記念日・年中行事
□お精霊迎え・送り(京都市上京区・千本ゑんま堂、8/7〈金〉~16〈日〉 6:00~22:00)
お精霊のお迎えは15日までで、お見送りは五山の送り火と共に16日。
14日には千本六斎念仏(19時~)も行われる。
□六道まいり(京都市東山区・六道珍皇寺、8/7〈金〉~9〈日〉 6:00~22:00頃)
平安京の葬送地、鳥辺野に近く、中世ごろより寺の付近がこの世とあの世の接点、つまり冥土の入口「六道の辻」といわれたことから生まれた精霊迎えの行事。線香の煙が漂うなか、水塔婆を納め、先祖の霊を迎えるため冥土にも届くといわれる梵鐘の「迎え鐘」をつく大勢の参詣者で賑わう。
(8日~10日には、松原通に夜店も出る。)
□若宮八幡宮大祭(京都市東山区・若宮八幡宮、8/7〈金〉~10〈月〉 9:00~22:00)
若宮八幡宮と陶器の神を祀る陶器神社の大祭。清水焼の窯元が多い五条坂一帯での大陶器市や様々なイベントが催される。伊万里や信楽などの有名窯元や若手作家の出店もある。
○五条坂 陶器まつり(京都市東山区・五条通(東大路~五条大橋)、8/7〈金〉~10〈月〉 9:00~22:00頃)
若宮八幡宮の例祭に因み、東大路~河原町通の間の五条通両側に約400軒の出店が、全国の陶器が並ぶ陶器市が開催される。
○第64回亀岡平和祭保津川花火大会(京都府亀山市保津町・大堰川緑地東公園 20時~※雨天時8月9日(日)に延期、以降実行まで順延)
昭和30年(1955)の世界連邦平和都市宣言に続き「世界連邦・非核平和都市宣言」が行われた亀岡市で、平和を祈念して催される花火大会。平和記念式典での明かりを保津の河原まで移して花火を打ち上げる。スターマイン、芸術花火の競演など口丹波唯一の花火が夜空を彩る。
□大仏様お身ぬぐい(奈良県奈良市雑司町・東大寺大仏殿
大仏様の魂を抜く法要の後、白装束に身を包んだ僧侶、関係者により、年に1度行われる大仏様の御身を浄める行事。高さが15mの大仏様を百数十人で掃除をし、頭や肩などの埃を落とす。※一般参加の募集は行っていない。大仏様お身ぬぐいの行事の開催時間は午前7時からだが、大仏殿の一般開門は午前7時30分であるため最初から見ることはできないので注意。
○ならシネマテーク8月上映会(奈良県奈良市北魚屋西町・奈良女子大学 講堂、8/7〈金〉~9〈日〉 10:00~19:00※7日10:00/14:00/19:00、8日14:00/19:00、9日10:00/14:00)
特定非営利活動法人 なら国際映画祭実行委員会(略称「なら国際映画祭」)は、映画館のない奈良市で気軽に映画鑑賞を楽しめるよう、毎月上映会を行う活動「ならシネマテーク」を2013年より継続している。8月はABBAの名曲の数々が堪能できる「マンマ・ミーア!」を奈良女子大学の講堂にて上映。昔ながらの35ミリフィルムでの上映で、映画らしい雰囲気が楽しめる。
○大和神社 戦艦大和みたま祭(奈良県天理市新泉町・大和神社 祖霊社前 17:00~20:00)
大和神社の祖霊社に奉斎申し上げる戦艦大和戦没将士の方々が合祀されている。時と供に風化しつつある中、先の大戦にて戦禍に倒れた多くの多くの人々に慰霊の誠を捧げ、感謝の心を伝え、世界の平和を願い、「戦艦大和みたま祭」を毎年、八月七日に執り行う。特に今年(平成二十七年)は、大東亜戦争終結七十年の節目の年。境内にはローソクや提灯が掲げられ光の空間が広がる。大正琴や小学生によるバトントワリング他あり。
○平和千羽鶴展(和泉市立北部総合福祉会館)(大阪府和泉市幸・和泉市立北部総合福祉会館、8/7〈金〉~21〈金〉※休館日:毎週日曜日、祝日 9:00~17:15※21日は午前中に展示終了)
和泉市人権平和事業実行委員会は、学校・園や個人・団体の人が平和への願いを込めて折った千羽鶴を市内公共施設等に展示する。一人ひとりが、もう一度平和を考える機会として、家族や友人と足を運んでみては。また、「平和千羽鶴展」の期間終了後、千羽鶴を広島・長崎の平和公園等の慰霊碑などに捧げられる。
○家庭でつくる旬の魚料理教室「タコ・ハモ料理」(兵庫県明石市中崎・兵庫県水産会館4F調理実習室 10:00~13:00)
家庭ですぐに実践できる魚料理を基本から学ぶ。魚料理のポイントをきっちりとおさえてレパートリーを増やそう。今回の教室では、タウリンや亜鉛などを含み夏バテにも効果が期待できるタコと、スタミナのつくとされるハモを使った料理を作る。精のつく料理を作って暑い夏を乗り切ってみては。 メニュー:タコと生姜のごはん、タコのカルパッチョ風、ハモフライ タルタルソース、オクラとチリメンの小鉢
○第40回 三原やっさ祭り(広島県三原市城町・JR三原駅南口一帯、8/7〈金〉~9〈日〉※7日〈金〉19:00~20:30 予定、8日〈土〉 15:30~22:00 予定、9日〈日〉 20:00~20:45 ※内容によって開催時間が異なる)
戦国武将・小早川隆景が約440年前に三原城を築城した際、その完成を祝って始まったとされる「やっさ踊り」を中心とした祭り。三味線、太鼓などに合わせた踊りの渦が町中を練り歩く。主に7日〈金〉・8日〈土〉はやっさ踊り、9日〈日〉は大迫力の花火大会が行われ、その他屋台村が設営されたり、イベントなどが多数開催される。
○貝がら節祭り(鳥取県鳥取市気高町・船磯海岸、浜村観光通路、8/7〈金〉~8〈土〉)
初日は大水中花火(船磯海岸 20:15~20:30)が行われ、屋台村が出店する。1日目は観光道路で貝がら節のメロディに合わせて総踊りが行われる。飛入り参加可。
○国際光年特別展「光のイリュージョン展」(山口県防府市寿町・防府市青少年科学館 ソラール、8/7〈金〉~9/13〈日〉※期間中の開催日:9月7日〈月〉を除く 9:30~17:00 最終入館16:30)
2015年の「国際光年」を記念し、「光」をテーマに、最新技術を駆使した光作品や映像作品、ホログラム等、光が織りなす不思議で美しい作品を展示する。光と光技術が生み出す幻想的な光と視覚の科学の世界を、実際に目にしたりと体験を通して楽しめる。
○第9回おのだ七夕花火(山口県山陽小野田市東沖ファクトリ・山口県立おのだサッカー交流公園 20:15~21:00)
打上花火とレーザー光線・音楽・炎のコラボレートショー。夜空に広がる色鮮やかな光が会場を包みこみ、新たな展開が人々を魅了する(予定)。
□数方庭祭[すほうていさい](山口県下関市長府宮の内町・忌宮神社境内、8/7〈金〉~13〈木〉)
悪鬼討伐の戦勝を祝って始まったと伝えられる。若者たちは鉢巻きに白装束で約20~30m、重さ80~100kgの大幡を抱えて「鬼石」の周囲を3度回る。
○BOAT RACE鳴門プレゼンツ鳴門市納涼花火大会(徳島県鳴門市撫養町・撫養川沿い鳴門市文化会館周辺 20:00~21:00※雨天時8月12日に順延)
徳島県下ではナンバー1の来客数を誇る花火大会。打上げ花火およびスターマインなど、さまざまな花火が連続して上がる様は圧巻だ。打ち上げ場が観覧場所に近いため、大迫力の花火を味わえる。
○第50回松山まつり(松山市大街道、松山市千舟町3~4、松山市堀之内/大街道、千舟町通り、城山公園(堀之内地区)、8/7〈金〉~9〈日〉※7日〈金〉堀之内会場 16:00~22:00、7日〈金〉大街道、千舟町通り会場 18:00~20:30、8日〈土〉堀之内会場 11:00~22:00、8日〈土〉・9日〈日〉大街道、千舟町通り会場 17:00~20:30、9日〈日〉堀之内会場 11:00~21:00)
野球王国、松山にふさわしい野球づくしのまつり。伝統を大切にしながらも進化し続ける「野球拳おどり」は、民謡調やロック調など連ごとに趣向を凝らし見ごたえたっぷり。快適なサンバのリズムにのって、見る者、踊る者、誰をも魅了する「野球サンバ」も見どころだ。
○村の駅五本松 夕涼み・七夕まつり(愛媛県砥部町五本松・村の駅五本松 17:00~19:30)
村の駅五本松で「夕涼み・七夕まつり」が開催される。ケン玉教室(18時~)やバザー(17時~19時30分)、肉団子、ハッシュドポテト、焼き鳥、水餃子、ソフトクリーム、ビールなどの販売も行われる。
○ふる里盆踊り大会in砥部(愛媛県砥部町千足・砥部町陶街道ゆとり公園、8/7〈金〉※雨天の場合 8/8日〈土〉 18:00~21:30)
ふる里をテーマに砥部町の盆踊り大会が開催される。盆踊りはもちろん、ステージにおけるショーや、もちまきも予定され、屋台や夜店も多数出店。ゲームコーナーなどもあり、楽しみあふれた盆踊り。みんなで楽しもう。
○徳川家康没後400年記念 「大関ヶ原展」(福岡県福岡市早良[さわら]区百道浜・福岡市博物館、8/7〈金〉~10/4〈日〉※月曜休館(祝休日の場合は翌平日休館) 9:30~17:30 ※入館は17時まで)
慶長5年(1600)9月15日、関ヶ原(岐阜県)において戦国史上最大規模の会戦がくり広げられた。わずか一日で決着がつき、徳川家康率いる東軍が、石田三成らの西軍を打ち破った天下分け目の「関ヶ原合戦」。今年は家康没後400年目にあたる。これを記念して、関ヶ原合戦の全貌に迫る展覧会を開催する。
□七夕神社の夏祭り(福岡県小郡[おごおり]市大崎・七夕神社、18:30~21:00※8月7日の早朝4時50分より奉納祈願・獅子舞氏子廻りが行われ、笹飾りは祭り翌日にお焚き上げされる。)
「七夕の里・小郡」で知られている、小郡市大崎区に七夕神社(正式名称は、媛社(ひめこそ)神社) 子供神輿や獅子が各氏子宅(大崎区)を回る伝統行事が行われる。境内には、七夕飾りや、祭り提灯、全国から寄せられた色とりどりの短冊が笹竹に飾り付けられる。また、多くの夜店が並び、家族連れや若いカップルで大変賑わいを見せる。夜は、特設ステージにおいて、多彩な演芸が催され夏の夜のひとときを楽しむことができる。
○浜玉納涼花火大会(佐賀県唐津市・浜崎海岸 20:00~21:00※小雨決行(荒天時は8/9〈日〉に延期))
佐賀県唐津市の花火大会。1300発の花火が楽しめる。また、浜崎海岸から打ち上げ場所までが近いため、頭上に花開く花火の光と音の迫力を間近に感じることができる。
○鹿島おどり(佐賀県鹿島市高津原新町・鹿島中心商店街、8/7〈金〉~9〈日〉 19:00~)
S37年大水害の翌年から市民が元気になるようにと始まった祭り。中心商店街周辺が歩行者天国となり、そろいの法被や浴衣を着た踊り手たちが、威勢良い「ヤッサ!ヤッサ!」の掛け声を響かせながら、踊り歩く。2日目の8日(土)17時30分からは子どもだけの鹿島おどりも開催される。
○玉名納涼花火大会(熊本県玉名市高瀬・菊池川河川敷高瀬大橋上流 20:00~21:00※荒天時は8/12〈水〉に延期)
県北では最大規模の花火大会。菊池川をはさんで間近で打ち上げられる花火は迫力満点。「ミュージック花火」では「音と光の幻想」を演出。みんなの希望に向かって一歩すすむという特別な一発を演出する。
○第38回火の国まつり(熊本県熊本市中央区・熊本市内中心部一帯、 8/7〈金〉~8〈土〉※小雨決行。荒天時は中止)
2015年で38回目を迎える熊本を代表する祭り。メインイベントは「おてもやん総おどり」で、約4500人が市内中心部を踊り歩く。各団体ごとに趣向を凝らしたおどりで盛り上げる。
○大分七夕まつり(大分県大分市・48万人の広場(中央通り一帯)ほか、市内中心部・8月9日〈日〉花火大会は大分川河畔(弁天大橋上流)、8/7〈金〉~9〈日〉※8月7日〈金〉・8日〈土〉 18:30~21:20、
8月9日〈日〉花火大会 20:00~)
毎年8月の第1週の週末に行われる、大分の夏の一大イベント。中央通り一帯をメイン会場とし、武者姿や昇り龍などをかたどった電飾の山車が威勢良く練り歩く「府内戦紙(ふないぱっちん)」や「おおいた市民おどりの祭典」「太鼓大会」など様々な催しが開催される。中心部商店街を華やかに彩る、趣向をこらした七夕飾りも要チェック!
○第42回いむた池納涼花火大会(鹿児島県薩摩川内市・藺牟田[いむた]池県立自然公園 20:00~21:00※小雨決行(荒天時は 8/8〈土〉に延期))
約4000発が打ち上げられる鹿児島県薩摩川内市の花火大会。特に、火山湖である藺牟田池の湖面を幅約1kmの大ナイアガラが横切るさまは幻想的だ。湖面に映る光景も合わせて目に焼き付けよう。
○蒲生郷アトリエ夜市(鹿児島県姶良市蒲生[がもう]町・姶良市蒲生観光交流センター 15:00~21:30)
手作り雑貨や木工品、陶器などなど「あいらしいモノ」を集めたマーケット。賑わう蒲生へぜひ足を運んでみよう。
ニゲラ(クロタネソウ[黒種草]) love in a mist
【花言葉】「当惑」「困惑」「未来」「夢で会いましょう」
【概要】
ニゲラ(クロタネソウ[黒種草]、学名:Nigella damascena)はキンポウゲ科ニゲラ属の一年草。
原産地は地中海沿岸地方。 日本へは江戸時代に渡来。
和名は熟したタネが黒いところにちむみ。
属名の Nigella はラテン語の「Niger(黒い)」が語源で熟したタネが黒いところにちなむ。 種小名の damascena は「(トルコの)ダマスカスの」という意味である。
英名でラブ・イン・ア・ミスト(love in a mist:霧の中の恋人)やデビル・イン・ア・ブッシュ(devil in a bush:茂みの中の悪魔)と呼ばれる。前者は細かい総ほう片に包まれた花から、後者は先端にツノ状の突起がある果実からのイメージだと思われる。
【特徴】
草丈は40~80cm。葉は細かく裂けて糸状となり、互い違いに生える(互生)。
開花期は5~7月。茎は細かく枝分かれして、その先端に一輪の花を咲かせる。花は直径3cm~5cm、色は白、青、ピンクなどがある。花びらに見える部分は萼片で、本来の花びらは退化して目立たない。花は糸状の総ほう片に包まれる。
花後にぱんぱんにふくらんだ果実(さく果;熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)ができる。熟すと裂けて中から黒いタネが出てくる。タネにはアルカロイドや揮発性の油が含まれており、薬として利用される。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/60/Nigella_damascena_Kaldari_01.jpg
・葉
http://www.calhortsociety.org/seed-exchange/seed-exchange-2002/seed-list-pages/large/nigella-damascena.jpg
・花
http://livedoor.blogimg.jp/floweringleaf/imgs/7/4/74603ed3.jpg
・実
http://www.giorgioventurini.net/fiori/ranuncolacee/nigella/nigella_tancia_IMG_5811.jpg
【主な園芸品種】
‘ペルシャン・ジュエル’ 〔Nigella damascena 'Persian Jewel'〕
混合種子で販売される。白や青、ピンク色の八重咲きの花が咲く。
http://www.rightplants4me.co.uk/sites/rightplants4me.co.uk/files/photo/Nigella%20damascena%20'Persian%20Jewel%20Sereies'~cu%20horz%20white.jpg
‘ブルー・イスタンブール’ 〔Nigella damascena 'Blue Istanbul'〕
草丈約100cm。花径6cmほどの一重咲きで、青紫色の花が咲く。花もちがよいので切花にも向く。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/a5/feb7e67a3c9a6ace675aa728d03ef2b8.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
植え付け後は、放任できる。花がら摘みも特に必要ない。
■栽培環境
水はけのよい日なたが適している。
■水やり
鉢植えでは、鉢土の表面がよく乾くのを待って、たっぷり水やりする。過湿にすると軟弱になる。庭植えでは、根がよく張ったあとは、特に乾燥しないかぎり不要。
■肥料
用土に元肥として緩効性化成肥料を混ぜ、ポットでの育苗中には緩効性化成肥料または液体肥料を定期的に追肥する。花壇にも元肥は混ぜるが、植え付けてからの追肥は不要である。肥料が多いと軟弱に育って倒れやすくなるので、規定量よりやや少なめがよい。
■用土
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適している。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土小粒5:腐葉土3:軽石2の割合で配合したものがよい。
■植え付け
秋にタネをポットにまいて育てた苗は、10月上旬~11月下旬に大きく育ったら花壇やコンテナに植え付ける。しかし、まだ根鉢のまわりの土がくずれるような若い苗であれば、引き続き鉢増しをしながら育苗して、3月中旬~4月下旬に植え付ける。花壇にタネを直まきすることもできる。
■ふやし方
タネまき:タネでふやす。9月上旬~10月下旬に、直まきするかポットにまく。光が当たっていると発芽しにくい暗発芽種子なので、十分に覆土をする。
■病気と害虫
害虫:アブラムシ
春から秋を通して、茎や葉に3mmほどのアブラムシが群生して、生育を阻害する。早期に発見し、駆除する。数が少ないうちならつぶして退治できる。風通しが悪いときやチッ素過多のときによく発生するので、置き場や肥料にも注意する。
■まとめ
タネは光に当たると発芽しない
耐寒性が強いが、霜柱に注意(苗が持ち上げられる)
発芽適温が比較的低温なので、タネまきは9月中旬以降