記念日
●油の日
日常生活で必要で大切なさまざまな油について考えるきっかけの日となることを願い、京都
府大山崎町にある離宮八幡宮と、東京に本社を置き様々な油脂事業を展開するカネダ株式
会社が制定。離宮八幡宮は「長木」というてこを応用した油を搾る道具を発明し、これが企
業規模の搾油の始まりとされることから日本の製油発祥の地と言われる。日付は859年8
月23日に清和天皇の勅令により九州にあった宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されたことから。
●コイケヤポテトチップスの日
1962年8月23日に、日本人の味覚にマッチしたオリジナルのポテトチップス「コイケヤポテ
トチップスのり塩」を発売した株式会社湖池屋が制定。2012年が発売50周年となる。コイ
ケヤポテトチップスにはのり塩をはじめガーリック、リッチカット、プレミアムなど、人気商品が
多数ある。
☆処暑[しょしょ]
二十四節季の一つで、暑さが峠を越えて後退し始める頃。
天文学的には太陽が黄径150度の点を通過する時。
二百十日・二百二十日とともに、台風の特異日とされている。
▲奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー(International Day for the
Remembrance of the Slave Trade and Its Abolition)
国際デーの一つ。1998年にユネスコが制定。
1791年のこの日、ハイチ植民地のサン=ドマング(現在のハイチ)で、大西洋奴隷貿易の
廃止の重要なきっかけとなったハイチ革命が始まった。
●白虎隊自刃の日
1868年のこの日、戊辰戦争で会津藩の白虎隊が城下の飯盛山で自刃した。
会津藩では軍を年齢により白虎、朱雀・青龍・玄武の4つの班に分けており、最年少の白虎
隊は16~17歳の少年で構成されていた。会津藩等の奥羽越列藩同盟が官軍と戦闘状態
に入ると白虎隊も実戦に参加し、越後戦争や会津戦争で死闘を繰り広げていた。
この日、飯盛山に白虎隊の士中二番隊員が、城下に火が上がったのを会津城が落城したも
のと思い、20人の隊員全員が自刃した。
※一遍忌、遊行忌
時宗の開祖・一遍上人の1289年の忌日。
モルセラ(カイガラサルビア)shell flower / bells of Ireland
【花言葉】「永遠の感謝」「希望」
【概要】
モルセラ(カイガラサルビア[貝殻サルビア]、学名:Moluccella laevis)はシソ科モルセラ
(モルッケア)属の一年草(多年草)。シリア原産で、地中海沿岸~インド北西部に4種が分
布する。その中でも園芸で親しまれていているのはシリアの乾燥している地方に自生するモ
ルセラ・ラエヴィスという種で、モルセラといえばこの種のことを指すのが一般的である。
花萼は杯状で特殊な形をし、貝殻に似ているためカイガラサルビアの和名がある。英名で
もシェルフラワー(貝殻の花)と言われる。 また、アイルランドで盛んに栽培されているので
bells of Ireland(アイルランドのベル)の美称もある。
属名のMoluccellaは、原産地がインドネシアのMolucca(モルッカ諸島)に間違えらた際
に、Moluccaに似た言葉Moluccellaに名付けられた。種小名laevisは「無毛の」という意味
である。
【特徴】
草丈40~90m、葉はほぼ円形で対生し葉の縁に切れ込みがある。各々の葉腋に花を付
ける。
開花期は7~9月で、白色で桃色がかった花で、ハッカに似た芳香がある。この花冠を径3
cmくらいの淡緑色の萼片が包み込むように付く。
花後に付く実は3稜形で、無毛の分果となり、分果は4個ある。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8d/Moluccella_laevis_%2
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
基本的にタネをまいて苗作りして育てるが、草丈が10cmほどに育った頃に芽先を摘むと脇
芽が伸びてきて花が咲いたときに草丈が揃う。芽先を摘まなくても枝分かれするが、花が咲
いたときの草丈の高低ができ、アンバランスな株になってしまう。
草丈が伸びてきて倒れそうになってきたら支柱を立てる。
ドライフラワーにする場合、花穂の下から刈り取って数本を束ねて風通しのよい日陰に吊る
して十分乾燥させる。
■日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好む。暑さには強いがじめじめした湿気を嫌う。だから、日本の気候
にはあまり適さない(夏は湿気の少ないからっとした暑さや冷涼地を好む)。
夏はできるだけ風通しの良い場所で育てて、枝や葉の混み合ったところは多湿になるのを
防ぐために間引く。
■水遣り・肥料
じめじめした土を嫌うので水の遣り過ぎに注意する。土の表面が乾いてから水を与えるよう
にし、やや乾燥気味に保つようにする。元々乾燥した土地に自生する植物で、庭植えは真夏
に極端に乾燥しない限り水を与える必要はない。
草花の中では肥料をたくさん必要とするので、常に肥料を切らさないようにする。肥料が少
ないと花茎も伸びずに、花付きも悪くなり株全体がいじけたように小さくなってしまう。
土に予め緩効性の粒状肥料を混ぜ込んでおき、追肥として1ヶ月半に1回株元に粒状肥料
の化成肥料を与える。同時に2週間に1回液体肥料を与える。ここで注意したいのは窒素分
の多い肥料を与えると葉ばかり茂って花が付きにくくなるので、液体肥料はカリ分の割合が
多いものを与える。
■用土
水はけの良い土が適している。赤玉土小粒7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用する。
弱アルカリ性の土を好むので、庭植えは予め石灰を混ぜ込んでおき酸性を中和しておく。
■植え替え・植え付け
一年草で春にタネをまくと秋には枯れてしまうので植え替えの必要はない。
■ふやし方
タネからふやす。タネの発芽温度は15~20℃。苗は移植を嫌い、植え替えても根付きにく
いので庭や鉢に直接まいて間引きながら育てるか、まだ苗が小さいうち(本葉が3枚くらいの
時)に根を傷つけないように丁寧に移植を行う。
10日ほどで発芽するので混み合った部分は間引いていって最終的には株と株の間隔は3
0cm以上になるようにする。植える場所を決めていなかったりまだ花壇が開いていないよう
な場合はビニールポットにまいて発芽したら1本に間引き、6月頃に根鉢を崩さないように
鉢や庭に植え付ける。
高温多湿期には花がきれいに咲かないので、発芽温度がキープできるなら早めにまいた方
がよい。その方が花も早い時期から咲く。
■かかりやすい病害虫
特にない。
■まとめ
暑さには強い方だが高温多湿を嫌い、乾燥した気候を好む
肥料が多い方がよく育ち、花もたくさん付く
草丈が10cmくらいのときに芽先を摘むと枝数が増える
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Moluccella-