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8月14日「専売特許の日」 誕生花:ウォールジャーマンダー

2013-08-14 00:52:22 | 雑記

 記念日

専売特許の日

1885年のこの日、日本初の専売特許が交付された。

7月に施行された「専売特許条例」に基くもので、堀田瑞松の錆止め塗料ほか7件が認めら

れた。

裸足の記念日

身体と心の専門家「ボディマイスター」の養成スクールと知られている一般社団法人「日本ス

ポーツ&ボディ・マイスター協会」が制定。裸足で生活したり、裸足でランニングすることで、

人間本来の感覚を取り戻し健康になってもらう活動を広めるのが目的。裸足ウォーキングな

どのイベント、講座を開催する。「は(8)だ(1)し(4)」の語呂合わせから。

□マクシミリアノ・コルベ神父の祝日(カトリック)

ポーランドの織物職人の子として生まれたコルベ神父は、フランシスコ会に入り、1930年か

ら8年間日本で宣教活動を行った。帰国後、その教えがナチスの思想と相反するものであっ

たことからゲシュタポに捕えられ、アウシュビッツ強制収容所に送られた。そこで見せしめの

為に処刑される見ず知らずの他人の身代わりとなって餓死刑となり、「聖母の被昇天祭」の

前日8月14日に亡くなった。

1982年10月17日、教皇ヨハネス=パウルス2世により「愛の殉教者」として聖人の列に

加えられた。

 ウォールジャーマンダー wall germander

【花言葉】「愛敬」「淡白」

【概要】

ウォールジャーマンダー(英名:wall germander、学名:Teucrium chamaedrys)はシソ

科ニガグサ属の多年草(半低木)である。原産地は地中海沿岸~中央アジアである。日当

たりよい砂礫地などに生える。ハーブガーデンの定番的な植物のひとつで、古くは花壇の縁

取りや敷石の間に植え込み、乾燥した葉を床にばらまいて、疫病・虫除けとして利用されて

いた。

和名はニガグサ(苦草)であるが、葉や茎を舐めても苦くない。

属名のテウクリウム(Teucrium)は、古代トロイの王様テウケル(Teucer)に由来する。薬と

して始めて使用したのがこの人だと言うことで古代ローマの医師ディオスコリデスによって命

名されたということである。種小名のカマエドリス(chamaedrys)は「地面」「柏」の2つの単

語からなっており、葉が柏の葉の形に似ていることに因む。

【特徴】

草丈は15~30cmくらいで、茎は地面を這って広がる。付け根の部分は木質化する。

葉は長さ2cmくらいの楕円形で、対生する。葉の色は濃い緑色で艶があり、縁には粗い鋸

歯がある。

開花時期は7~8月で、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に付く)を出し、淡い紅

紫色の唇形の花を輪生させる。花にはよい香りがある。

花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。

・草姿

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/66/TeucriumChamaedrys

.jpg

・花序

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/7d/Lamiaceae_-

_Teucrium_chamaedrys-1.JPG 

・花

http://en.wikipedia.org/wiki/File:Teucrium_chamaedrys_290807.jpg

・葉

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/97/Lamiaceae_-

_Teucrium_chamaedrys.JPG

【詳しい育て方】

■利用・収穫

主な利用法は鑑賞・食用。

花壇の縁取りや踏み石の間に植え付けるほか、切花として利用でき、若葉をサラダに、花付

きの枝をワインの風味付けなどに利用でき、葉を使ったお茶は利尿、殺菌などの効果があ

るとされているが、長期間、若しくは大量の使用で肝臓障害に陥る恐れがある。乾燥させて

保存する場合は開花期に茎ごと刈り取って束にして、風通しのよい日陰に吊るす。

季節・日常の手入れ

特に手間は掛からないが見た目が悪いので枯れた花は摘み取る。また、花がら摘みを行う

ことで次々と新しい花が咲いていく。

鉢植えでも育てられるが、地下茎が四方に広がっていくので地植えの方が適している。

日当たり・置き場所

日当たりがよくて乾燥した土壌を好む。生育適温は20℃前後であるが、適応性は高くて暑

さ・寒さともに強いので特に何かする必要はない。特に耐寒性は強くー30℃程度まで枯れ

ずに耐えると言われている。

水遣り・肥料

乾き気味の環境を好み、じめじめした多湿を嫌う。ひどく乾くようなら水を与えるが、花壇植

えなら特に水を与えなくても自然の雨だけで大丈夫である。水を遣り過ぎて過湿になると根

が腐って枯れてしまうことがある。

肥料は特に与えなくても育つ。どうしても与えたい場合は春~夏の生育期、固形肥料を少量

施す。

■用土

水はけのよい土を好む。鉢植えの場合、赤玉土小粒7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使う。

植え替え・植え付け

地植えの場合は植え替える必要はない。鉢植えのものは鉢の中が株でいっぱいになったら

一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行う。適期は春4~6月。

ふやし方

タネまき、挿し木、株分けでふやすことができる。

タネまきの適期は初夏、タネまき後はごく薄く土を被せる。繁殖力が旺盛なので発芽後は手

をかけずに育つが、花が咲くまで年数がかかる。

挿し木は6月頃が適期。芽の先端から10cn程度の長さに茎を切り取り、土に挿す部分の下

の方の葉を取り除いて、半日ほど水に挿して吸水させから、赤玉土や川砂に挿す。直射日

光を避けた場所で乾かないように管理すると。3週間前後で根を出す。その後新芽が伸びて

きたら鉢や花壇に植え付ける。

株分けは4月が適期。四方に伸びる地下茎を切って株を分ける。

かかりやすい病害虫

特にない。

まとめ

乾燥気味でよく育つ

肥料はほとんど要らない

地下茎でよく広がる