記念日
●箸の日
「箸を正しく使おう」という民俗学者の提唱で、わりばし組合が1975年に制定。
「は(8)し(4)」(箸)の語呂合わせ。
東京・千代田区の日枝神社では、神前に長さ1mの箸を供え、古い箸を焼いて供養する箸
供養祭が行われる。
●橋の日
宮崎県の「橋の日実行委員会」が1986年に制定。
「は(8)し(4)」(橋)の語呂合わせ。
●吊り橋の日
日本最長の鉄線の吊り橋「谷瀬の吊り橋」など、村内に80ヵ所の吊り橋のある奈良県十津
川村が制定。
「は(8)し(4)」(橋)の語呂合わせ。
●ビヤホールの日
ビヤホールチェーンの銀座ライオンが制定。
1899年のこの日、東京・瓶座の新橋際に、現存する中では日本で最も古いビアホール「ヱ
ビスヤビアホール」(銀座ライオンの前身)が開店した。
●ゆかたの日
兵庫県城崎町の城崎温泉観光協会が制定。
「城崎ふるさと祭り」の開催日。
●パチスロの日
パチンコ店などに設置されたスロットマシンのパチスロ。正式名称を回胴式遊技機という大
人の娯楽を社会に広くアピールし、全国のパチスロファンに感謝する日をと、業界団体の日
本電電動式遊技機工業協同組合と回胴式遊技機商業協同組合が制定。日付は8と4で「
パチスロ」と読む語呂合わせから。
●ヤマヨシの日
「わさビーフ」「マヨビーフ」などの人気のポテトチップスやスナック菓子を製造販売している山
芳製菓株式会社が制定。美味しい山芳のブランド商品をアピールするのが目的。日付は8と
4で「山芳[ヤマヨシ]」と読む語呂合わせから。因みにホームページアドレスも8044.jpで
「ヤマヨシ」となっている。
※夕爾忌
詩人・俳人の木下夕爾[きのしたゆうじ]の1965年の忌日。
詩集:『生まれた家』、句集:『遠雷』など。
「家々や 菜の花いろの 灯をともし」
ユーコミス pineapple lily
【花言葉】「完全」「完璧」
【概要】
ユーコミス(Eucomis)は属名を「エウコミス」とも言い、ギリシア語で「美しい頭の毛」という
意味で、これは花茎の頂点に小さな葉がたくさん付いてる形状に由来する。ユーコミスは
ユリ科(若しくはヒアシンス科)ユーコミス属の球根植物で、南アフリカにおよそ10種、中央
アフリカに1種分布する。球根はやや大型で生長すると球周20cmにもなる。
夏に小さな花が花茎に沿って穂状にたくさん付きその頂点にちいさな葉がたくさん付く姿が
パイナップルに似ていることからパイナップルリリーの別名で呼ばれることも多い。
花色は白や淡緑色焼色などがあり、日本には昭和30年代に入ってきた。
ユーコミスは属名であるが、ユーコミス・アウツムナリス(Eucomis autumnalis)のことを
指すことが一般的である。
【特徴】
・ユーコミス・アウツムナリス(黒星万年青[くろほしおもと]、E.autumnalis)
原産地は南アフリカで草丈30~80cm、地際から生える葉は幅の広い線形で輪生し、ロゼ
ット状になる。主な開花期は7~8月頃で茎先に円柱状の総状花序(柄のある花が花茎に
均等に付く)を出し、白い星型の小花がたくさん付く。下から上へと順次開花していき、咲き
進むと白から緑色になる。花径は2cmくらいで、花披片は6枚である。園芸品種の花色は多
彩で淡緑色、緑色、赤紫色などがある。
花後にできる実は果「さくか]である。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5f/Eucomis_autumnalis_
・ユーコミス・コモーサ(ホシオモト[星万年青]、E.comosa)
原産地は南アフリカのケープ地方。日本は明治時代の末期に渡来。草丈30~50cm。
http://tikorangi.files.wordpress.com/2010/01/eucomis-or-pineapple-lily-
・ユーコミス・ザンベシアカ(E.zambesiaca)
原産地は東アフリカ(マラウイ)。矮性種で草丈30cmほど。
http://ep.yimg.com/ca/I/yhst-27104608415819_2271_68887086
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
花が咲き終わったら花茎ごと切り落とす。枯れたままの花茎をそのままにしておくと養分がタ
ネを作る為に花茎の方へ行き球根の栄養が取られてしまう。球根を太らせて翌年も元気に
生長させるためにも、花後の花茎は早めに切り取る。
■日当たり・置き場所
日のよく当たる場所を好むので、日当たりの良い場所で育てる。耐寒性、耐暑性も強く剛健
な植物なので暑さ、寒さに特に気を使う必要はない。冬でも屋外で越冬可能である。
■水遣り・肥料
生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと水をを与える。11月~3月は球根は休眠に入
り生長しない。10月頃から徐々に水遣りを少なくして、休眠期は完全に水を断つ。地植えの
場合も鉢植えの場合も掘り上げる必要は全くない。
肥料は植え付ける際に予め土に緩効性の粒状肥料を混ぜ込んでおく。5月と花後に追肥を
与える。窒素分の多い肥料を与えると株が軟弱に育ってしまうので、できればカリウム(カ
リ)の多く含んだ肥料を与える。追肥は土に混ぜ込んだものでも液体肥料でも構わない。液
体肥料の場合、通常より濃度の薄めのものを与える。
■用土
水はけがよく有機質に富んだ土が適している。赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用
する。地植えの場合は、予め腐葉土や堆肥などの有機質を混ぜ込んでおく。
■植え替え
植え替えの適期は3~4月。球根が大型で根もよく張るので鉢植えにする場合は大きめの
鉢が必要。5~8号鉢(直径15~24cm)に1球が目安。球根の先が地面から出るか出な
いかくらいの深さの浅植えにする。
地植えの場合は球根の先端が深さ5~10cmくらいの位置に来るように植え付ける。大きく
なるので複数植える場合は40~50cm間隔で植え付ける。
鉢植えの場合は毎年新しい土で植え替える。地植えは放っておいてもよく育つが、年々球
根が育っていき窮屈になってくると球根が競り上がってくる。その場合は分球も兼ねて植え
替えを行う。
■ふやし方
タネまきと分球でふやすことができる。分球はよく切れるナイフなどで球根を割ってそれぞれ
植え付ける。株が多きなったものは構わないが、小さいものは無闇に行わない方がよい。
タネは自家採集してまく。花が咲く大きさになるまで最低3~4年はかかる。
■かかりやすい病害虫
特にない。
■まとめ
休眠期は水を与えない
枯れてきたら花茎を切り取る
鉢植えの場合は毎年植え替える
http://www.youtube.com/watch?v=p-CryLlDieA