入場不可のため、時間に余裕をもって来場を
 

○江戸ワンダーリウム(東京都墨田区・すみだ水族館、1/4(月)~11(月) 10:00~18:00)
『江戸ワンダーランド 日光江戸村』の「江戸人」たちが水族館をジャック!? 優雅な「花魁道中」や本格的な殺陣を行う「忍者ショー」などのショー、「おさかな福笑い」や「コマ回し」などの伝統的なお正月遊びが楽しめる。 

○安田有吾「はじまりのお茶」(東京都新宿区・神楽坂+ 12:00~20:00)
神楽坂で、新年の一服をいかが?…と言っても、気楽に、椅子に座ってテーブルで。素敵な雑貨屋さんで、茶筅が振る舞われる。ひょいとのぞいてみてほしい。 講師プロフィール:安田有吾(書楽家・コンドルズ)矢来町の茶道を教える家で生まれ育つ 

□坂部の冬祭り(長野県天龍村・大森山諏訪神社、1/4(月)~5(火) 18:00~30:00※4日午後6時頃~神事、舞始め 5日午前5時頃 たいきり面の舞 午前9時頃 舞の終了 午前11時頃 終了)
国の重要無形民俗文化財に指定されている天龍村の500年続く霜月神楽の一つで、坂部地区「大森山諏訪神社」で夕方から17時間も続く冬祭りである。
日が暮れる頃、神輿の行列が伊勢音頭を歌いながら練り回り、やがて湯立ての釜を浄め、神子(子どもたち)の舞「花の舞」が始まる。
明け方に赤鬼が大まさかりで、二人の宮人が捧げ持つ松明を切る「たいきり面」がこの祭りの一番の見所。
極寒の元火の粉が飛び散る迫力満点の場面だ。

□和魂社例祭[にぎみたましゃれいさい](茅ノ輪くぐり)愛知県津島市・津島神社、1月4日(月)~7日(木))
ご祭神須佐之男命の蘇民将来伝説に由来し、古くは蘇民祭と呼ばれ、蘇民社(現在の和魂社)において、悪疫退除を祈願した後、新しい一年の無病息災・家内安全を祈り、神前に備え付けられた茅の輪をくぐる。
 

○新春郷土芸能披露(三重県伊勢市・おかげ横丁、1/4(月)~23(土) 13:00※開催日:1月4日、9、10、11、16、17、23 ※日によって催し内容や開催時間が異なる)
お正月にふさわしい、縁起のよい、郷土色豊かな伝統芸能が繰り広げられる。
三重県には、古くから受け継がれた民俗芸能や無形文化財が数多く残されており、地域に根付く郷土芸能の数々が、新しい年を祝い伊勢に集まる。縁起をかついで獅子に頭を噛んでもらうもよし、つきたてのお餅を頬張るもよし、記念写真におさまるもよし。
めでたい新春のひとときを過ごしに訪れてみては。※日によって催し内容が異なるので事前の確認をおすすめ
 

○「ウッキウキ2016 おめでとうを伝えよう!」(福井県勝山市・白山平泉寺歴史探遊館 まほろば、1/4(月)~17(日) 9:00~17:00※開催期間中は常時開催 ※水曜日休館)
毎年恒例の新春企画。まほろばのロゴ型カードに新年の目標やメッセージを書いてボードに貼っていくイベント。
また、申年(さるどし)に合わせて平泉寺にまつわる申や十二支の話もパネルで紹介する。
新しい年を迎えたまほろばでは申年や平泉寺について学べ、ゆっくり過ごす事ができる。 

□蹴鞠はじめ(京都市左京区・下鴨神社 13:30~)
古くから御所に伝わる京の伝統行事、烏帽子姿の貴族の姿をした人々が、鞠を蹴りかわす蹴鞠が奉納される。一般に公開される。13時30分から行われる。有料拝観席は2000円。 

○ピーナッツ65周年記念イベント スヌーピーと仲間たち大集合!(京都市下京区・大丸京都店・6階イベントホール、1月4日(月)~13日(水) 10:00 19:30(20:00閉場) 最終日は16:30まで(17:00閉場))
アメリカの新聞で掲載され65周年を迎えた、スヌーピーでおなじみのコミック「PEANUTS」の記念展覧会が開催される。
会場にはPEANUTSの魅力を再発見できる仕掛けが詰まった、チャーリー・ブラウンの家が再現され、コミックの世界観が楽しめる。
またコミュニケーションディレクターとして活躍する森本千絵プロデュースによるBEAGLE HUG(ビーグルハグ)の体験型コーナーには、スヌーピーと一緒に記念写真が撮れるフォトスポットも登場する。
本イベントのオリジナルグッズの他、大丸京都店開催記念アートがプリントされたクリアファイルやトートバック等が数量限定で販売される。
 

□お弓始め祭(奈良県天理市・大和[おおやまと]神社 11:50~15:00※雨天時は中止する場合あり)
御祭神八千戈大神[やちほこのおおかみ]の例祭新年を迎えての弓打ち神事として厄払いで、一年の健康と作物の豊作を祈願する。
祭典後(14時~)、拝殿前で天理南中学生15名、奈良県弓道連盟会員40名で、小笠原流弓術の作法で弓を射る。
祭典前(11時50分)から参拝者に「ぜんざい」の接待を行う。500食限定で、無くなり次第終了。早めに参拝を。
 

○福袋販売(和歌山県和歌山市・フォルテワジマ 1月4日(月) 10:00~21:00※期間中の開催日:1月4日(月)~なくなり次第終了)
1階の「Atoco」、2階の「キャラモ」で福袋を販売。雑貨やキャラクターグッズなど、キュートなアイテムをお得にゲットできる。 

○新春!「猿(申)回し公演」(和歌山県和歌山市・和歌山マリーナシティ イコラストリート、1/4(月)~24(日)※1日4回開催(10時30分、13時、14時30分、16時)1回10分~15分)
2016年の干支は「申」。それにちなんでイコラストリートで大道芸の一種である猿回しが21日間行われる。猿使いの口上や太鼓の音に合わせて猿が踊りや寸劇などを見せる。微笑ましい猿の芸を見て楽しんで。 

○フェスティバルプラザの新春・初売り(大阪府大阪市北区・中之島フェスティバルタワー1階・2階・地下1階、1/4(月) 12:30~17:00※獅子舞1月4日(月)第1回12:45~13:30、第2回16:00~16:45 ※ニューイヤー・コンサートの休憩時間にフェスティバルホールメインホワイエ、餅つき&振舞い餅1月4日(月)第1回12:30~13:00、第2回16:30~17:00)
フェスティバルプラザの新年は、新春を寿ぎ、五穀豊穣と開運厄払いを願い、獅子舞が館内を練り歩く。
またお昼休みと夕方の2回、地下1階サンクンガーデン特設会場にて餅つきを行い、つきたての御餅が来場者に振る舞われる。
 

○1月イベント「本格的なキャンドル体験~マーブルホイップコース~」@大阪の新世界でキャンドル体験(大阪府大阪市浪速区・RAiNBOW SOUL by 湯煮温 ショップ&アトリエ、1/4(月)~30(土)※会期中の開催日は1月4日・17・24・30 ※日によって開催時間が異なる)
着色をしたロウをホイップ(混ぜて固める技法)し、隙間なく着色したロウを敷き詰めて作製。集中して夢中になってしまう!と絶賛される内容だ。黙々と制作にハマりたい人、女子会や、デート、お一人様にもおすすめ。飾るとおしゃれ、灯して綺麗、使用後は鉢カバーとして使用できる万能キャンドル。正しい灯し方の実演もあり、作ったキャンドルや手持ちのキャンドルが最後まできれいに灯せるように、説明もある。

○神戸市立相楽園 冬ぼたん展・無事すぎの路(兵庫県神戸市中央区・神戸市立相楽園、1/4(月)~17(日) 9:00~17:00※木曜日休園 無事すぎの路は11日(月・祝)まで ※最終入園は16:30まで)
来園者の一年が無事すぎることを願って、相楽園では杉の葉を敷き詰めた「無事すぎの路」が用意される。
この路を通って新しい年の無病息災を祈ってみよう。
その先の芝生広場では冬ぼたん展を開催。展示されている牡丹の予約販売も行われる。(引き取りは冬ぼたん展終了後)
1/9(土)~1/11(月・祝)の間は各日先着100名様に「干支のお饅頭」のプレゼントも実施。
 

□妙覚寺ワラワラ(兵庫県西脇市・妙覚寺) 
本堂の縁側を藤蔓で叩き、蔓の先が稲穂のようにバラバラになるほど作物がよくできるとされている伝統的な行事「妙覚寺ワラワラ」。叩く音は雷の音で、降雨を祈るとともに悪霊を追い払うとされている。

○新春書初め大会(香川県高松市・高松平家物語歴史館 15:30~17:30)
新年を迎え、大きな真っ白な紙に思う言葉を力いっぱい書いてみよう! きっとすがすがしい気持ちになれるはず。
初めて筆を持つ人でも大丈夫! お手本を書いてくれるほか、手ほどきもしてくれる。学校の宿題を書いても、好きな言葉を考えてきて書いてもOK。持ってくるもの:書道用具・学校の宿題手本(ある人)・新聞紙・お手拭き。開催側で準備可能なもの:下敷き・文鎮・墨入れ・筆・墨・紙。汚れてもよい服装で参加を。

○文芸「五行歌」の世界へようこそ!(福岡県福岡市中央区・アクロス福岡2階 メッセージホワイエ、1/4(月)~10(日) 10:00~18:00※最終日16:00まで)
六月朔日光(わたぬきこう)が「五行歌」を制作して25年、展示会を初めて15年の記念展を開催。
五行歌と五行歌を4首連作した詩を中心に、ユニークなBANNERや写真とのコラボ作品を35点展示する。
※体験/五行歌・詩の作り方講座(資料代:500円)9日(土)、10日(日)14:00~
 

○伝統工芸 博多おきあげ(押絵)羽子板展(福岡県福岡市中央区・アクロス福岡1F コミュニケーションエリア、1/4(月)~10(日) 10:00~18:00※最終日16:00まで)
下絵をもとに、布や絹を使い立体的に盛り上げる「押絵細工」のことを福岡では「おきあげ」と呼ぶ。その昔、女の子が生まれると新春のお祝いに羽子板を贈る習慣があった。羽子板は、羽を突いて災いをはねのけ健やかに育ってほしいとの願いが込められている厄除けの縁起物。美しい伝統工芸の品々をお楽しみに。

□ばたばた初市(福岡県朝倉市・安長寺、1/4(月)~5(火) 11:00※大般若祈祷:両日とも午前11時から、開運福餅まき(甘木商店街・甘木門前会主催)午前11時30分から(1月4日・5日両日)) 
毎年1月4日・5日に甘木安長寺で開催されるお祭り。 疱瘡(天然痘)除けと子育て祈願の祭りとして、また物々交換の市として奈良時代より現在に伝えられている。バタバタ豆太鼓を販売したことから市の名がある。

○鷹のフライトショー(熊本県荒尾市・グリーンランド・レインボードーム 11:00 ・14:00) 
新春を迎えるグリーンランドの年始イベントに、2013年に全国競技大会で最年少優勝を果たした現役女子大生鷹匠がパフォーマンスを披露、鍛え抜かれた鷹の演技を繰り広げる。
来場者が参加できるコーナーも予定されており、観覧無料(入場料別途必要)で楽しむ事ができる。

□鷹栖観音鬼会[おにえ](大分県宇佐市・鷹栖観音観音堂、1/4(月) 20:00※開会式は午後8時、川渡りは午後8時20分から、悪魔祓いは午後8時40分から。)
新年を飾る、1200年余の歴史を持つ伝統行事。宇佐地方の疫病・飢餓を救うために始められたと言われている。
締め込み姿の若者たちが長さ2mの松明をかかげ、凍てつく駅館川を次々と渡り、対岸の観音様に1年の無病息災と五穀豊穣を祈願する。
この後、10mのドンドに火をつけて二手にわかれて鬼面を追い、松明を打ち合い悪魔払いをする、勇壮な“水と火の祭り”と続く。

 ヒヤシンス(風信子) hyacinth・白

【花言葉】白:「控えめな愛らしさ」「心静かな愛」「愛らしい」「あなたのために祈ります」「悲哀」

【概要】
ヒアシンス(風信子、飛信子、学名Hyacinthus orientalis)は、キジカクシ科ツルボ亜科ヒヤシンス属の球根性多年草ヒヤシンスとも表記する。耐寒性秋植え球根として扱われ、鉢植えや水栽培などで鑑賞される。
地中海東部沿岸からイラン、トルクメニスタン付近の原産。オスマン帝国で栽培され、園芸化された。日本には1863年に渡来。当時は「ヒヤシント」と呼ばれ、特に黄花種は黄水仙とも言われたようである。明治時代には「飛信子(ひやしんす)」「風信子(はやしんす)」などの字が当てられ、現在でも残っている。一般に広まったのは大正時代中期以降。
ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する。
 
ギリシャ神話にも登場し、古くから観賞されて数多くの品種がつくり出されてきた。日本では、10品種ほどが栽培されている。野生種の花は青紫色であるが、園芸品種は花色も豊富。主にオランダで育成され、ダッチヒヤシンスと呼ばれている。球根の表皮が花色と同じような色なので、球根を見るとおおよその花色がわかる。通常は1球から1本の花茎が出るが、大きな球根では、さらに1~2本の花茎が伸びてくる。最近は、何本もの花茎が一度に出て咲く、マルチフローラタイプの品種も育成されている。
また、水栽培が容易で、すらりと伸びた白い根や、透明な容器とマッチした全体の美しさはヒヤシンスならではのもの。 

【特徴】
草丈10cm~20cm。根生葉は15~30cmの線形から披針形。
3~5月に総状花序をだし、2~3cmの紫、白、淡紅の花が数十個つく。花冠はロート形で6裂し、裂片は反り返る。
 花色は白・青・赤・桃など、一重、八重咲きの多くの品種がある。
全草にリコリンを含む有毒植物で誤食すると胃けいれん・嘔吐・下痢、汁液がつくと皮膚炎を起こす。 
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e8/Hyacinthus_orientalis0.jpg
・全草の構造
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/be/Hyacinth_Structure_Jpn.jpg
・球根
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/Treibende_Hyazinthen.JPG
・葉
http://allthingsplants.com/pics/2015-02-19/jmorth/462bb1.jpg
・花
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/73/Hyacinth_April_2013_Tokyo.jpg
http://farm4.staticflickr.com/3019/2316240263_da3f6ebd05_z.jpg
・完熟したさく果
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b9/Hyacinthus_orientalis_Carnegie_Ripe_Seedpods_Close-up.jpg

【主な原種・園芸品種】

ヒヤシンス・シティオブハーレム 〔Hyacinthus orientalis 'City of Haarlem'〕
ダッチ・ヒヤシンス。白花。ハールレム(Haarlem)は園芸農業が盛んなオランダ西部の都市の名前である。しかし、日本での園芸名は「ハーレム」になってしまっている。 
草丈20~50cm。
 茎先に総状花序を出し、レモンイエローの花をつける。咲き始めは濃い黄色だが、だんだん色が落ちるという。根生葉は葉は幅の広い線形で多肉質。
http://217.70.34.228/artiklar/images/bilder/hyacinthus-orientalis-city-.jpg
http://ep.yimg.com/ay/monticellostore/city-of-haarlem-hyacinth-hyacinthus-orientalis-cv-212.jpg

‘カーネギー’ Hyacinthus orientalis 'Carnegie'〕
ダッチヒヤシンス。ピュアホワイトと呼ばれる白色で美しい。花茎が丈夫で倒れにくい。 
http://guiaverde.com/files/plant/BUL_028.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
花がら摘み:花が終わったら、花茎を残して、花がらを取り除く。
掘り上げ・貯蔵:6月上旬ごろ、梅雨に入る前に掘り上げる。葉をつけたまま日陰で乾燥させ、葉が枯れたら切り取って、球根を秋まで乾燥貯蔵しておく。常温でかまわない。

■栽培環境
耐寒性が強く、全国で栽培できる秋植え球根。積雪の多い地域でも庭植えで育てられる。団粒構造の水はけのよいところが適し、早春の発芽のころから花が終わるころまでは日によく当てることが大切。球根に養分が蓄えられているので、日陰でも咲くが、翌年の花数が少なくなったり、咲かなくなったりすることもある。数年間、据え置きにすることも可能であるが、病害虫の予防のために、梅雨前に掘り上げて乾燥貯蔵しておくほうが安全である。
水栽培で2月から3月に咲かせることも容易。10月から11月に栽培を始める。根が出始めたころは3日ごとに水替えするが、長く伸びてからは1週間に1回ぐらいの水替えで十分である。水位は徐々に下げていく。12月いっぱいは10℃以下になるような冷暗所に置き、芽が伸びてきたら窓辺などの日当たりへ移す。

■水やり
10月から5月までの生育期は、用土が乾いたらたっぷり与える。庭植えではほとんど必要ないが、鉢やコンテナではひどく乾燥させると根の先端が枯れて、伸長が止まってしまい、生長が悪くなるので注意する。

■肥料
植えつけの際、元肥として緩効性の粒状化成肥料と苦土石灰を用土に混ぜておく。固形の有機質肥料を施す際には、球根から離して、表土に埋めるようにする。花が終わるころに、球根を肥大させるために追肥を施す。

■用土
一般の草花用培養土が利用できる。鉢底には、大粒の鹿沼土などを入れて、水はけをよくしておくとよい。 

■植えつけ・植え替え
根は30cmほど伸びるので、庭植えにするときは腐葉土などを混ぜてよく耕しておく。球根2個分の間隔をあけて植え、深さも2個分ぐらい土がかぶさるようにする。鉢植えは、地表すれすれでかまわない。

■ふやし方
ほとんど分球しないので、数をふやすには、球根の底部をえぐり取るスクーピングや、切れ込みを入れるノッチングによって小球を発生させる。家庭園芸では、無理せずに、球根の底部に浅い切れ込みを入れる程度が安全。これだと生まれる小球の数は少なくなるが、親球も無駄にならない。この作業は休眠期に行い、球根を逆さにして乾燥貯蔵しておくと秋までには小球ができてくるので、そのまま通常どおり植えつける。

■病気と害虫
病気:黄腐病、白腐病
球根の内部から黄色く腐る黄腐病や、球根の外側から白く腐る白腐病(いずれも細菌病)には注意が必要。薬剤では防除できない。水はけをよくして、連作しないこと、梅雨前の早い時期に掘り上げることで予防に努める。
害虫:ほとんど見られない。

■まとめ
一定の寒さに当てないと花が付かない
枯れた花は1つずつ摘み取り、花茎は切らない
2~3年に1回掘りあげる 
https://www.youtube.com/watch?v=Ka3xRxgUEDc
https://www.youtube.com/watch?v=tLNYgVtdQiQ